45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第41話 日本と連絡が取れる?

・・・・おっさん、異世界での拠点を手に入れたよ。

何気に広い!

10人ぐらい住んでも個人の部屋が割り振れそう。

通りに面している所は、道のすぐに馬車が何台も置ける駐車場?でいいのかな、があって、なかなかの規模の店が出せそうなスペースがあるし。


家として使うには別の出入り口があるし、なかなかの物かな。

それに、小さいながらもこの家には風呂に浴槽があったよ!

普通は家には風呂というか洗い場はあっても浴槽はなかなかないみたいで、おっさんラッキー!だったよ。

ただ、お湯を沸かすにも、水をくみ上げるのにも、いわゆる魔石というのがいるらしく、これはトレイナー商会がかなりの量を用意してくれるってなってね、もちろんサービスでね!

まあ、水はその気になればおっさんの水魔術で、お湯も火魔術で何とかなりそうなんだけど、精神力持ってかれちゃって疲れちゃうんだよね。


この世界は基本靴で家の中を過ごすので、ここは日本式で行きたいと考え、異世界売買で大量にカーペット買っちゃったよ。そして今はそれをトレイナー商会が手配してくれた職人さんが敷き詰めてくれてて。

あとは台所とトイレかな。

台所のコンロも魔石で動くらしく、こちらもすぐに使えるようにしてくれたよ。

トイレは・・・・どうやらスライムを中に入れるらしく、スライムがすべて分解してくれるみたいで、異世界はやる事が違う!と思ったね。このスライムもどっから手配するのか、トレイナー商会が持ってきてくれたよ。

寝床は・・・・何故かすげーデカいベッドが置いてある。キングサイズとか話にならないやつ。

ふとんはおっさん、自宅で使ってたのが売ってたから買っちゃったよ。某布団メーカーの整〇しき布団。これを使ってたら、おっさん椎間板ヘルニアだったのが治っちゃったんだよね!

畳めば子供のトランポリン代わりにもなるし。


おっさん1人で寝たいから一人で寝るのにゆとりのあるダブルサイズを、あとはこの異様にデカいベッドのためにクイーンをいくつか、それと各部屋にやっぱりクイーンサイズをいくつか。勿論、掛布団は羽毛布団。しかも星6つの某国産のマザーグースダウン。

枕もね、奮発しちゃったよ。

おっさん、自分用の部屋と工房を用意しちゃったよ。

色々試してみたいからね。

ここを作った人は、職人さんだったのか、そういったスペースがあるんだよね。それとも窯で何か料理してたのかな?

そう、工房には窯があるんだよ。おっさん何故か鍛冶スキル持ちだから何か試してみようかと思ってね。


「嬢ちゃん、色々ありがとう!おっさん感謝だよ!」

「あたい、照れちゃうよ。じゃあ早速感謝を態度で表してほしいな!」

「おいこらやめろって」

抱き着くのやめってって。嬉しいけど。周りに他に女性がいるからさ、おっさんハッスルできんのよ。

・・・・
・・・
・・


嬢ちゃんは今日は素直に帰ってくれたけど、帰り際にまたもや濃厚なキスをしてくれたよ。今度は誰も見てなかったからおっさん抱き返して少しおむねもモミモミしちゃったよ。

真っすぐ見つめてくる嬢ちゃんの目、当分忘れられないなあ。他の人が来る気配がしたから離れたけどね。

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