精霊貴族に転生~精霊の力を使って最強を目指します~

ReiNiaras

第四十四話 カミングアウト?

王都についた俺たちは真っ先にギルドへ行った
なぜならアイテムボックスにしまったままの素材を売り払うためとギルドであったことを報告するためだ




ギルドに着いて受付に行くとすぐにギルドマスターの職務室に案内される
「フィルお疲れ
それでどうだった?」


そういうとリフィスは
「連絡していた人たちは?」
そう聞いた


俺は連絡していた人たちとは誰だろうかと思いつつ話を聞くことにした
すると
「あぁちゃんと呼んでいる」
そういうとすぐにドアがノックされて誰かが入ってくる


俺が振り返るとそこには
ライルとセオがいた


「なんで二人が?」
俺が困惑しているとリフィスが
「僕が呼んだんだよ
これから話す内容は彼らには聞いてもらっていたほうが都合がいいからね」
そういった


二人はそう話すリフィスを何者なんだという顔で見ていた
するとここでもリフィスが驚きの言葉を発する
「君たちには聖約を受けてもらうよ」


この世界には二つの誓約の方法というか形がある
一つは紙に書いて誓う「誓約」
これは守らないと神罰が下るとされていてまあ破る人はいない
たまにいるようだがそうするとその後一生後悔するような形になるらしい


そしてもう一つが聖約だ
これはよほどのことがない限り使われない
なぜならこれは少しでも契約違反すると確実に死ぬからだ


上と下どのように違うかというと簡単に言えば効果の差だ
下は上よりももっと厳しい




それで今回リフィスが言ったのは下の聖約だ
そのため二人は驚き怪しんでいるのだ


すると
「何も話してくれるのかな」
ライルがいつになく真剣な表情でいった


「僕とルイトの正体」
俺は急いで
「何言ってるんだよ」
そういったがリフィスは
「彼らには言っておいたほうがいい」
そういったので渋々引き下がった






そしてギルマス含む三人に聖約を受けさせた
三人はほかの執事たちが受けなかったことが気になったようだがリフィスがそれも後で説明するというと素直にうなずいた




そしてリフィスが
「じゃあ僕の正体から行こうか


改めて自己紹介するよ


魔法神リフィスこれが僕の本当の名前だよ」
そういうと三人とも固まっていた




それでもリフィスはそのまま
「で、さっき気になってたルイトの執事たちだけど全員僕の配下だから」
そこで話を区切った


すると三人とも膝をついて祈ろうとした
それをリフィスがやめるように言い
「何か質問はあるかい?」
そう聞いた


するとセオが恐る恐る
「リフィス様なかなか信じられませんが今のあなたのオーラを見るとほんとなのでしょう
しかし、なぜ私たちに?」
そう聞いた


そしたらリフィスが説明し始めた
「う~んそこらへんはルイトのことが関係しているかな
でも簡単に言えば何かあったときにルイトの力になってほしい
多分ルイトではできないことも多くあるからね」


「分かりました
ではできることをしましょう
それでルイトについては?」


「ルイト自身というよりはルイトと契約しているものかなそういった」


するとライルは気づいたようだ
「精霊ですか?」


「そうだね精霊だよ
ただし大精霊が3体だけどね」
そういった


すると


ライル
「そっか~大精霊か~」


セオ
「なんてことだ」


ガイアス
「聞くんじゃなかった」


三人ともそれぞれ反応が違った




するとリフィスから呼び出すよう言われたので呼び出してみる


「精霊召喚」
そういうとノフィ、アクアリーナ、マイラスが無事に召喚された


「「「・・・」」」
三人は実際に召喚された大精霊を見てもう固まってしまった









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