ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下部下にトロトロに溺愛されてます。
まったりデートでお泊まりです 松田side⑵
さすがに三人同じ部屋に眠るのは俺自身がかなり嫌だったので誠が普段使っている布団をリビングに敷いて寝てもらう事にした。嫌だ! と誠は散々駄々をこねていたがそんな物は知らない。嫌がる誠を横目に淡々と布団を敷いた。
「じゃあ俺らは寝るから、おやすみ」
「ま、誠さん、お、おやすみなさい」
なんだか後ろでぶつくさ誠が文句を言っていたようだがスルーした。
誠をリビングに残し彼女と寝室へ向かう。
彼女の表情を見てすぐに分かる、多分少し警戒している。誠もいるし、今日は既にもう二回彼女を抱いたので体力的にも彼女にはきついだろうと思い今夜はぐっと我慢することに決めた。
(誠が居なかったらまた抱いてたかもな……)
ベットに先に入り、おいでと隣に彼女を引き寄せ抱きしめる。まだまだ緊張している様子の彼女の身体はカチカチに固まっており心臓がバクバクと脈打っている音がパジャマ越しでも感じ取れる。
小柄な彼女はギュッと俺の胸に顔を埋め、すっぽりと俺に包まれている。彼女の艶のある綺麗な黒髪からはふんわりと自分と同じシャンプーの匂いがして胸が高鳴り、綺麗な黒髪にチュッとキスをした。
衝突的に好きと言う言葉が口から漏れた。
ゆっくりと顔を上げた彼女の顔は耳まで真っ赤に染まっていてまるで熟れた林檎のように赤く艶めいていた。
「……私も」
全身がブワッと熱くなる。
彼女が素直に口にしてくれた事が嬉しくて涙が出そうになった。
嬉しい、好きだ、幸せ、愛してる。
唇が触れる程度のキスをした。
それ以上したら我慢が出来なくなりそうだったからだ。
抱きたい気持ちをグッと我慢し、俺は彼女の頭を優しくずっと撫で続けた。
「あ~なんで誠が来ちゃったんだろ、本当に気を遣わせちゃってすいません」
「気にしないで、二人は家族も同然なんだから」
「そうですね、本当ずっと一緒にいたからな……」
「……ちょっと羨ましいな」
「なんで?」
「だって……松田君の事知り尽くしてるって感じで、松田君も誠さんと話す時はなんだか気を許したかんじで、昔の松田君のこと私も知りたいなって……あ~、ごめん! 重い女になってるよね! 忘れて!」
「凄い嬉しいです……これから少しずつお互いの事を沢山知っていきましょう。重くなんかないです、愛されてるって実感できて、むしろ軽いくらいですよ?」
ベットの上で抱き合いながら笑い合い、とても穏やかな時間が流れた。
なんだかんだでくだらない話ばかりしていたら、スースーと小さくて可愛い寝息が聞こえてきた。
「真紀? 寝ちゃったね、おやすみなさい」
寝ている彼女の頬にキスをし、眠くなるまでジッと彼女の寝顔を眺めた。
俺の歓迎会の日に彼女が酔っ払って朝まで一緒に寝れるラッキーハプニングがあったがその時とはまた全然違う。
今夜初めて彼女の肌の温もりを感じながら朝を迎える。
「じゃあ俺らは寝るから、おやすみ」
「ま、誠さん、お、おやすみなさい」
なんだか後ろでぶつくさ誠が文句を言っていたようだがスルーした。
誠をリビングに残し彼女と寝室へ向かう。
彼女の表情を見てすぐに分かる、多分少し警戒している。誠もいるし、今日は既にもう二回彼女を抱いたので体力的にも彼女にはきついだろうと思い今夜はぐっと我慢することに決めた。
(誠が居なかったらまた抱いてたかもな……)
ベットに先に入り、おいでと隣に彼女を引き寄せ抱きしめる。まだまだ緊張している様子の彼女の身体はカチカチに固まっており心臓がバクバクと脈打っている音がパジャマ越しでも感じ取れる。
小柄な彼女はギュッと俺の胸に顔を埋め、すっぽりと俺に包まれている。彼女の艶のある綺麗な黒髪からはふんわりと自分と同じシャンプーの匂いがして胸が高鳴り、綺麗な黒髪にチュッとキスをした。
衝突的に好きと言う言葉が口から漏れた。
ゆっくりと顔を上げた彼女の顔は耳まで真っ赤に染まっていてまるで熟れた林檎のように赤く艶めいていた。
「……私も」
全身がブワッと熱くなる。
彼女が素直に口にしてくれた事が嬉しくて涙が出そうになった。
嬉しい、好きだ、幸せ、愛してる。
唇が触れる程度のキスをした。
それ以上したら我慢が出来なくなりそうだったからだ。
抱きたい気持ちをグッと我慢し、俺は彼女の頭を優しくずっと撫で続けた。
「あ~なんで誠が来ちゃったんだろ、本当に気を遣わせちゃってすいません」
「気にしないで、二人は家族も同然なんだから」
「そうですね、本当ずっと一緒にいたからな……」
「……ちょっと羨ましいな」
「なんで?」
「だって……松田君の事知り尽くしてるって感じで、松田君も誠さんと話す時はなんだか気を許したかんじで、昔の松田君のこと私も知りたいなって……あ~、ごめん! 重い女になってるよね! 忘れて!」
「凄い嬉しいです……これから少しずつお互いの事を沢山知っていきましょう。重くなんかないです、愛されてるって実感できて、むしろ軽いくらいですよ?」
ベットの上で抱き合いながら笑い合い、とても穏やかな時間が流れた。
なんだかんだでくだらない話ばかりしていたら、スースーと小さくて可愛い寝息が聞こえてきた。
「真紀? 寝ちゃったね、おやすみなさい」
寝ている彼女の頬にキスをし、眠くなるまでジッと彼女の寝顔を眺めた。
俺の歓迎会の日に彼女が酔っ払って朝まで一緒に寝れるラッキーハプニングがあったがその時とはまた全然違う。
今夜初めて彼女の肌の温もりを感じながら朝を迎える。
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