奴隷魔法使い
第83話仕官
『多摩冒険者組合』
「森小人目付殿、連絡御苦労、朝野奴隷千人頭代理に直接会って今後の対応を考えます。」
「は! 大和様お気をつけて。」
『魔境奴隷冒険者第2臨時砦』
「朝野殿、今回の事件ですが、さすけ多摩冒険組合長を牢から出して直臣化すれば今後は防げますかな?」
「殿様、組合員の士気は高まると思われます、さすけ組合長は殿様襲撃の現場にはいませんでした、責任者としての入牢ですから、殿様さえお許しに成れば、鈴木代官殿も拘束を解くのは簡単と思われます。」
「では、朝野殿から鈴木代官に連絡お願いします、約束の時間に囮にならないと冒険者達に大損害が出ます、代官所には夜に相談に参ると連絡願います。」
「は! 承りました、殿様もお気をつけて。」
『多摩魔境冒険者第1臨時屯所』
「大和尊だ、責任者はいるか?」
「は、今呼んで参ります」
「を? りょうと殿・くまきち殿・とらお殿・あすか殿・みどり殿・かえで殿、その節はお世話になりました。」
「いえ、狩場まで御案内させて貰っただけです。」
「とんでもない凄く助かりました、あの頃は魔力も低く立場も悪かったので、下手をすれば反逆者に仕立て上げられていました。」
「いや~そう言っていただけると嬉しい限りです。」
「今回の襲撃撃退、草の確保と大活躍、是非お礼をさせていただきたい。」
「そう言っていただけるとありがたい。」
「仕官していただきたいが、士族の陪臣程度では、優秀な冒険者収入の足元にも及びますまい。」
(残念、仕官はむりか! だが確かに尊様の狩り方なら莫大な収入が約束される、下手に家臣なって俸禄だけになるより冒険者のまま褒美だけもらった方が得かな?)
「よって、出仕不要! 自由に狩りをし収入とすることを認め、領地が確定したら100坪の屋敷地貸与、俸禄は世襲扶持米1人扶持(1日5合の玄米)、家格は騎乗資格の有る騎士とする。」
「な! 有り難き幸せ!!」
「6人とも私が正式に王家士族となったら陪臣士族に成る、漢字の名前と氏を考えておいてくれ。」
『は! 有り難き幸せ。』
「後は活躍してくれた冒険者達だが? 仕官の意思が有るなら、出仕不要・長屋貸与・世襲扶持1人扶持・家格は卒族小人からになるが? どうかな?」
『は! 皆に話して希望者を確認いたします。』
「うむ、では活躍報告書を朝野奴隷千人頭代理殿に提出してくれ、彼が活躍に応じて採用を決めてくれる、草は俺達が連れて行く。」
「は!」
(おい、殿様って言いな!)
「狩りは何時も通りでな。」
「は! 殿様。」
「森小人目付殿、連絡御苦労、朝野奴隷千人頭代理に直接会って今後の対応を考えます。」
「は! 大和様お気をつけて。」
『魔境奴隷冒険者第2臨時砦』
「朝野殿、今回の事件ですが、さすけ多摩冒険組合長を牢から出して直臣化すれば今後は防げますかな?」
「殿様、組合員の士気は高まると思われます、さすけ組合長は殿様襲撃の現場にはいませんでした、責任者としての入牢ですから、殿様さえお許しに成れば、鈴木代官殿も拘束を解くのは簡単と思われます。」
「では、朝野殿から鈴木代官に連絡お願いします、約束の時間に囮にならないと冒険者達に大損害が出ます、代官所には夜に相談に参ると連絡願います。」
「は! 承りました、殿様もお気をつけて。」
『多摩魔境冒険者第1臨時屯所』
「大和尊だ、責任者はいるか?」
「は、今呼んで参ります」
「を? りょうと殿・くまきち殿・とらお殿・あすか殿・みどり殿・かえで殿、その節はお世話になりました。」
「いえ、狩場まで御案内させて貰っただけです。」
「とんでもない凄く助かりました、あの頃は魔力も低く立場も悪かったので、下手をすれば反逆者に仕立て上げられていました。」
「いや~そう言っていただけると嬉しい限りです。」
「今回の襲撃撃退、草の確保と大活躍、是非お礼をさせていただきたい。」
「そう言っていただけるとありがたい。」
「仕官していただきたいが、士族の陪臣程度では、優秀な冒険者収入の足元にも及びますまい。」
(残念、仕官はむりか! だが確かに尊様の狩り方なら莫大な収入が約束される、下手に家臣なって俸禄だけになるより冒険者のまま褒美だけもらった方が得かな?)
「よって、出仕不要! 自由に狩りをし収入とすることを認め、領地が確定したら100坪の屋敷地貸与、俸禄は世襲扶持米1人扶持(1日5合の玄米)、家格は騎乗資格の有る騎士とする。」
「な! 有り難き幸せ!!」
「6人とも私が正式に王家士族となったら陪臣士族に成る、漢字の名前と氏を考えておいてくれ。」
『は! 有り難き幸せ。』
「後は活躍してくれた冒険者達だが? 仕官の意思が有るなら、出仕不要・長屋貸与・世襲扶持1人扶持・家格は卒族小人からになるが? どうかな?」
『は! 皆に話して希望者を確認いたします。』
「うむ、では活躍報告書を朝野奴隷千人頭代理殿に提出してくれ、彼が活躍に応じて採用を決めてくれる、草は俺達が連れて行く。」
「は!」
(おい、殿様って言いな!)
「狩りは何時も通りでな。」
「は! 殿様。」
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