勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしい

第61話 ピザ窯(にしたかった材料)が・・・・

ジークムント親方が、侍女さんに何か言っています。

「じょーちゃん、兎に角こいつは貰ってくぜ!金は・・・・今それほど持ち合わせがねえ!小金貨が・・・・10枚ほどあるな。これで譲ってくれ!後の耐火煉瓦は数が多いだろうからな、また交渉させてくれ!俺は忙しいんだ!おい手前ら!武器の選別はやってるのか?」

そう言って嵐のようにやってきて、去っていきました・・・・

僕は泣いている3人の女性に、浄化の魔法を使い、粗相は無かった事にしました。
才村さんは僕に抱きついて泣いてます。
「こ・・・・怖かったです・・・・」
背中を優しくさすってあげます。
2人の女子高生は、お互い抱き合ってます。

そして侍女さんが
「常山様、代金です。」
そう言って小金貨10枚?ええと・・・・小金貨は1万円だったかな?
なので、10万円?
材料は・・・・ここの地面と、侍女さんが用意してくれた木片・・・・
いいのでしょうか?

それと、あの親方は炉で何をするのでしょう?鉄を溶かす?
一体どれだけの煉瓦が必要になる事やら・・・・

・・・・
・・・
・・


疲れたので、各々部屋に戻り、休憩を。

そう思ったのですが・・・・何故か4人で僕の部屋にいます。
侍女さんが、4人分の椅子を用意してくれました。

ええと、この空間に侍女さん含め8人・・・・

しかも僕以外は全員女性。

あ、食堂には内元君と、揚村さんの姿はなく、2人で何処かへ行ったのでしょうか?まあいいのですけどね。

「ええと、何故ここに全員いるのかわかりませんが、手っ取り早いので、先ほどのお金を皆で分けようと思います。」
そう言って小金貨2枚ずつを分けます。残り2枚。
「一応パーティを結成しましたので、残り2枚は、パーティ資金にしたいと思います。」
3人供頷いてくれます。

そして、今この3人ですが、一度自身の部屋に戻り、着替えをしてきたようです。ラフな格好・・・と言えば聞こえはいいですが、少々露出の多めの服です。
体のラインも分かり易く、肌の露出も多め・・・・目のやり場に困りそうです。

そんな事を考えていると、侍女さんが飲み物を持ってきてくれました。
有り難いです。

「ええと、その、さっきは怖かったよね?もう大丈夫だよね?」
うんうん頷く3人です。
「ええとその、さっきは私達その・・・・ありがとうございます!」
吉安さんが最初に話しかけてくれました。
「ええと、あれは、何だったんでしょうか?色々汗とかも綺麗になりましたよ?」
伊知地さんの指摘が・・・・
「あれは浄化と言うスキルですね。」
才村さんがあっさりゲロりました。
まあいいのですが。
「ええと、常山さんのスキル、鑑定ですよね?鑑定でそのような事が?」
そう伊知地さんが聞いてきますが・・・・何処まで話したらいいものか・・・・

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