勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしい

第163話 結局ギルドのおじさんに宿を紹介してもらった

この街は人口15万人ほどいるらしい・・・・

王都は30万を超えてるとか。

え?じゃあ並行世界では、30万人の人が死んじゃった?

今回は魔王を退けたけど・・・・

そうじゃなかったら、僕は、僕らは王都の人々を見捨てたわけか・・・・
尤も、並行世界の時は、魔王と戦って勝つとか、防戦すら許されないほど実力差だったから・・・・

よくあの時は女性達を救えたなあ・・・・

最初に並行世界で魔王に遭遇した時は、瞬殺だったからね。
で、もう一度やり直しても、魔王と対峙したら、瞬殺・・・・

前もって逃げるしかなかった・・・・

でも、今回は魔王を退け・・・・一応魔力を封じたはず?
僕の頭痛がなければあるいは?

まあ・・・・並行世界では、5年修行しても魔王と対抗できる力が付かず、あのような下種すぎる行為で力を得てようやく・・・・
あれ?今はその力がある?
じゃあ・・・・女性達を支配して、無理やり犯す必要ない・・・・?
ちょっと精神的な負担が減った順平だった・・・・

あ、そうだ、今はまだギルド内。
ギルドのおじさんが、宿を紹介してくれました。

「あんちゃんらは今、金があるからな・・・・この街でまともな風呂があるのは6件ほどだ。そして・・・・安全を配慮されてるとなりゃあ・・・・2件だな。」

少ない・・・・

だけど・・・・まあ一応行ってみるかな?
あ、それと・・・・もしこの街に留まるなら、どこか素材を得たり、魔物を狩ったりできる場所があるかな?

「あ?そう言うのは依頼に出てんだろ?」

依頼って・・・・あれかな?掲示板っぽいのがある?

まあ・・・・明日だな。
「友郁、やっぱり風呂入りたいよね?」

「うん。いくら浄化の魔法があると言っても、疲れは取れないから・・・・」

「じゃあ、2件あるって言ってたけど、早速行ってみようか?」

「はい!あ、じゃあ皆さん、さようなら。」

「おう!何か分かんねえ事あったらいつでも声かけてくれや!」

ゴンザレスがそう言うけど・・・・
「馬鹿だねあんたは!今あんたは凄い借金背負ってんだよ?明日からダンジョンでバリバリ稼がないと!」

「あ?ああああ!そうだった・・・・大金貨か・・・・あ、でもさあ?何だか知らねえが、俺ものすげえ身体の調子がいいんだよな?ほら、前に腕を怪我した後、ずっと痛みがあったんだがな・・・・あれが消えた!」

「え?じゃああんた・・・・今までロングソードだったっけ?バスタードソード行けるのかい?」

「ああ!俺っちのメインウェポン久し振りにまともに使えそうだぜ!」

・・・・ただの回復魔法のはずだけど・・・・まあいいか?

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