精霊貴族に転生~精霊の力を使って最強を目指します~

ReiNiaras

第三十九話 テンプレ?

そこには一人の大柄の男の人が座っていた


「おう、久しぶりだなフィル」
「久しぶりだな、ガイアス」


どうやらこの人がギルドマスターらしい
「それで今日はいきなりどうしたんだ?


職場をやめてギルドに戻ることにしたのか?」
「あいにくだけど今の職場が気に入っていてね
そんなことはないよ


今日はこの子の登録をしに来たんだよ」


そうリフィスが言うと
「ほーこの子のか」
そういって俺のほうを見ると


「なるほど確かにフィルが言うだけあるな
Dランクからでどうだ?」
「ほんとはCぐらいは欲しかったけど
まぁDでいいか」


なぜか何もする前にDランクになることが決まった
「それじゃあ登録しようか」
そういってまたギルドの受付に今度はギルドマスターも一緒に行った


すると
「お前これは俺のだ」
「俺のだよ」
冒険者が暴れていた


どうやら何かをもめているようだ
するとギルドマスターのガイアスさんは何か面白いことをひらめいたようで
「あれを無事に収めてくれたらCランクにするよ」
そういわれた


詳しく聞くともめている二人は片方はCランク、もう片方はBランクらしい
なので無事に止めてくれたらCランク相当の実力だと認めてくれるらしい


リフィスができればCランクがいいと言っていたのでとりあえず頑張ることにした


「あの~皆さん困っているみたいなんでやめてもらえませんか?」
俺はとりあえず対話で解決してみることにした


しかし、
「あ?ガキはすっこんでろ」
「邪魔だ、どけ」
そういって話を聞かずに口論をやめない二人


「だからみんなk
俺がさらに説得しようとすると
「うっせーんだよガキ、すっこんでろ」
そういうと俺を突き飛ばしてきた


俺は体勢を崩し倒れこみそうになる
まさか子供を突き飛ばすとは思っていなかったのかギルマスが驚く


しかし、俺は風魔法で補助し一回転して着地した
「お~」
それを見ていた冒険者たちは驚いていた


そして俺は
「だから静かにしろって言ってるだろうが」
そういって二人に雷を落とした


「「アガガガ」」


二人は雷をもろに食らって倒れた。
その様子を見てほかの冒険者たちは唖然としていた


そして
「なるほどフィルが推薦するだけはある
あの威力とあの精度どちらもAランク相当だ


そしてあの身のこなし方尋常じゃないな


いいだろうCランクスタートだ」
そうギルドマスターが言った


こうして俺は早速Cランクとなった


それが終わってからフィルが早速
「よしルイトもCランクになったことだし精霊の祠に行く許可が欲しい」
そうギルドマスターに言った


そうすると
「はぁCランクからがいいといったのはそういうことか
確かにあそこはCランクからしか入れないが…」


どうやらCランクからしか精霊の祠に入れないらしい
俺はすぐに行けることに安心した


ギルドマスターはものすごく悩んでいたが、


「もちろん許可してもらえるよね」
そうフィルがものすごく背筋がぞっとする声で言うと


「はぁ、分かったよ
ただしフィルとお前のパーティーがちゃんと責任もって連れて行けよ」
そういって許可してくれた


周りの冒険者からは
「あいつ何者なんだ
あっさりBランクの冒険者を倒すわ


Cランクになるわ
そしてあのフィルさんのパーティーに一緒に精霊の祠に行ってもらえるなんて幸せすぎだろ」


「いやでもあいつ強かったじゃないか
意外とフィルさんの子供だったりして」


「確かに
だからついて行ってもらえるのか」


「うわ~幸せすぎるだろ
俺もフィルさんの子供に生まれたかった」


なぜか勝手に変な話の流れになり俺がリフィスの子供ということになってしまった
そしてそれの誤解を正そうとするとリフィスが肩をつかんで離してくれない
そしてその手がかすかにふるえていた
リフィスを見ると


(こいつ笑ってやがる)
俺はとっさにけりを入れようとしたが危なげなくかわされてしまう
するとさっきの人たちはギルドを出て行ってしまい誤解を正せなかった


俺はあきらめるとリフィスたちとともに精霊の祠に行くための手続きを行うためにカウンターに行った






そしてこのときこの誤解を正さなかったことでこの噂が広まり気づいた時には全く違う内容となっていた



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