没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります
第五話 オルレリアン家にようこそ!
ジジルはアニエスに屋敷の中を案内する。
「まず、部屋を先に案内するわね。エリーック!!」
執事である息子を呼び、鞄を持ってついて来るように命じた。
「あの、鞄はわたくしが自分で」
「いいの。ここでは重い物を持つのは男の仕事だから」
「ですが――」
ジジルはアニエスを振り返り、「使用人頭の言うことは絶対」と言い、しっかりと復唱もさせる。
「分かった?」
「……はい」
それから屋敷内を歩きながら、部屋の案内をしていく。
「三階が使用人の居住区、二階が旦那様の生活範囲、一階が調理場とか洗濯をしたりする仕事場」
「はい」
三階にあるのは使用人の個人部屋と、物置、簡易洗面所、リネン室など。
「ここの使用人は全員で六名。みんな私の家族よ。前を歩いているのが長男で、執事をしているエリック、調理場担当は次男のアレン。食事はみんなで協力をして作っているわ。下働きは娘達、キャロルとセリアがしているの。お世話するのは旦那様一人だし、この通り屋敷も大きくないから」
ちょうどジジルの長女が二ヶ月前に結婚をして、新しい使用人を雇おうか検討中だったと言う。
「だから、ちょうど良かった」
「お役に立てるよう、励みます」
「よろしくね。まあでも、人数が少ないからって心配しないでね。今までも人が足りない日は、日雇いで来てもらうこともあったから」
「はい」
前向きな様子を見せているアニエスに、ジジルはにっこりと微笑みかける。
三階にある使用人の居住区は家族で使っているので、男女の区切りはない。
「大昔、タウンハウスとして使っている時は、使用人は地下と三階、男女に分かれて使っていたの。でも安心して、あなたの使う部屋は、厳重な鍵のある場所だから」
二ヶ月前まで長女が使っていた、屋根裏部屋を使うといいと言う。
「男と同じ居住区で心配でしょうけれど、残念なことにあなたは息子達の好みじゃないと思うわ」
どういうことかと首を傾げていれば、ジジルは目を細めながら言う。
「私を連想するから、同じ金髪の女性には興味ないって、子供の時から言っていたの」
「まあ」
「失礼よねえ」
そんな話をしているうちに、三階から階段で上がった先にある屋根裏部屋に辿り着いた。
エリックは扉の前に鞄を置き、何も言わずに去って行く。
アニエスはその後ろ姿にお礼を言うことになった。
「ごめんなさいね。あの子、ちょっと変わっているの」
仕事はきちんとするので許してねとジジルは言う。
息子の態度に苦笑しながら、腰より吊り下げていた鍵の束を取る。
「ここ、二ヶ月開かずの扉だったのよね」
基本的に、使用人は使う部屋しか掃除をしない。
雇う人数を増やさない代わりに、ベルナールが決めたことであった。
「まあ、二ヶ月しか経っていないし、そこまで酷いことには――」
鍵を開けて扉を引けば、埃っぽい空気が漂う。
「ごめんなさい、ちょっと思ったよりも凄かったわ」
手にしていた角灯で部屋を照らしながら、窓を開きに行く。
ひやりとした、森の澄んだ空気が窓から吹き、室内の埃っぽさは多少薄れた。
「アニエスさん、これ、ちょっと持っていてくれる?」
「はい」
角灯をアニエスに渡し、天井から吊るされていた灯りを点けた。
「家具とか、運ぶのが面倒って言ってほとんど置いて行ったのよ。良かったら使ってね」
「ありがとうございます」
屋根裏部屋は天井が低く、広くもなかった。だが、壁も天井も暖炉すら白く、清潔感のある内装だった。他にも、丸い机に椅子、衣装入れに至るまで全て白で統一している。
部屋の中を占めるのは、大きな寝台だ。壁には本棚があり、書籍が隙間なく詰まっている。
「全部ね、塗ったのよ。弟達をこきつかって」
「おとぎ話に出てくるような、可愛いお部屋です」
「娘もそんなことを言っていたわ」
布団はあとで持ち込むとジジルは言う。
「あとは、掃除をしなきゃね」
まだ床などにうっすらと埃がある。掃除をする必要があった。
洗面所に置いてある掃除道具と、水を取りに行く。
「さて、始めますか」
「はい」
二人で部屋を綺麗にしていく。アニエスも慣れないなりに頑張った。
◇◇◇
帰宅後、自室にまっすぐやって来たベルナールは、長椅子に腰かけて頭を抱えていた。
――いったい、どうしてこんなことに!?
ちょっとした意地悪のつもりだった。
アニエスが要求を呑むと言っても、支配下に置いて「ざまあみろと」清々しい思いになるはずだったのに、気分は全くすっきりしない。
雇ってやると言えば、彼女の自尊心を傷つけることが出来ると考えていた。――なのに、その目論見は大きく外れる。アニエスは雇ってくれることに対して、感謝をしていた。
五年前、ベルナールを蔑むように見ていた伯爵令嬢とは別人のように見える。
もしかして勘違いだったのではと思ったが、その後、幾度となく出会った時の記憶を蘇らせ、やっぱり気のせいだと、頭を横に振って否定した。
部屋でぼんやりと過ごしていたら、扉が叩かれる。
やって来たのは執事であるエリックだった。
「旦那様、新しい使用人の契約書です。内容をご確認下さい」
「……ああ」
机の上に一枚の書類が置かれる。
エリックは風呂にするか食事にするかを聞き、一礼して部屋を去って行く。
ベルナールは書類に触れずに、目線だけで文字を追う。
そこには、就業規約が事細かに書かれていた。
浮かんできたのは一つの疑問。
――本当の本当に雇うのか!?
心の中で自問する。
早まったことをしているのではと、額に汗を掻いた。
あんなにも、周囲にチヤホヤされていたアニエスを放置している理由があるはずだと、今更ながら気付いた。それを、ベルナールは思いつきもしない。
だが、一度言ったことを反故にするのもどうかと思った。
――ああ、もう、面倒臭い!!
抱えていた頭を乱暴に掻きむしる。
いますぐにでも、契約書を破って無かったことにしたいと考える。あの時、アニエスに出会わなければと、己の運の悪さを呪った。
混乱した中で、ふと、父が言っていたことを思い出す。
――分からないことや困ったことがあれば、騎士の教えに従え。
幼い頃より何度も聞かされた言葉が蘇った。ぐっと眉間に皺を寄せながら、騎士の教えを反芻させる。
――弱き者を助け、礼儀を重んじ、悪を打ちのめす。
それに従うならば、答えは一つしかない。
「――クソ!!」
肌寒い中、アニエスがみすぼらしい格好で震えていた姿は演技には見えなかった。故に彼女は、ベルナールが守らなければならない者に間違いないと思う。
半ば、自棄になりながら執事を呼んだ。
「おい、あの女を呼んで来い」
「アニエス・レーヴェルジュのことでしょうか?」
「そうだ。早く行け」
「承知いたしました」
執務室からペンとインク壺を持って来て、雑な動作で机の上に置く。
アニエスはすぐにやって来た。
「オルレリアン様、お呼びでしょうか?」
「……ああ」
ベルナールは顎先で長椅子に座るように指示をした。
アニエスは失礼しますと言って、ベルナールの隣に腰を下ろす。
「な、なんで隣に座るんだよ!!」
「あ、こ、こちらを示しているように見えたので」
「普通は対面する位置だろう!?」
「ごめんなさい……」
慌てて立ち上がろうとするのを手で制す。座る場所をああだこうだ言うなんて、小さなことだと気付いたからだ。
心臓がバクバクと激しい鼓動を打っていた。
ここ数年、同じ年頃の女性とあまり接したことがないので、どういう風な態度でいればいいのか分からなくなっているのだ。
ちなみに、ジジルの娘達は赤ちゃんの頃から知っているので、異性だと思っていない。
さっさと要件を済ませて、部屋から居なくなってもらおうと思った。
机の上の契約書を掴み、アニエスの方へと向ける。
「これ、契約書だ。よく読んで決めろ!!」
「はい、ありがとうございます」
そのまま契約書を受け取ると思いきや、アニエスは身を乗り出して文字を読もうとする。
あまりにも急に接近をしてきたので、ベルナールは驚いた。
ふわりと甘い香りが漂い、さらなる混乱状態となる。
「――ち、ちょっ、お前、近い!!」
眼前にあったアニエスを、慌てて押して遠ざけた。契約書は投げるようにして、膝の上に置く。
「ごめんなさい、よく見えなくて」
「紙くらい自分で持てるだろ!!」
「すみません」
顔を真っ赤にして怒るベルナールは、アニエスの心からの謝罪を聞き流していた。
「本当に、申し訳ないです」
「いいから契約書、早く読め!」
「はい」
ベルナールに促されて、アニエスは契約書を読み始める。
紙を目の前に持って行き、真剣な顔で契約内容を読み進めていた。
「読みました」
「……ああ」
「あの、これから、よろしくお願いいたします」
「……ああ」
給料は決して高くはない。労働条件も、生活環境も良いわけではなかった。
だが、アニエスはここで働くと言った。
ベルナールは、乗り気じゃない様子で契約書への署名を求める。
「……内容に不服が無いのならば、一番下に自分の名前を書け」
「分かりました」
低い机に顔を近づけ、アニエス・レーヴェルジュという署名を書く。ベルナールはその姿を眺めながらこっそりとため息を吐いていた。
「まず、部屋を先に案内するわね。エリーック!!」
執事である息子を呼び、鞄を持ってついて来るように命じた。
「あの、鞄はわたくしが自分で」
「いいの。ここでは重い物を持つのは男の仕事だから」
「ですが――」
ジジルはアニエスを振り返り、「使用人頭の言うことは絶対」と言い、しっかりと復唱もさせる。
「分かった?」
「……はい」
それから屋敷内を歩きながら、部屋の案内をしていく。
「三階が使用人の居住区、二階が旦那様の生活範囲、一階が調理場とか洗濯をしたりする仕事場」
「はい」
三階にあるのは使用人の個人部屋と、物置、簡易洗面所、リネン室など。
「ここの使用人は全員で六名。みんな私の家族よ。前を歩いているのが長男で、執事をしているエリック、調理場担当は次男のアレン。食事はみんなで協力をして作っているわ。下働きは娘達、キャロルとセリアがしているの。お世話するのは旦那様一人だし、この通り屋敷も大きくないから」
ちょうどジジルの長女が二ヶ月前に結婚をして、新しい使用人を雇おうか検討中だったと言う。
「だから、ちょうど良かった」
「お役に立てるよう、励みます」
「よろしくね。まあでも、人数が少ないからって心配しないでね。今までも人が足りない日は、日雇いで来てもらうこともあったから」
「はい」
前向きな様子を見せているアニエスに、ジジルはにっこりと微笑みかける。
三階にある使用人の居住区は家族で使っているので、男女の区切りはない。
「大昔、タウンハウスとして使っている時は、使用人は地下と三階、男女に分かれて使っていたの。でも安心して、あなたの使う部屋は、厳重な鍵のある場所だから」
二ヶ月前まで長女が使っていた、屋根裏部屋を使うといいと言う。
「男と同じ居住区で心配でしょうけれど、残念なことにあなたは息子達の好みじゃないと思うわ」
どういうことかと首を傾げていれば、ジジルは目を細めながら言う。
「私を連想するから、同じ金髪の女性には興味ないって、子供の時から言っていたの」
「まあ」
「失礼よねえ」
そんな話をしているうちに、三階から階段で上がった先にある屋根裏部屋に辿り着いた。
エリックは扉の前に鞄を置き、何も言わずに去って行く。
アニエスはその後ろ姿にお礼を言うことになった。
「ごめんなさいね。あの子、ちょっと変わっているの」
仕事はきちんとするので許してねとジジルは言う。
息子の態度に苦笑しながら、腰より吊り下げていた鍵の束を取る。
「ここ、二ヶ月開かずの扉だったのよね」
基本的に、使用人は使う部屋しか掃除をしない。
雇う人数を増やさない代わりに、ベルナールが決めたことであった。
「まあ、二ヶ月しか経っていないし、そこまで酷いことには――」
鍵を開けて扉を引けば、埃っぽい空気が漂う。
「ごめんなさい、ちょっと思ったよりも凄かったわ」
手にしていた角灯で部屋を照らしながら、窓を開きに行く。
ひやりとした、森の澄んだ空気が窓から吹き、室内の埃っぽさは多少薄れた。
「アニエスさん、これ、ちょっと持っていてくれる?」
「はい」
角灯をアニエスに渡し、天井から吊るされていた灯りを点けた。
「家具とか、運ぶのが面倒って言ってほとんど置いて行ったのよ。良かったら使ってね」
「ありがとうございます」
屋根裏部屋は天井が低く、広くもなかった。だが、壁も天井も暖炉すら白く、清潔感のある内装だった。他にも、丸い机に椅子、衣装入れに至るまで全て白で統一している。
部屋の中を占めるのは、大きな寝台だ。壁には本棚があり、書籍が隙間なく詰まっている。
「全部ね、塗ったのよ。弟達をこきつかって」
「おとぎ話に出てくるような、可愛いお部屋です」
「娘もそんなことを言っていたわ」
布団はあとで持ち込むとジジルは言う。
「あとは、掃除をしなきゃね」
まだ床などにうっすらと埃がある。掃除をする必要があった。
洗面所に置いてある掃除道具と、水を取りに行く。
「さて、始めますか」
「はい」
二人で部屋を綺麗にしていく。アニエスも慣れないなりに頑張った。
◇◇◇
帰宅後、自室にまっすぐやって来たベルナールは、長椅子に腰かけて頭を抱えていた。
――いったい、どうしてこんなことに!?
ちょっとした意地悪のつもりだった。
アニエスが要求を呑むと言っても、支配下に置いて「ざまあみろと」清々しい思いになるはずだったのに、気分は全くすっきりしない。
雇ってやると言えば、彼女の自尊心を傷つけることが出来ると考えていた。――なのに、その目論見は大きく外れる。アニエスは雇ってくれることに対して、感謝をしていた。
五年前、ベルナールを蔑むように見ていた伯爵令嬢とは別人のように見える。
もしかして勘違いだったのではと思ったが、その後、幾度となく出会った時の記憶を蘇らせ、やっぱり気のせいだと、頭を横に振って否定した。
部屋でぼんやりと過ごしていたら、扉が叩かれる。
やって来たのは執事であるエリックだった。
「旦那様、新しい使用人の契約書です。内容をご確認下さい」
「……ああ」
机の上に一枚の書類が置かれる。
エリックは風呂にするか食事にするかを聞き、一礼して部屋を去って行く。
ベルナールは書類に触れずに、目線だけで文字を追う。
そこには、就業規約が事細かに書かれていた。
浮かんできたのは一つの疑問。
――本当の本当に雇うのか!?
心の中で自問する。
早まったことをしているのではと、額に汗を掻いた。
あんなにも、周囲にチヤホヤされていたアニエスを放置している理由があるはずだと、今更ながら気付いた。それを、ベルナールは思いつきもしない。
だが、一度言ったことを反故にするのもどうかと思った。
――ああ、もう、面倒臭い!!
抱えていた頭を乱暴に掻きむしる。
いますぐにでも、契約書を破って無かったことにしたいと考える。あの時、アニエスに出会わなければと、己の運の悪さを呪った。
混乱した中で、ふと、父が言っていたことを思い出す。
――分からないことや困ったことがあれば、騎士の教えに従え。
幼い頃より何度も聞かされた言葉が蘇った。ぐっと眉間に皺を寄せながら、騎士の教えを反芻させる。
――弱き者を助け、礼儀を重んじ、悪を打ちのめす。
それに従うならば、答えは一つしかない。
「――クソ!!」
肌寒い中、アニエスがみすぼらしい格好で震えていた姿は演技には見えなかった。故に彼女は、ベルナールが守らなければならない者に間違いないと思う。
半ば、自棄になりながら執事を呼んだ。
「おい、あの女を呼んで来い」
「アニエス・レーヴェルジュのことでしょうか?」
「そうだ。早く行け」
「承知いたしました」
執務室からペンとインク壺を持って来て、雑な動作で机の上に置く。
アニエスはすぐにやって来た。
「オルレリアン様、お呼びでしょうか?」
「……ああ」
ベルナールは顎先で長椅子に座るように指示をした。
アニエスは失礼しますと言って、ベルナールの隣に腰を下ろす。
「な、なんで隣に座るんだよ!!」
「あ、こ、こちらを示しているように見えたので」
「普通は対面する位置だろう!?」
「ごめんなさい……」
慌てて立ち上がろうとするのを手で制す。座る場所をああだこうだ言うなんて、小さなことだと気付いたからだ。
心臓がバクバクと激しい鼓動を打っていた。
ここ数年、同じ年頃の女性とあまり接したことがないので、どういう風な態度でいればいいのか分からなくなっているのだ。
ちなみに、ジジルの娘達は赤ちゃんの頃から知っているので、異性だと思っていない。
さっさと要件を済ませて、部屋から居なくなってもらおうと思った。
机の上の契約書を掴み、アニエスの方へと向ける。
「これ、契約書だ。よく読んで決めろ!!」
「はい、ありがとうございます」
そのまま契約書を受け取ると思いきや、アニエスは身を乗り出して文字を読もうとする。
あまりにも急に接近をしてきたので、ベルナールは驚いた。
ふわりと甘い香りが漂い、さらなる混乱状態となる。
「――ち、ちょっ、お前、近い!!」
眼前にあったアニエスを、慌てて押して遠ざけた。契約書は投げるようにして、膝の上に置く。
「ごめんなさい、よく見えなくて」
「紙くらい自分で持てるだろ!!」
「すみません」
顔を真っ赤にして怒るベルナールは、アニエスの心からの謝罪を聞き流していた。
「本当に、申し訳ないです」
「いいから契約書、早く読め!」
「はい」
ベルナールに促されて、アニエスは契約書を読み始める。
紙を目の前に持って行き、真剣な顔で契約内容を読み進めていた。
「読みました」
「……ああ」
「あの、これから、よろしくお願いいたします」
「……ああ」
給料は決して高くはない。労働条件も、生活環境も良いわけではなかった。
だが、アニエスはここで働くと言った。
ベルナールは、乗り気じゃない様子で契約書への署名を求める。
「……内容に不服が無いのならば、一番下に自分の名前を書け」
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