45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第304話 医務室へ・・・・

そしてしばらく走らせると開けた場所があったので、そこに車を停めて、3人を順番に降ろしたよ。
そしておっさんゲートを出してみて、3人に暫く待つように言って、ゲートを使ってみたら、館のゲート部屋に到着してね。
おっさん大声で誰かいないか!と叫び、おっさんの荷物を取りに行ったよ。
そして収納カバンとゲートを一組運んでね、1つはおっさんが今使ったゲートの所の隣に敷いてね。
そうして準備が整ったら、ジスラン君が来てね。
「急いで数人連れてきて。力のあるやつが良い。来たらこのゲートに入ってもらって。」
「わかりました、侯爵様。急いで連れてきます。」
何も聞かずに戻っていったジスラン君。そしておっさん再びゲートを使って戻ったよ。
そして、先ほど設置したゲートの相方を急いで地面に引くと、セヴラン君が真っ先に現れたよ。
そして10人ほどのセヴラン君の部下と思われる屈強な野郎どもがゲートでやってきてくれてね。
「セヴラン君、この3人を急いで館に連れて行って。館に到着したら医務室に連れて行き、大塚さんに見てもらって。できればアルフォンシーナとアメリータがいればいいのだが、今はいるか?」
「侯爵閣下、私にはわかりません。ジスランなら知ってると思います。」
「わかった。3人をゲートに運んでくれ。丁重に扱うんだぞ!」
いきなりの状況に戸惑う様子の野郎共だったけど、そこは流石にセヴラン君の部下。何も言わずに一人ずつゲートに運んでくれる。
その前にセヴラン君が館に戻っていってね。

そうしている間に3人はゲートで館に消えて行ったよ。
「皆ご苦労。急いで戻ってくれ。3人を丁重に医務室へ。」
おっさんがそう言うと野郎どもは次々とゲートで館に戻ってね。
そして最後におっさんが残ったんだけど、ここにゲートを残すのも・・・場所が分からないし、ちょっと土魔術で建物を・・・朽ち果てたっぽいのを作って、そこにゲートがあるようにしたよ。
で、おっさん元々設置してる方のゲートは回収して、残った方のゲートで館に戻ってね。
戻ったら急いで残してきたゲートを使用不可能にしといたよ。

で、館に戻るとジスラン君だけがその場にいてね。
「侯爵さま、3人は医務室で大塚様より手当てを受けておりますが、大塚さまはどうしたらよいか分からない様子なので、是非とも指示を出してもらえませんか?との事です・・・・」
おっさんジスラン君と会話をしながら急いで医務室に向かってね。
「アルフォンシーナとアメリータは今どうしてる?」
「教会へ赴いておりましたので、大至急戻るよう部下に迎えに行かせております。もう戻られるかと。」
「わかった。」

医務室の前に来てみると丁度アルフォンシーナとアメリータがやってきてね。
「中にいる3人を診てくれ。」
「わかりました。」
そう言って4人が中に入ると大塚さんが
「白河さん、これはどういう事かしら?人なのかしら?あまりにも人の姿とはかけ離れているので正直な所、私には手に負えないわ。ここは聖女様の魔術ね。」

そう言いながらも大塚さんは色々見てくれたみたいで、どうにかして水を飲ませてくれてたよ。
そしてアルフォンシーナが3人を診ると・・・・
「こ・・・・これは・・・・!」
アルフォンシーナが何かに驚いていたよ。

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