勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
第349話 エリクサーをぶっかける!
僕はカバンからエリクサーを取り出します。
そういえばエリクサーってどうやって手に入れたんだったかな。
並行世界で手に入れたエリクサー。
だけど、どうやって手に入れたか、覚えていません。
ただ、原料の一つにエリ草という草が必要なのはわかっています。
友郁は講習で習ったらしいですが、実際エリ草を手に入れる事ができれば、恐らくもう働かなくても一生不自由しないでいいだけの稼ぎを得る事ができるらしいです。
なので実際手に入れるのは至難の業。
なので僕が見つけたにしろ、きっと偶然だったのでしょう。
ですが僕は今所持しています。
これを複製し、石化している人全員分のエリクサーを手に入れます。
そしてこの場にいる全員に渡します。
ざっと20人ほどでしょうか。
この場合、20体というべきなのでしょうか?
「順平さん、かけますね。」
友郁が早速石像にエリクサーを使おうとしていますが、僕が用意したエリクサーなのに今すぐは使わないほうがいいかも?と思はじめ、
「ちょっと待って!」
「順平さんどうしました?何かお考えがあるのかしら。」
「泉、この人達って何者かな、と思ったんだよ。僕の家臣になりたい人ならいいのだけど、そうじゃない場合もあるでしょう?その時この人達を助けて本当にいのかな、とふと思ったんだ。」
もしこの人達がよからぬ事をしでかす連中だったらと思い、思いとどまります。
「順平殿、この石化した者たちの正体なら、そこにおる侍女達に聞けばよいのではないか?」
「え?オイヴィ、何処に侍女さんたちが居るの?」
「そこにいるではないか。その方ら今は我らしかおらぬ。姿を現してはくれぬか?」
オイヴィがそう言うと、4人の侍女さんが姿を現します。
うわ、全く気が付かなかった。
「認識阻害のアイテムを使用されていますが、ご領主様でございますね。我々は選定中の冒険者の監視でございました。場合によっては干渉する必要がありますが、残念ながら石化は防ぐ事ができませんでした。」
「じゃあこの人達は?」
「はい、エリクサーを使用されても問題はないと考えます。」
「わかったよ、ありがとう。では早速この人達を助けるよ。」
「では私共は、元の配置に戻ります。」
「大変だけど、頼むね。」
侍女さん達は、ダンジョンで修業をしているので、かなりの実力になっています。
恐らくこのダンジョンでも後れをとる事はないでしょう。まあ、油断はできませんが。
「じゃあ救助しましょうか。」
皆でエリクサーを石像にかけていきます。
暫くすると、全員石化の状態から元に戻ります。
「魔物は?あいつ石化を使いやがる!皆に伝えないと全滅するぞ!ってあれ?」
「もうバジリスクは仕留めましたよ。」
混乱しているのか、エリクサーで復帰した冒険者は混乱しているようです。
「お、おお?おおお!元に戻ってる!そうか、助かったのか。」
・・・・
・・・
・・
・
全員が落ち着くのを待って、話を聞きます。
このフロアを、総勢50人近い人数で調べていたそうで、特に何もなさそうという事で、先行して30名ほどが下って行ったそうな。そして今ここに居るメンバーが、見落としがないか調べていたところ、突然何処からともなく現れた魔物に石化の攻撃を食らってしまったそうな。
何はともあれ、助かってよかったよかった。
          
そういえばエリクサーってどうやって手に入れたんだったかな。
並行世界で手に入れたエリクサー。
だけど、どうやって手に入れたか、覚えていません。
ただ、原料の一つにエリ草という草が必要なのはわかっています。
友郁は講習で習ったらしいですが、実際エリ草を手に入れる事ができれば、恐らくもう働かなくても一生不自由しないでいいだけの稼ぎを得る事ができるらしいです。
なので実際手に入れるのは至難の業。
なので僕が見つけたにしろ、きっと偶然だったのでしょう。
ですが僕は今所持しています。
これを複製し、石化している人全員分のエリクサーを手に入れます。
そしてこの場にいる全員に渡します。
ざっと20人ほどでしょうか。
この場合、20体というべきなのでしょうか?
「順平さん、かけますね。」
友郁が早速石像にエリクサーを使おうとしていますが、僕が用意したエリクサーなのに今すぐは使わないほうがいいかも?と思はじめ、
「ちょっと待って!」
「順平さんどうしました?何かお考えがあるのかしら。」
「泉、この人達って何者かな、と思ったんだよ。僕の家臣になりたい人ならいいのだけど、そうじゃない場合もあるでしょう?その時この人達を助けて本当にいのかな、とふと思ったんだ。」
もしこの人達がよからぬ事をしでかす連中だったらと思い、思いとどまります。
「順平殿、この石化した者たちの正体なら、そこにおる侍女達に聞けばよいのではないか?」
「え?オイヴィ、何処に侍女さんたちが居るの?」
「そこにいるではないか。その方ら今は我らしかおらぬ。姿を現してはくれぬか?」
オイヴィがそう言うと、4人の侍女さんが姿を現します。
うわ、全く気が付かなかった。
「認識阻害のアイテムを使用されていますが、ご領主様でございますね。我々は選定中の冒険者の監視でございました。場合によっては干渉する必要がありますが、残念ながら石化は防ぐ事ができませんでした。」
「じゃあこの人達は?」
「はい、エリクサーを使用されても問題はないと考えます。」
「わかったよ、ありがとう。では早速この人達を助けるよ。」
「では私共は、元の配置に戻ります。」
「大変だけど、頼むね。」
侍女さん達は、ダンジョンで修業をしているので、かなりの実力になっています。
恐らくこのダンジョンでも後れをとる事はないでしょう。まあ、油断はできませんが。
「じゃあ救助しましょうか。」
皆でエリクサーを石像にかけていきます。
暫くすると、全員石化の状態から元に戻ります。
「魔物は?あいつ石化を使いやがる!皆に伝えないと全滅するぞ!ってあれ?」
「もうバジリスクは仕留めましたよ。」
混乱しているのか、エリクサーで復帰した冒険者は混乱しているようです。
「お、おお?おおお!元に戻ってる!そうか、助かったのか。」
・・・・
・・・
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全員が落ち着くのを待って、話を聞きます。
このフロアを、総勢50人近い人数で調べていたそうで、特に何もなさそうという事で、先行して30名ほどが下って行ったそうな。そして今ここに居るメンバーが、見落としがないか調べていたところ、突然何処からともなく現れた魔物に石化の攻撃を食らってしまったそうな。
何はともあれ、助かってよかったよかった。
          
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