草原五一五

華気心

撥ね留(る)星々


霞草、石榴、小百合、我
地球有優彌人、蔑情
昨日草々、青、沍玉手黔、花體、花
蔑情我、烈居劣居禾有静、美



 草は霞み、石榴、小百合、花と私
蔑(な)い男、優しい男、地球、私の情けなやの事。
昨日は、草々が黒かった、青よ、沍(こお)った体を花(釈迦)は、
抱かれたのだ。花よ、私の体は軽く…
情けなや、烈く有り、静かに有り、劣って居て、和やか。美しい。


水不離 別処好趣 水不離 可得許何
 薄苦薄苦 真 薄苦薄苦 心 喜新有遠
 南無妙法蓮華経 風漂瓶生彼経 此是云縁

 我悲是縁 非因 蝶虫無相
 得待得待 開乃花 貝乃花
 育育(すくすく)給ふ
 行行(いくいく)諸此

 軽花かるばな
 成於  
 

 水は離れず、好みを持って、水は離れず、「いいか?」と問う。ばくばく、心を震わせ、新しい喜びを受け入れる。
ボトルメール、言葉、これらの縁と云う縁を奠め。
私は悲しむ。何の理由も無い。蝶は無我で有るし、私はもともと徳が有る。開く花に揺蕩んで、すくすく雨を赦し、色んな所に行けるように。

ああ。

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