第109話　女性には見せてはいけなかったようです

子供の事は、見せるべきではなかった・・・・

今更ですが、そう痛感してしまいました。
とにかく時間がないので、そこまで頭が回っていなかったのですが・・・・

母性本能というべき？それが目覚めてしまって、しかも実際にまだ起こっていない出来事の子供に、情が移ってしまった・・・・？


そんな言を思っていると・・・・

「ではここで多数決を取りたいと思いうけれど、どうかしら？」

気が付いたら森江さんが何故か仕切ってます。

才村さんは何とか古手さんに衣服を着させ、けん制してます。

「先ほど皆さんも、常山さんが見せてくれた未来を見たと思うけれど、あの結果・・・・あれで行こうと思う人は、挙手をして下さらないかしら？」

・・・・才村さん以外は手を上げました。
「う・・・・順平さんが・・・・ああ、でもあの子にも会いたいし・・・・」

結局女性は全員手を挙げてました。

・・・・え？あのゲスい結果のあれでいいの？

「み・・・・皆もっと考えてくれない？こういうのもなんだけど、僕の立場はとんでもない屑だよ？みんなと関係を持って、全員に子を産ませる結果なんだよ？」
「ですが、この場の全員が助かるのですよね？」

食いつく森江さん。

しまったな・・・・彼女頭の回転早いんだよ、確か。記憶力もいいし・・・・

「それは・・・・そうだけど・・・・」

「じゃあいいじゃない！ハーレムって男の夢！希望！願望！それが女性側が受け入れるんだから、そこに躊躇する必要ある？」
「いやだけど・・・・皆の幸せが・・・・」

今度は古手さんが割って入る。
「あんな子供達と暮らせていけたら、これ以上の幸せはないわ！あの時常山順平！確かに私に女としての幸せをくれた！・・・・幸せ・・・・だったわ・・・・」

・・・・あれが彼女の幸せなの？
どう言った人生を歩んでたんだろう。

そしてみずかさんが・・・・

「色々確認しての結果なんですよね？ならいいのではないでしょうか？この場の誰かが明日？死ぬなんて想像もつきませんが、それは嫌ですし・・・・私はどっちも行けるので、複数での行為も燃えちゃいますよ？」
・・・・確かに彼女はそう言った性癖を・・・・ってうわ・・・・

「うう・・・・仕方ありません・・・・私、順平さんを独占したいですが、あの結果では・・・・致し方ありません。ですが！私が第一夫人なのですから！いいですよね？」

「ああうん、さいむ「友郁」・・・・友郁がそれでいいなら・・・・」
結局僕は、女性陣のごり押しで、先ほどの結果で進んでいくことにしました・・・・
あ、侍女さんはどうなの？

そう思ったけど、全員目を輝かせてます。