精霊貴族に転生~精霊の力を使って最強を目指します~

ReiNiaras

皇女救出~その後~

俺は起きたら王都の近くだった。
俺が起きたのがわかったのか騎士がノックいてくる。


コンコン
「ルイト様もうすぐ王都につきます」
俺は
「分かりました。すぐに準備します」


そういって降りる準備を行った。
そして準備が終わるとちょうど王都についた。


すると、入場審査の列に並ばずにその横を通って行った。
俺は軽く驚いていると、門の前まで来た。




門番は止めようとするが、馬車の近衛騎士団の紋章を見てすぐに入場待ちの人たちをどける。
入場待ちの人たちはいやな顔をしていたが、近衛騎士団と知ってすぐに退いてくれた。




そこから、王城に向かっていく。
その道中いろんな馬車が俺たちのために道を開けてくれた。
そのおかげで普段の何倍もの速さで帝城についた。




するとすぐに、シア殿下は帝城の使用人たちに連れていかれた。
そして今までの騎士団の人たちもシア殿下についていった。


俺は一人になって困っているとライルが走ってきた。
「ルイトごめん待たせたね」
「いや、俺も今戻ってきたところ」


「そっか、ならよかった。それよりも今回は本当にありがとう。ルイトのおかげでシア殿下を無事に救出することができた」
そう感謝された。




「いや、俺は自分のするべきことをしただけだよ」
そういうとライルは
「そういってもらえると助かる。それよりも移動しようか」
そういって俺たちは歩き始めた。






歩きながら俺は今回の大まかな概要を話した。すると、
「そうか、何人かに逃げられたか...。」
そうライルが悩んでいた。


「ごめん、逃がすつもりはなかったんだけど...。」
俺がそういうとライルは
「いや問題ないよ。後はこちらの仕事さ」
そういってまた別な話を始めた。




たどり着いた先は大きな待機室のような場所だった。
そこはとても豪華な作りで、そこに父さんが座っていた。


父さんは俺に気付くと
「ルイトお疲れさま」
とねぎらってくれた。
それから、ライルは一度聞いたが父さんは知らないのでもう一度大まかな概要を話した。


すると「大変だったな」と言ってくれ、頭を撫でてくれた。
そこからは、本格的に今後の対応などが話された。


「それでは、逃走した犯人は軍と近衛騎士団にて対応します」


「あぁ、それがいいだろう。こちらも領地が近いため国境などには念のため確認させよう」


「それは助かります。後は皇宮の警備は近衛騎士団の中で対策したいと思います」


「あぁ、ただし身元には...」


「ええ、それはしっかりとしておきたいと思います」




このようなやり取りが行われ今後の対策が決まった。
すると、俺たちは陛下に呼ばれた。
今回は3人で行くようだ。
そして入った部屋には、








シア殿下がいた。

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