45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第501話 3人の娘さんの才能?

何か、ウェンディとカトリーンの・・・・盛大な溜息が聞こえた気がするけど、
先に進む事にしたよ。

何故か3人、おっさんについてくると言うので、まあ、魔物が出現しない間ならと思い、一緒に来てもらったよ。

万が一の時は、ウェンディとカトリーンが守ってくれるだろう?

ベリーの階層はスルー・・・・

で、83層・・・・確か金があるんだよな?

おっさん適当に壁を見ていると・・・・
「あの、シラカワ様?これなんでしょう?」

「こちらもです!」

「ここも見て下さい!」

・・・・おっさん、短剣を3振り取り出し、渡したよ。
「この短剣なら、この壁もサクッと掘れるんだ。一度見本を見せるから、やってみて?」

おっさん適当に岩を削っていく。
魔法でもいいけど、流石に魔法は簡単に覚える事ができないだろうから、道具で岩を削るやり方を見せてるんだ。あ、他の人がどうやってるかは・・・・知らないよ?

流石に自分で打っただけあって、サクッと岩に入っていく。
力が無くても、バターを切るみたいに切れるんだよ。
で・・・・ドゴッツ!

凄く重い音と共に岩が落ちた・・・って金の塊?
さっきの娘さんに教えて貰った場所、すげえ!

「うわ・・・・重そうですね?」

「ああ・・・多分金の塊・・・・重い・・・・」

僅か10センチ四方ぐらいなんだけどね・・・・20キロはある。

「じゃあ、君達がこれと思った場所で、やってみて?」

おっさん早速やってもらう事に。
すると・・・・このナイフ凄いですね!こんな固い岩にするっと入っちゃいました!」そう言いながら切れ込みを入れていく3人。

あ、このままだと岩が採掘できないからね、三角形みたいに切れ込み入れてるんだよ。
そうすると、最後は切れ込み同士が最後に交わり、掘る事ができる。

「あ、落下しそうになったら、そのまま落とすんだよ?重いから、足に落ちたら骨折じゃすまないからね!」

「「「はい!」」」

うん、いい返事だ・・・・

見るとそろそろ3人とも行けそう・・・・

「グラグラしてきました・・・・ってキャ!」
ドゴッツ!
落下する岩。
「うぅ・・・・おっもっいっでっす・・・・」

「どれどれ・・・ってううぉ!何じゃじゃこりゃあ!」

3人の娘さんが掘った岩、おっさんが掘ったのより明らかに重い・・・・

この3人、やっぱり才能が?

よし決めた!この際だ!100層までお付き合いしてもらおう!

「ウェンディ、カトリーン!すまないが、この3人の護衛をしてやってくれ!ひょっとしてひょっとするから、最後まで付き合ってもらおうことに今決めた!」

「何じゃ主よひょっとしてとは?また嫁が増えるのかのう?我はどうでもよいのじゃが・・・・」

「ええ・・・・また・・・・?でもいいのかしら?今後関係持っちゃうと、相手年取らない・・・・わよ?」
ウェンディが何か指摘してくるが・・・・しかも今まで見た事もない微妙な表情・・・・え?何ですか?

「あ、珠・・・・あれに暫く接していなければ、多分大丈夫・・・・」

「本当に?私あれから・・・・全く老けた感じがしないんだけど?」

ウェンディの突っ込みが・・・・

「いいじゃないか!今のウェンディ、女としても良い感じなんだし!」

「え?そ・・・・そうかしら?そうならいいんだけど・・・・」

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