勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
第307話 ”元”聖騎士・・・・何故”元”なのでしょう?
ふと思い出します。
オイヴィさん、自身の事を元聖騎士と言ってました。
元ってどういう事?今は違うという事でしょうか?あ、今はそれどころではないのですが。
「け・・・・怪我はないかい?」
僕は焦ってしまいました。
彼女は自ら男性不信と言っていましたし、男性に触れられるのを由としていない感じでしたから。
不可抗力とはいえ、抱きしめてしまってますから言い逃れもできません。
「あ・・・・いや・・・・大丈夫ではない・・・・」
え?どこか怪我?大丈夫ではないって?
「怪我した?ちょっと横になって。」
大丈夫ではないと言っていたのだから、僕がわからないだけで、どこか打ったのでしょうか?
「いや、そう言う意味ではないのだ。」
「でも大丈夫ではないのでしょう?調べますからソファで申し訳ないですが横になって下さい。」
僕は急いでオイヴィさんを寝かせます。
何故か目を瞑ったまま動かないオイヴィさん。
僕はどこか打っただけかと思ってましたが、これはひょっとしたら頭を強打した?そうでしたら色々調べないと。
そう、頭を強打した場合、下手に動かすのは悪手。
動かさない事が原則・・・・のはず。
「頭を打ったんだね?下手に動くと悪化するから、そのまま動かないで。」
ああ、なんてこった・・・・オイヴィさんの顔色が目に見えて変化していきます。
これは思ったより重傷?
ああ、どうしたら?
あ・・・・そうだ、、エリクサー、エリクサーなら回復できる?
「ちょっと待って、今回復させるから、すぐ治るから!」
「あ・・・・いや・・・・そういう訳では・・・・」
「しゃべっちゃダメだ!エリクサーで治ればいいけど・・・・脳にダメージある場合治るのか?」
僕がエリクサーと言ったのが理解できたのか、その瞬間オイヴィさんはびくっと・・・・そうじゃない・・・・さらに症状が悪化?痙攣しかけてる?
「ああ!痙攣?痙攣しそう?待って・・・・あった・・・・の・・・・飲めるかい?」
僕はオイヴィさんを抱えて、頭を少し上げ、飲むのに楽な姿勢にしました。
小さな瓶に入っているその容器は・・・・誰かが持ち込んだ栄養ドリンクの空容器です。
キャップがあるからきちんと閉めたら液漏れしませんから、ちょうどいいサイズなんです。
僕は口に瓶を押し付けますが、飲もうとしません。
掛けるか?頭に?
僕はもう一本を用意し、オイヴィさんに掛けます。
「エリクサーだから!すぐ効くから!ああ!スプレーがあったんだ!これで治ればいのですが!」
スプレー容器に入れてあったエリクサーを彼女の全身に掛けます。
ですが効果がない?
僕は意を決し、エリクサーを自身の口に含め、オイヴィさんの口の中に直接流し込む事にしました。
少し抵抗しているようですが、無理やり口の中にエリクサーを流し込みます。
僕はオイヴィさんの口から離れ、
「それエリクサーだから飲んで下さい!言葉が理解できてますか?もしかして意識も混濁しています?」
オイヴィさん、涙を流してます・・・・そして・・・・あ、飲んだ、よかった!
「ごめんねごめんね、僕がこんな所に連れてこなければこんな事には・・・・何かあれば一生責任を取るから!不自由させないから!だから・・・・治って!!」
オイヴィさん、自身の事を元聖騎士と言ってました。
元ってどういう事?今は違うという事でしょうか?あ、今はそれどころではないのですが。
「け・・・・怪我はないかい?」
僕は焦ってしまいました。
彼女は自ら男性不信と言っていましたし、男性に触れられるのを由としていない感じでしたから。
不可抗力とはいえ、抱きしめてしまってますから言い逃れもできません。
「あ・・・・いや・・・・大丈夫ではない・・・・」
え?どこか怪我?大丈夫ではないって?
「怪我した?ちょっと横になって。」
大丈夫ではないと言っていたのだから、僕がわからないだけで、どこか打ったのでしょうか?
「いや、そう言う意味ではないのだ。」
「でも大丈夫ではないのでしょう?調べますからソファで申し訳ないですが横になって下さい。」
僕は急いでオイヴィさんを寝かせます。
何故か目を瞑ったまま動かないオイヴィさん。
僕はどこか打っただけかと思ってましたが、これはひょっとしたら頭を強打した?そうでしたら色々調べないと。
そう、頭を強打した場合、下手に動かすのは悪手。
動かさない事が原則・・・・のはず。
「頭を打ったんだね?下手に動くと悪化するから、そのまま動かないで。」
ああ、なんてこった・・・・オイヴィさんの顔色が目に見えて変化していきます。
これは思ったより重傷?
ああ、どうしたら?
あ・・・・そうだ、、エリクサー、エリクサーなら回復できる?
「ちょっと待って、今回復させるから、すぐ治るから!」
「あ・・・・いや・・・・そういう訳では・・・・」
「しゃべっちゃダメだ!エリクサーで治ればいいけど・・・・脳にダメージある場合治るのか?」
僕がエリクサーと言ったのが理解できたのか、その瞬間オイヴィさんはびくっと・・・・そうじゃない・・・・さらに症状が悪化?痙攣しかけてる?
「ああ!痙攣?痙攣しそう?待って・・・・あった・・・・の・・・・飲めるかい?」
僕はオイヴィさんを抱えて、頭を少し上げ、飲むのに楽な姿勢にしました。
小さな瓶に入っているその容器は・・・・誰かが持ち込んだ栄養ドリンクの空容器です。
キャップがあるからきちんと閉めたら液漏れしませんから、ちょうどいいサイズなんです。
僕は口に瓶を押し付けますが、飲もうとしません。
掛けるか?頭に?
僕はもう一本を用意し、オイヴィさんに掛けます。
「エリクサーだから!すぐ効くから!ああ!スプレーがあったんだ!これで治ればいのですが!」
スプレー容器に入れてあったエリクサーを彼女の全身に掛けます。
ですが効果がない?
僕は意を決し、エリクサーを自身の口に含め、オイヴィさんの口の中に直接流し込む事にしました。
少し抵抗しているようですが、無理やり口の中にエリクサーを流し込みます。
僕はオイヴィさんの口から離れ、
「それエリクサーだから飲んで下さい!言葉が理解できてますか?もしかして意識も混濁しています?」
オイヴィさん、涙を流してます・・・・そして・・・・あ、飲んだ、よかった!
「ごめんねごめんね、僕がこんな所に連れてこなければこんな事には・・・・何かあれば一生責任を取るから!不自由させないから!だから・・・・治って!!」
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