勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
第417話 オイヴィとアーダ、ザーラに意見を聞く
ユハニとロンドロッグの2人が話し合いを始めたので、僕はこの場を後にします。
オイヴィが待っていたので、
「オイヴィは話を聞か聞かなくてよかったの?」
オイヴィもロンドロッグの出身なので、皇女の行方が気にならないのかと思ったので聞いたのですが、
「確かに祖国のピートロネラ皇女様の行方は気になるが、私は国を捨てた身。今更気にした所でどうにもならぬ。」
そうは言ってもオイヴィの表情を見ると、気にしていないはずはなく、ですが今更オイヴィは何もできない。
そんな風に読み取れます。
「本当にいいんだね?」
「ああ。未練はあるがいい。クサンデル殿とヨランデ殿が見つけてくれよう。」
話をしながら食堂へ向かいます。
そして少し休憩を。
食堂では給仕を担当しているメイドさんがコーヒーを出してくれます。
オイヴィはハーブティを。
それぞれのお気に入りを把握しているのか、こちらが希望を伝えない場合、こうやって一番のお気に入りを出してくれます。
で、寛いでいると、アーダとザーラが戻ってきます。
「で、どうするのだ?」
アーダがいきなりそう聞いてくるのですが、答えは一つ。
「これ以上僕は関わるつもりはないですよ。転移してきた妻達の家族計画に狂いが生じるのは避けねばなりませんからね。」
今殆どの妻は妊娠中か出産直後。
唯一柚奈ぐらいかな、まだ妊娠していないのは。
彼女は来年にならないと妊娠しなかったはず。
「そうだったの。」
アーダは素直に引き下がってくれます。
「じゃあどうするの?」
ザーラは、何をとかは聞かずにこう聞いてきます。
「僕は家に戻るよ。そろそろ家でじっとしていないと瑞華の子供がね。」
もうすぐ瑞華が妊娠する時だったはず。
タイミングが大事なので、1週間前には家に戻らないと。そして終わるまではスキルを制限した生活を送らないと。
あ、しまった。スキルを抑制するアイテムを外してたんだっけ。
僕はアイテムを装備しなおし、
「まああの2人なら何かしらの手がかりを得る事が出来ると思ってるから。」
そして暫く4人で談笑をしていたのですが、どうやらユハニとロンドロッグの2人との話が終わったようで、ロンドロッグの2人がお礼をしたいとこちらに向かっているとの連絡が。
「まあそんな事だから、戻る前に会っておくよ。」
暫くして2人はやってきました。
「情報ありがたく。今から皇女様の行方を捜しに手がかりを辿って向かいます。これはお礼です。ではこれにて。」
去っていこうとするクサンデル氏。
で、お礼って?
「お礼って私だよ?受けとってね。」
「いや待て!まさかと思うけど、お礼って貴女?」
「ええそうよ?オイヴィもそりゃあ美女だけど、私も負けてないよ?」
「負けてないよって、これ以上妻を増やす余地はないのでお引き取りを。」
「酷い!捨てるの?」
「拾ってませんから、そしてクサンデル氏に返却をしますから。」
あの時駄目な女と思ったのは、素の行動だったんですか、はあ。
オイヴィが待っていたので、
「オイヴィは話を聞か聞かなくてよかったの?」
オイヴィもロンドロッグの出身なので、皇女の行方が気にならないのかと思ったので聞いたのですが、
「確かに祖国のピートロネラ皇女様の行方は気になるが、私は国を捨てた身。今更気にした所でどうにもならぬ。」
そうは言ってもオイヴィの表情を見ると、気にしていないはずはなく、ですが今更オイヴィは何もできない。
そんな風に読み取れます。
「本当にいいんだね?」
「ああ。未練はあるがいい。クサンデル殿とヨランデ殿が見つけてくれよう。」
話をしながら食堂へ向かいます。
そして少し休憩を。
食堂では給仕を担当しているメイドさんがコーヒーを出してくれます。
オイヴィはハーブティを。
それぞれのお気に入りを把握しているのか、こちらが希望を伝えない場合、こうやって一番のお気に入りを出してくれます。
で、寛いでいると、アーダとザーラが戻ってきます。
「で、どうするのだ?」
アーダがいきなりそう聞いてくるのですが、答えは一つ。
「これ以上僕は関わるつもりはないですよ。転移してきた妻達の家族計画に狂いが生じるのは避けねばなりませんからね。」
今殆どの妻は妊娠中か出産直後。
唯一柚奈ぐらいかな、まだ妊娠していないのは。
彼女は来年にならないと妊娠しなかったはず。
「そうだったの。」
アーダは素直に引き下がってくれます。
「じゃあどうするの?」
ザーラは、何をとかは聞かずにこう聞いてきます。
「僕は家に戻るよ。そろそろ家でじっとしていないと瑞華の子供がね。」
もうすぐ瑞華が妊娠する時だったはず。
タイミングが大事なので、1週間前には家に戻らないと。そして終わるまではスキルを制限した生活を送らないと。
あ、しまった。スキルを抑制するアイテムを外してたんだっけ。
僕はアイテムを装備しなおし、
「まああの2人なら何かしらの手がかりを得る事が出来ると思ってるから。」
そして暫く4人で談笑をしていたのですが、どうやらユハニとロンドロッグの2人との話が終わったようで、ロンドロッグの2人がお礼をしたいとこちらに向かっているとの連絡が。
「まあそんな事だから、戻る前に会っておくよ。」
暫くして2人はやってきました。
「情報ありがたく。今から皇女様の行方を捜しに手がかりを辿って向かいます。これはお礼です。ではこれにて。」
去っていこうとするクサンデル氏。
で、お礼って?
「お礼って私だよ?受けとってね。」
「いや待て!まさかと思うけど、お礼って貴女?」
「ええそうよ?オイヴィもそりゃあ美女だけど、私も負けてないよ?」
「負けてないよって、これ以上妻を増やす余地はないのでお引き取りを。」
「酷い!捨てるの?」
「拾ってませんから、そしてクサンデル氏に返却をしますから。」
あの時駄目な女と思ったのは、素の行動だったんですか、はあ。
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