第九話　ステータスと隠匿

俺達は馬車で家に帰りそこでそれぞれ自分の部屋に分かれた。
俺は自分の部屋に戻ると着替え、椅子に座った。


「じゃあステータス確認しようかな」
俺はいつになくワクワクしていた。
なぜなら魔法は適性がなければうまく扱えないからだ。
ノフィから精霊魔法を使えるとは言われたがそれでも魔法の適性があって悪いことはない。


「えーっとステータスを全部見るには...あ、そうだった『ステータスフルオープン』」
ステータスを表示するにはいくつかの種類がある。
まず、すべてを見るステータスフルオープン。これは自分にしか見えない
次に、相手に名前などを見せる場合のステータスオープン。これは見せる項目を指定できる。
最後に、相手に全てを見せるステータスエクストラオープン。これはなかなか使わない。なぜなら、ステータスをすべて見るということはその人のすべての情報を見ることに近いからだ。


俺は自分のステータスを見て驚いた。


___________________________________________________________________________________________


ルイト・ニアラス


種族　人族


レベル　10


HP    255780
MP    8475489 
素早さ　　2050


魔法適正


炎　　レベルEX
水　　レベルEX
風　　レベルEX
雷　　レベルEX
土　　レベルEX
空間魔法　　　レベルEX
時間魔法　　レベルEX
精霊魔法　　レベルEX


加護


時空大精霊の加護　　レベルEX
炎の大精霊の加護　　レベルEX
水の大精霊の加護　　レベルEX
土の大精霊の加護　　レベルEX
時空神の加護　　レベルEX
生命神の加護　　レベルEX
魔法神の加護　　レベルEX


スキル
隠匿　　レベルEX
神眼　　レベル5
アイテムボックス　　レベル５
魔法創造　　レベルEX




称号


転生者
精霊に愛されしもの
時空の大精霊の契約者
神の使徒
神の代行者
神童
ニアラス伯爵家三男






いやおかしいでしょ！
突っ込みどころ多すぎるでしょ
まず魔力量が多すぎるでしょ。てかなんでレベルもう上がってんの。
待って魔法適正がほぼ全属性だし（まあ光と闇の二つの属性はなかったけど）
それに魔法適正と加護が全部レベルがEXだし。このレベルで使える魔法の種類が変わる。
称号の神の使徒って何？それと神の代行者って...これって絶対家族に見せれないやつじゃん。
どうしよう。


「なら隠匿したら？」
「その声はノフィ？」
「うん、ちょっと遅れちゃった」
そういって入ってきたのはノフィだった。神界にいた時と同じように人の姿をしている。


「それで隠匿って何？」
「ステータスとかを改変させれるスキルだよ。ルイト君は持ってたと思うけど」
「うんあるよ」
そういって俺はノフィに言われたように隠匿を使った。
すると


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ルイト・ニアラス
人族　レベル　10
HP　　500
MP　　1000
素早さ　　78


魔法適正


炎　　レベル５
水　　レベル３
風　　レベル１
雷　　レベル２
土　　レベル１
空間魔法　　　レベル４


加護


時空大精霊の加護　　レベル５
炎の大精霊の加護　　レベル３
水の大精霊の加護　　レベル２
土の大精霊の加護　　レベル２
時空神の加護　　レベル５
生命神の加護　　レベル２
魔法神の加護　　レベル４


スキル


アイテムボックス　　レベル５
神眼　　レベル３


称号


精霊に愛されしもの
神童
ニアラス伯爵家三男


よし、これで問題ないな
「できたよ。これで問題ない」
「ほんとだね」
「あ、もうそろそろご飯の時間だ」
「ノフィはどうする？」


俺はノフィにどうするのか聞いてみた。俺はご飯を食べに行くがノフィは別に来る必要はないからだ。
「うーん、ルイト君の家族も見てみたいし行ってみようかな」
そうして俺とノフィはご飯を食べに部屋を出た。