クラス転移したけど私(俺)だけFPSプレイヤーに転生
プロローグ
 俺こと、倉本 春人は高校で何時もと変わらない日常を送っていた。
 「おはようー! ・・・・・・うわ、いるよっ!」
 「おい、アイツがいたぞ」
 「うわぁ、オタクがいるよ。キモッ!」
 ・・・・・・そう、これが俺にとって何時もと変わらない日常だ。何故こんな風になっているのかと言うと、俺はミリオタとアニオタの二つのオタク体質があり、そのオタク系の趣味がリア充達にとっての引いてしまう要因で、キモがられたり陰口やハブられる事となった。
 そしてこの前、彼らの方から突っかかっていたから、 俺をからかうのはやめろ。 と言ったのが気に食わなかったのか、舌打ちしながら暴力をふるって来たが、俺がタイ王国海軍特殊部隊に所属していた師匠に銃の扱い方と格闘を習っていたので、手を出して来た奴を返り討ちにしてからこうなってしまった。
 「アイツ、また朝からラノベとか言う本読んでるよ。まさにオタクだなぁ〜」
 「つーか、あんな奴、死ねばいいんじゃねぇ?」
 「どーかん」
 「死んでくれないかなぁー」
 「その気持ち分かるぅ」
 うわぁー・・・・・・ワザと聞こえるように言ってるよ。俺に返り討ちされてから手は出さなくなったけど、口でこんな風に言う様になって恥ずかしくないのかな?
これが俗に言う 負け犬の遠吠え じゃないか? しかも、周りもアイツらと同じ事を言ってるし、どんだけアイツらが・・・・・・ん?
 「倉本さん御機嫌よう。どうしてアナタが此処に来ているのか不思議ですね。目障りなので此処から消えて下さる?」
 うわ出た。落ちこぼれお嬢様、 猪瀬 真須美 。有名な資産家の生まれのお嬢様だけれども、彼女は有名な高大の一貫制の学校の受験に二回失敗してから、現状に至るお嬢様。現在は両親から見放されてるとか何とか。
 「もっと簡単な話をしてやろうか?」
 「何ですの?」
 このお馬鹿お嬢様に一言言ってやろう。
 「キミが夏休み後にあの一貫制に転校すれば良いんじゃないのかな? まぁ、最も受かるかどうかは本人次第だけど」
 ギシッ!? と歯軋りの音を立てながら眉間にシワを寄せ、俺を睨み付けて来るので、 ホント、沸点が低い人だなぁ。 と俺は呆れてしまう。
 「それに高校は自由意思で来る所だから俺が行くか行かないかを決める。第一此処はお前の会社じゃないだろ、俺に向かって辞めろってお前言える立場か? こんな事していたら、またどっかの雑誌でディスられるだろ。もしかして分かってやってるの? それだったら馬鹿としか言いようがないぞ」
 そう、この前俺が新聞社に、コイツがこの学校で色々とやらかしている事実、というよりもスキャンダルを売り、社会的制裁を与えたのにまだ懲りないとはこの人は本当に。
 「それにお前は、両親から今度問題起こしたら勘当する。って言われているのに何で問題を起こそうとしているのかな?馬鹿なの?」
 「〜〜〜ッ!? えぇ、そうですわ。アナタのせいで私は家を追い出されて一人暮らしを余儀なくされているのですよ。お父様とお母様から、 どうして兄や姉の様に出来ないのか? アナタを信じていたのに! とか散々言われた後にお父様から私はお前を甘やかし過ぎた結果こうなってしまったのかも知れない、部屋を用意するから高校卒業するまで一人暮らしをしなさいっ!! などと・・・・・・お父様とお母様がわたくしにこの様な扱いをするなんて酷すぎますわっ!!」
 実際、こいつの両親は真っ当な人だった。あのスキャンダルの後、両親と兄妹が俺の家まで来てちゃんと謝罪をしたのだから。しかしコイツだけは悪びれもせず、そっぽを向いたまま謝って来なかった上に逆上して わたくし一つも悪い事をしていませんっ!! と言って一人でさっさと帰ってしまったのだ。
 「はぁ〜〜〜・・・・・・」
 「何をため息を着いていますの?」
 「いや・・・・・・お前の両親苦労しているなと思ってな」
 「はぁ? 何を仰ってるの?」
 コイツに説明してやろうと思った瞬間、予鈴の鳴る音が聴こえてきた。
 チッ! まだ昨日買ったラノベを読んでる途中なのに・・・・・・まぁ良い、休み時間とかあるからその時に読めばいいか。
 「お前ら席に着け、出席取るぞ!」
 大野 元久 、俺にとって全くと言っていいほど使えない担任だ。何故か? それは自分の受け持つクラスに虐めが起きているのを知っているのに何もしない。そう、彼は知ってて黙認していて自分に被害が来なければ適当にあしらえば良い。と考えるクズ男なのだ。
 「全員席に着いたな。じゃあ・・・・・・ん? な、何だこれ!!」
 先生が上を向きながら驚きの声を上げたので俺も見上げてみると、そこには大きな円の中に無数の文字が書かれた不思議な絵の様なものが天井にあった。
 プロジェクションマッピング?いや、違う! 教室の明るさじゃこんなにはっきりとしたプロジェクションマッピングが映る訳がないっ!! ならあれは・・・・・・まさかっ!?
 「何これ!」
 「これは一体!?」
 「まさかこれは異世界転移・・・・キターッ!!」
 「あれ? ・・・・・・ちくしょう、ドアが開かねぇっ!!」
 そう、いつのまにか天井に魔法陣が描かれていたのだ。
 えっ!? ウソ・・・・・・マジで!? 此奴らと一緒に異世界転移されるの?
 嫌だ、ヤダヤダヤダッ!? こんなヤツらと一緒に異世界召喚されるぐらいなら一人の方がマシだっ! もっと言えば異世界転移なんてラノベだけで十分だっ!!
 ドアと窓は開きそうに無いからえぇっとぉ〜〜〜・・・・・・黒板のヘリにしがみ付いて異世界転移を避けようかっ!! つーか、回避出来るか?
 「ちょ、お前ら押すなよっ!!」
 「いいから早く開いてよっ!!」
 「テメェらさっきドアが開かねぇって聞いてなかったのかよっ!!」
 「俺が開けるから退けっ!!」
 「俺、勇者になれるんだぁ・・・・・・俺、世界を救って夢のハーレムを作るんだぁっ!!」
 ・・・・・・一人だけ浮いている人がいるが気にしないでおこう。てかあの子も同類だったのか。
 そうこうしている内に光が強まって来て目を開けられない状態にまでなった時、俺は意識を失った。
 ・・・・・・んぁ、ここはどこ。
 「ここはね。天界、神様の住む世界だよ」
 目の前にいる男の子が俺を見ながら喋ってきた。いきなりすぎて正直ビビった。
 多分この子が神様なんだろう。後は俺に能力渡して終わりなんだろうなぁ。
 『あーあ、抗った筈なのに彼奴らと一緒に異世界に転移されるのか』
 「そうだよ! 勇者になって世界を救って欲しい! と言いたい所なんだけど、キミの場合は事情が違うんだよねぇ〜」
 どうゆうこと? てか心読まれてない? 神様だから?
 「キミは自分の今の状態が分からないみたいだね」
 今の状態? そう言えば体が軽いって言うかぁ・・・・・・ふわふわ浮かんでる感覚があるけど熱があるのかな?
 「違うよ。キミはね、死んだんだよ」
 はぁ? 何言ってるの俺はこうして生きて・・・・っ!?
 手を胸に当てたつもりなのにその感覚が無い。そもそも、腕を動かしている感覚自体無い。
 「やっと気付いたね。そう、キミはね、転移失敗で死んじゃったんだ」
 ウソだぁぁぁああああああっ!!?
 「おはようー! ・・・・・・うわ、いるよっ!」
 「おい、アイツがいたぞ」
 「うわぁ、オタクがいるよ。キモッ!」
 ・・・・・・そう、これが俺にとって何時もと変わらない日常だ。何故こんな風になっているのかと言うと、俺はミリオタとアニオタの二つのオタク体質があり、そのオタク系の趣味がリア充達にとっての引いてしまう要因で、キモがられたり陰口やハブられる事となった。
 そしてこの前、彼らの方から突っかかっていたから、 俺をからかうのはやめろ。 と言ったのが気に食わなかったのか、舌打ちしながら暴力をふるって来たが、俺がタイ王国海軍特殊部隊に所属していた師匠に銃の扱い方と格闘を習っていたので、手を出して来た奴を返り討ちにしてからこうなってしまった。
 「アイツ、また朝からラノベとか言う本読んでるよ。まさにオタクだなぁ〜」
 「つーか、あんな奴、死ねばいいんじゃねぇ?」
 「どーかん」
 「死んでくれないかなぁー」
 「その気持ち分かるぅ」
 うわぁー・・・・・・ワザと聞こえるように言ってるよ。俺に返り討ちされてから手は出さなくなったけど、口でこんな風に言う様になって恥ずかしくないのかな?
これが俗に言う 負け犬の遠吠え じゃないか? しかも、周りもアイツらと同じ事を言ってるし、どんだけアイツらが・・・・・・ん?
 「倉本さん御機嫌よう。どうしてアナタが此処に来ているのか不思議ですね。目障りなので此処から消えて下さる?」
 うわ出た。落ちこぼれお嬢様、 猪瀬 真須美 。有名な資産家の生まれのお嬢様だけれども、彼女は有名な高大の一貫制の学校の受験に二回失敗してから、現状に至るお嬢様。現在は両親から見放されてるとか何とか。
 「もっと簡単な話をしてやろうか?」
 「何ですの?」
 このお馬鹿お嬢様に一言言ってやろう。
 「キミが夏休み後にあの一貫制に転校すれば良いんじゃないのかな? まぁ、最も受かるかどうかは本人次第だけど」
 ギシッ!? と歯軋りの音を立てながら眉間にシワを寄せ、俺を睨み付けて来るので、 ホント、沸点が低い人だなぁ。 と俺は呆れてしまう。
 「それに高校は自由意思で来る所だから俺が行くか行かないかを決める。第一此処はお前の会社じゃないだろ、俺に向かって辞めろってお前言える立場か? こんな事していたら、またどっかの雑誌でディスられるだろ。もしかして分かってやってるの? それだったら馬鹿としか言いようがないぞ」
 そう、この前俺が新聞社に、コイツがこの学校で色々とやらかしている事実、というよりもスキャンダルを売り、社会的制裁を与えたのにまだ懲りないとはこの人は本当に。
 「それにお前は、両親から今度問題起こしたら勘当する。って言われているのに何で問題を起こそうとしているのかな?馬鹿なの?」
 「〜〜〜ッ!? えぇ、そうですわ。アナタのせいで私は家を追い出されて一人暮らしを余儀なくされているのですよ。お父様とお母様から、 どうして兄や姉の様に出来ないのか? アナタを信じていたのに! とか散々言われた後にお父様から私はお前を甘やかし過ぎた結果こうなってしまったのかも知れない、部屋を用意するから高校卒業するまで一人暮らしをしなさいっ!! などと・・・・・・お父様とお母様がわたくしにこの様な扱いをするなんて酷すぎますわっ!!」
 実際、こいつの両親は真っ当な人だった。あのスキャンダルの後、両親と兄妹が俺の家まで来てちゃんと謝罪をしたのだから。しかしコイツだけは悪びれもせず、そっぽを向いたまま謝って来なかった上に逆上して わたくし一つも悪い事をしていませんっ!! と言って一人でさっさと帰ってしまったのだ。
 「はぁ〜〜〜・・・・・・」
 「何をため息を着いていますの?」
 「いや・・・・・・お前の両親苦労しているなと思ってな」
 「はぁ? 何を仰ってるの?」
 コイツに説明してやろうと思った瞬間、予鈴の鳴る音が聴こえてきた。
 チッ! まだ昨日買ったラノベを読んでる途中なのに・・・・・・まぁ良い、休み時間とかあるからその時に読めばいいか。
 「お前ら席に着け、出席取るぞ!」
 大野 元久 、俺にとって全くと言っていいほど使えない担任だ。何故か? それは自分の受け持つクラスに虐めが起きているのを知っているのに何もしない。そう、彼は知ってて黙認していて自分に被害が来なければ適当にあしらえば良い。と考えるクズ男なのだ。
 「全員席に着いたな。じゃあ・・・・・・ん? な、何だこれ!!」
 先生が上を向きながら驚きの声を上げたので俺も見上げてみると、そこには大きな円の中に無数の文字が書かれた不思議な絵の様なものが天井にあった。
 プロジェクションマッピング?いや、違う! 教室の明るさじゃこんなにはっきりとしたプロジェクションマッピングが映る訳がないっ!! ならあれは・・・・・・まさかっ!?
 「何これ!」
 「これは一体!?」
 「まさかこれは異世界転移・・・・キターッ!!」
 「あれ? ・・・・・・ちくしょう、ドアが開かねぇっ!!」
 そう、いつのまにか天井に魔法陣が描かれていたのだ。
 えっ!? ウソ・・・・・・マジで!? 此奴らと一緒に異世界転移されるの?
 嫌だ、ヤダヤダヤダッ!? こんなヤツらと一緒に異世界召喚されるぐらいなら一人の方がマシだっ! もっと言えば異世界転移なんてラノベだけで十分だっ!!
 ドアと窓は開きそうに無いからえぇっとぉ〜〜〜・・・・・・黒板のヘリにしがみ付いて異世界転移を避けようかっ!! つーか、回避出来るか?
 「ちょ、お前ら押すなよっ!!」
 「いいから早く開いてよっ!!」
 「テメェらさっきドアが開かねぇって聞いてなかったのかよっ!!」
 「俺が開けるから退けっ!!」
 「俺、勇者になれるんだぁ・・・・・・俺、世界を救って夢のハーレムを作るんだぁっ!!」
 ・・・・・・一人だけ浮いている人がいるが気にしないでおこう。てかあの子も同類だったのか。
 そうこうしている内に光が強まって来て目を開けられない状態にまでなった時、俺は意識を失った。
 ・・・・・・んぁ、ここはどこ。
 「ここはね。天界、神様の住む世界だよ」
 目の前にいる男の子が俺を見ながら喋ってきた。いきなりすぎて正直ビビった。
 多分この子が神様なんだろう。後は俺に能力渡して終わりなんだろうなぁ。
 『あーあ、抗った筈なのに彼奴らと一緒に異世界に転移されるのか』
 「そうだよ! 勇者になって世界を救って欲しい! と言いたい所なんだけど、キミの場合は事情が違うんだよねぇ〜」
 どうゆうこと? てか心読まれてない? 神様だから?
 「キミは自分の今の状態が分からないみたいだね」
 今の状態? そう言えば体が軽いって言うかぁ・・・・・・ふわふわ浮かんでる感覚があるけど熱があるのかな?
 「違うよ。キミはね、死んだんだよ」
 はぁ? 何言ってるの俺はこうして生きて・・・・っ!?
 手を胸に当てたつもりなのにその感覚が無い。そもそも、腕を動かしている感覚自体無い。
 「やっと気付いたね。そう、キミはね、転移失敗で死んじゃったんだ」
 ウソだぁぁぁああああああっ!!?
コメント