呪いで常識を失ったのでロリと旅に出る
第216話 怪しいお店
「お待たせしました~」
人間のウエイトレスが料理を運んでくる。その動きは洗練されていて明らかに冒険者上がりって感じがしてとても良い感じ。たぶん安定した収入が欲しくなったか、パーティが解散したかでここで働いているのだろう。
というか客層が客層だけにウエイトレスと言えど最低限の戦闘能力が必要とされる。この店で暴れてる人見たことないけどな。普通に考えて外観から料理まで何かなら何まで怪しいお店で暴れるのおかしい。
コンクリ詰めとかにされそう。
「ねぇキミヒト、これどうやって食べるの」
「変なスプーンもついてるわね」
イリスがラーメンを前にちょっと困惑している。フォークはあるが、レンゲを扱ってるのはこのお店くらいだろう。物珍しさと美味しさ、その両方を兼ね備えているからリピーターも多いし話題が欲しい商人も来る。
お金が作られるシステムとして申し分ないだろう。ただ、ちゃんと食べられる人はかなり少ないが。
実際イリスもフォークを使ってラーメンをすくおうとしているが全然上手く行っていない。そのままフォークを素通りするし良い感じに乗っててもスープから出すと滑り落ちていく。
温かいうちに食べてほしいので二人には先に食べ始めててもらうことにしよう。
「それはな、こうやって食べるんだ」
俺はここぞとばかりにイリスの横に移動し丁寧に教える。流石に箸を使うのは無理だと思うのでスパゲティのようにレンゲに麺を巻いて乗せる感じで食べさせる。
フォークでも食べやすいようにこの世界の麺類は結構短く作られている。そうすることによって、最悪どんぶり持って流し込んで飲むことすら可能になっている。スープ熱いからやったらやばそうだけど。
「……! おいしい」
最初は麺だけ乗せて、次にスープも一緒にどうぞって感じで教えるとイリスは凄く丁寧にラーメンを食べ始める。オーソドックスなラーメンに野菜やらチャーシューやらが乗っているシンプルな野菜ラーメン。
おいしいので思わずもぐもぐし始めるが、熱かったのかはふはふし始める。たまらん。
「クロエのはフォークで普通に……ってなんだ?」
「わ、私にも食べさせてほしい、なんて」
何? 俺の事殺す気? あーんしてほしいおねだりって何? 俺世界救ってきたのかってくらい善行積んだ? うん、世界救うくらいの善行積んでたわ。よかった、世界救って。
イリスにあーんも最高だったけどあれは断られないと確信してやったことだ。だがクロエからはおねだり。イリスなら私もって言って圧力かけてくるけどクロエ。お姉さんぶってることの多いクロエがだよ?
ちょっと顔あからめて上目遣いで食べさせてってなにそれ。あぁ、ありがとう世界、ありがとう女神様。
「またキミヒトさんトリップしてますね」
「こういう時のクロエちゃん破壊力抜群だからなぁ」
フラフィーとあかねが達観した表情で俺達のやり取りを眺めていた。同姓からみてもこのクロエの可愛さには思う所があるようだ。いつも強気の子が見せるデレた部分とか反応しない方がおかしいもんな。
めぐ? ご飯来るまでずっとお祈りポーズを決めて動かないよ。
「クロエのは、そのままフォークですくって食べる感じで大丈夫だ。こんな感じだな」
口を開けてちょっとエロい感じのクロエの口の中に、ゆっくりと白濁したものを入れる。柔らかくもしっかりとした歯ごたえ、良い感じに熱くなったそれはクロエの口の中に少しずつ飲み込まれて行き喉を通っていく。
めちゃくちゃ興奮してきた。
「おいしいわね」
「スライムフィッシュのフライが来たらスープにつけて食べてみるといい。うどんの味も少し変わるし楽しめるぞ」
「うん、ありがと」
賢明なロリコンの皆さんならもうお分かりだと思うが、俺がこのお店に来た理由はこのロリ達に麺類を食べさせることだ。最近こうやって心の中で誰かに語りかけていないと正気を保てないくらいになっていてヤバイ。
なんかこうみんなにまた会えてイチャイチャできる幸せが爆発しそうで常に動悸と息切れしそうなんだよね。そんな自分を抑えるためにはひたすらに自分自身のなかで語るしかないというわけだ。
度々食事風景をみて興奮冷めやらなくなっている俺だが、ついに麺類を食べさせることに成功した。麺類を食べている女の子のエロさについて語っていたわけだがついにそれを直接見ることが出来たってわけだ。
「難しい……」
イリスは苦戦しながらもなんとかレンゲに麺を乗せて静かにすすっている。ラーメンという大衆的な食べ物ではあるが、こうやって丁寧に食べられているとそれだけでちょっとお高そうなものに感じる。この世界では実際高い食べ物だけども。
ちゅるちゅると口を少しすぼめて麺を口の中に入れていくあの感じ、もう興奮が収まらねえぜって感じある。まじでなんなんだろうな麺類食べてる女の子がエロく見える現象。
クロエもクロエでとてもおいしそうに食べていてもう俺は何をして良いかわからない。髪を押さえてうどんを口に運ぶ仕草には上品さもありながらどこか妖艶な雰囲気を醸し出させ実はこれはエロい事なのでは思ってしまいます。
いや俺はエロい事だと思っているから何も間違っちゃいない。エロい事だと思わないほうがどうかしていると俺はここで声を大にして叫ばせてもらうぜ。
「うーん、覗かなくて正解な顔してるねキミヒト君」
あかねが俺のことをじっと見ながらつぶやいているが、これなら別に覗かれても構わないからいいよ別に。女性陣がどう思うかは火を見るより明らかだが、俺は自分を偽るつもりなんか何もないからな。
晒すなら晒せ! 伝えてくれてもいいよ別に! 絶対同士がいるから!
「キミヒトさん、私には何もないんですか……」
「熱くて食べられなくて食べるの我慢してるのもすんごい可愛いよ」
「何も嬉しくないです」
フラフィーの鍋焼きうどんも来ていたが、鍋焼きは冷めにくいので猫舌のフラフィーはまだ食べられないでいた。すこし恨めしそうな顔してるけどその顔見たかったからそれ頼んだんだよ?
実際に鍋に入れられた食材たちの旨味が染みこんで鍋焼きうどんは非常に美味しいからちょっとまってなさい。それまで俺に見られて恥ずかしい思いをしててください。
その後あかねは普通に食べ始め、めぐも華麗にフォークとナイフを使ってステーキを食べていた。箸も頼めば出てくる辺り日本人向けに作っていたのかもしれないな。
人間のウエイトレスが料理を運んでくる。その動きは洗練されていて明らかに冒険者上がりって感じがしてとても良い感じ。たぶん安定した収入が欲しくなったか、パーティが解散したかでここで働いているのだろう。
というか客層が客層だけにウエイトレスと言えど最低限の戦闘能力が必要とされる。この店で暴れてる人見たことないけどな。普通に考えて外観から料理まで何かなら何まで怪しいお店で暴れるのおかしい。
コンクリ詰めとかにされそう。
「ねぇキミヒト、これどうやって食べるの」
「変なスプーンもついてるわね」
イリスがラーメンを前にちょっと困惑している。フォークはあるが、レンゲを扱ってるのはこのお店くらいだろう。物珍しさと美味しさ、その両方を兼ね備えているからリピーターも多いし話題が欲しい商人も来る。
お金が作られるシステムとして申し分ないだろう。ただ、ちゃんと食べられる人はかなり少ないが。
実際イリスもフォークを使ってラーメンをすくおうとしているが全然上手く行っていない。そのままフォークを素通りするし良い感じに乗っててもスープから出すと滑り落ちていく。
温かいうちに食べてほしいので二人には先に食べ始めててもらうことにしよう。
「それはな、こうやって食べるんだ」
俺はここぞとばかりにイリスの横に移動し丁寧に教える。流石に箸を使うのは無理だと思うのでスパゲティのようにレンゲに麺を巻いて乗せる感じで食べさせる。
フォークでも食べやすいようにこの世界の麺類は結構短く作られている。そうすることによって、最悪どんぶり持って流し込んで飲むことすら可能になっている。スープ熱いからやったらやばそうだけど。
「……! おいしい」
最初は麺だけ乗せて、次にスープも一緒にどうぞって感じで教えるとイリスは凄く丁寧にラーメンを食べ始める。オーソドックスなラーメンに野菜やらチャーシューやらが乗っているシンプルな野菜ラーメン。
おいしいので思わずもぐもぐし始めるが、熱かったのかはふはふし始める。たまらん。
「クロエのはフォークで普通に……ってなんだ?」
「わ、私にも食べさせてほしい、なんて」
何? 俺の事殺す気? あーんしてほしいおねだりって何? 俺世界救ってきたのかってくらい善行積んだ? うん、世界救うくらいの善行積んでたわ。よかった、世界救って。
イリスにあーんも最高だったけどあれは断られないと確信してやったことだ。だがクロエからはおねだり。イリスなら私もって言って圧力かけてくるけどクロエ。お姉さんぶってることの多いクロエがだよ?
ちょっと顔あからめて上目遣いで食べさせてってなにそれ。あぁ、ありがとう世界、ありがとう女神様。
「またキミヒトさんトリップしてますね」
「こういう時のクロエちゃん破壊力抜群だからなぁ」
フラフィーとあかねが達観した表情で俺達のやり取りを眺めていた。同姓からみてもこのクロエの可愛さには思う所があるようだ。いつも強気の子が見せるデレた部分とか反応しない方がおかしいもんな。
めぐ? ご飯来るまでずっとお祈りポーズを決めて動かないよ。
「クロエのは、そのままフォークですくって食べる感じで大丈夫だ。こんな感じだな」
口を開けてちょっとエロい感じのクロエの口の中に、ゆっくりと白濁したものを入れる。柔らかくもしっかりとした歯ごたえ、良い感じに熱くなったそれはクロエの口の中に少しずつ飲み込まれて行き喉を通っていく。
めちゃくちゃ興奮してきた。
「おいしいわね」
「スライムフィッシュのフライが来たらスープにつけて食べてみるといい。うどんの味も少し変わるし楽しめるぞ」
「うん、ありがと」
賢明なロリコンの皆さんならもうお分かりだと思うが、俺がこのお店に来た理由はこのロリ達に麺類を食べさせることだ。最近こうやって心の中で誰かに語りかけていないと正気を保てないくらいになっていてヤバイ。
なんかこうみんなにまた会えてイチャイチャできる幸せが爆発しそうで常に動悸と息切れしそうなんだよね。そんな自分を抑えるためにはひたすらに自分自身のなかで語るしかないというわけだ。
度々食事風景をみて興奮冷めやらなくなっている俺だが、ついに麺類を食べさせることに成功した。麺類を食べている女の子のエロさについて語っていたわけだがついにそれを直接見ることが出来たってわけだ。
「難しい……」
イリスは苦戦しながらもなんとかレンゲに麺を乗せて静かにすすっている。ラーメンという大衆的な食べ物ではあるが、こうやって丁寧に食べられているとそれだけでちょっとお高そうなものに感じる。この世界では実際高い食べ物だけども。
ちゅるちゅると口を少しすぼめて麺を口の中に入れていくあの感じ、もう興奮が収まらねえぜって感じある。まじでなんなんだろうな麺類食べてる女の子がエロく見える現象。
クロエもクロエでとてもおいしそうに食べていてもう俺は何をして良いかわからない。髪を押さえてうどんを口に運ぶ仕草には上品さもありながらどこか妖艶な雰囲気を醸し出させ実はこれはエロい事なのでは思ってしまいます。
いや俺はエロい事だと思っているから何も間違っちゃいない。エロい事だと思わないほうがどうかしていると俺はここで声を大にして叫ばせてもらうぜ。
「うーん、覗かなくて正解な顔してるねキミヒト君」
あかねが俺のことをじっと見ながらつぶやいているが、これなら別に覗かれても構わないからいいよ別に。女性陣がどう思うかは火を見るより明らかだが、俺は自分を偽るつもりなんか何もないからな。
晒すなら晒せ! 伝えてくれてもいいよ別に! 絶対同士がいるから!
「キミヒトさん、私には何もないんですか……」
「熱くて食べられなくて食べるの我慢してるのもすんごい可愛いよ」
「何も嬉しくないです」
フラフィーの鍋焼きうどんも来ていたが、鍋焼きは冷めにくいので猫舌のフラフィーはまだ食べられないでいた。すこし恨めしそうな顔してるけどその顔見たかったからそれ頼んだんだよ?
実際に鍋に入れられた食材たちの旨味が染みこんで鍋焼きうどんは非常に美味しいからちょっとまってなさい。それまで俺に見られて恥ずかしい思いをしててください。
その後あかねは普通に食べ始め、めぐも華麗にフォークとナイフを使ってステーキを食べていた。箸も頼めば出てくる辺り日本人向けに作っていたのかもしれないな。
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