Bluetoothで繋がったのは学校1の美少女でした。
第56話 本心
陶芸体験が終了し、陶芸体験の様子を店員さんにスマホで撮影してもらった写真を祐くんと2人で確認している。
「うわ、最悪だな俺の顔。完全に半目になってる」
「これはこれで良いんじゃないですか? 祐くんらしいです」
「半目って俺らしいの?」
疑問符を浮かべる祐くんは半目で写ってしまった事にショックを受けていた。私的にはこの半目の表情も愛らしくてとても好きなのだけれど。
「大丈夫ですよ。店員さんが2枚写真を撮ってくれてたんで、もう一枚は普通の顔してます」
「あ、本当だ。なら良かった。てかそれならあの半目の方の写真は消しといてくれよ恥ずかしい」
「んーどうしよっかなぁ。消してあげなくもないですけど」
「お、お願いします祐奈さん」
しょうがないですねぇ、と祐くんに半目の写真を消去するところを見せる。
でもこの可愛い祐くんの写真を消すのはあまりにも勿体ない。この写真を見ているだけで辛い時も悲しい時も元気をもらえそうだ。
写真を削除した事に満足そうな表情を見せる祐くんには申し訳ないけど後で削除した項目から復元させよう。
私は別に陶芸がしたかったわけではない。確かに経験のない陶芸体験は楽しみではあったが、本当は人生で1度しかない高校の修学旅行で、祐くんと2人の思い出が作りたかった。
どのような方法で祐くんとの楽しい思い出が作れるかと考えていたとき、ネットで陶芸体験の広告を見た。
陶芸体験なら、2人での思い出も作れて、後日お揃いの湯飲みが自宅に届く。まさに一石二鳥だった。
分かれてお土産を買おうと嘘をついた風磨くんと楓さんには悪いことをしたと思っている。
それ以上に祐くんと2人で修学旅行での思い出を作りたかった。
修学旅行は2泊3日。まだまだアピールするチャンスはある。
祐くんは私と話すようになるもっと前から楓さんと沢山話してる。私は楓さんの足元にも及ばない。
楓さんに少しでも追いつくために、多少の嘘を着くことも辞さない。負けない様に頑張らなくっちゃ。
「うわ、最悪だな俺の顔。完全に半目になってる」
「これはこれで良いんじゃないですか? 祐くんらしいです」
「半目って俺らしいの?」
疑問符を浮かべる祐くんは半目で写ってしまった事にショックを受けていた。私的にはこの半目の表情も愛らしくてとても好きなのだけれど。
「大丈夫ですよ。店員さんが2枚写真を撮ってくれてたんで、もう一枚は普通の顔してます」
「あ、本当だ。なら良かった。てかそれならあの半目の方の写真は消しといてくれよ恥ずかしい」
「んーどうしよっかなぁ。消してあげなくもないですけど」
「お、お願いします祐奈さん」
しょうがないですねぇ、と祐くんに半目の写真を消去するところを見せる。
でもこの可愛い祐くんの写真を消すのはあまりにも勿体ない。この写真を見ているだけで辛い時も悲しい時も元気をもらえそうだ。
写真を削除した事に満足そうな表情を見せる祐くんには申し訳ないけど後で削除した項目から復元させよう。
私は別に陶芸がしたかったわけではない。確かに経験のない陶芸体験は楽しみではあったが、本当は人生で1度しかない高校の修学旅行で、祐くんと2人の思い出が作りたかった。
どのような方法で祐くんとの楽しい思い出が作れるかと考えていたとき、ネットで陶芸体験の広告を見た。
陶芸体験なら、2人での思い出も作れて、後日お揃いの湯飲みが自宅に届く。まさに一石二鳥だった。
分かれてお土産を買おうと嘘をついた風磨くんと楓さんには悪いことをしたと思っている。
それ以上に祐くんと2人で修学旅行での思い出を作りたかった。
修学旅行は2泊3日。まだまだアピールするチャンスはある。
祐くんは私と話すようになるもっと前から楓さんと沢山話してる。私は楓さんの足元にも及ばない。
楓さんに少しでも追いつくために、多少の嘘を着くことも辞さない。負けない様に頑張らなくっちゃ。
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