呪いで常識を失ったのでロリと旅に出る
第193話 監視お願いします
勝負が終わりレクスを手当てするということでその場はお開きになる。色々と消耗が激しいので今夜はここに泊まらせてもらえることになった。今から森を帰るのは結構面倒だと思っていたので非常にありがたくティモルフの言葉に甘えることにした。
「それにしてもキミヒトさん強くなり過ぎじゃないですか?」
そして少し落ち着いてからフラフィーが俺に問いかけてきた。うん、やっぱ気になるよね。俺も結構やばいと思うもん。
「そうだなぁ、簡単に言うと俺の前回の力がそのまま上乗せされてる感じ。というかなんかわかんないけどスキルも持越しだしどうなってるんだろうな。細かいこと気にしてなかったけどどうなんめぐ?」
「いやキミヒトさんやっぱり先に違うこと聞いていいですか?」
俺が女神様ことめぐに話を振ろうとすると待ったがかかる。なんだよ、めぐに質問してるときに割り込んでくるとか無礼極まりないだろ。美しい女神様からロリ神様になったんだぞ、貴様に邪魔する権利などない。
というかめぐを崇め奉りたい気持ちを抑えるの大変なんだから少しでも気を使わせるようなことをするなよ。
「なんだよフラフィー」
「あの、さっきあかねさんからも本人からも聞いたんですけどやっぱり信じられなくて……本当にこの方女神様なんですか?」
「いや、え? そうだよ何言ってるの?」
あかねといいフラフィーといいこいつらの目は節穴か? 見た目が大人っぽい感じから子どもに変わって声も幼い感じに変わって女神という上位の存在から人間という存在に変わって常に放たれていた神々しい雰囲気が無くなって疲れた表情もしなくなって俺の事をお兄ちゃんと慕っているだけだよ?
……改めて考えると何もかもちげえわ。でも俺にはこの人が女神様だとわかっている。何度でも言うけど魂でつながってるって思うんだよ。
「フラフィーちゃん、そのことになるとキミヒト君本気の本気で気持ち悪いからその辺突っ込まないほうがいいよ」
「あかねさんですら忠告する側にまわるほど……?」
失礼すぎるだろ。
「本当ですよ迷える猫娘よ。今はこうして可愛らしい人間の姿になっておりますが、本来は女神です。ねーお兄ちゃん」
「なーめぐ」
めぐも女神様本人だって言ってるんだから信じろよ。自分じゃなく俺と俺の信じる女神様を信じろ。
俺はこっちに来るめぐの両脇を手で優しく支えて上に持ち上げクルクル回る。めちゃくちゃ楽しい。めぐも手を大きく広げてとても楽しそう。
「ほらな。こいつらこうなんだよ」
「……はい」
あかねの口の悪さがとまらない。フラフィーもなんだか少し離れたような気がするが気のせいだろう。気のせいじゃなくても別にかまいやしないけど。
ああそうだ、改めて言っておかないとな。回るのをやめてめぐを地面に降ろす。
「フラフィー、改めてよろしくな。さっきはああいったけど、ちゃんと見つけることが出来たぜ。約束だったもんな」
「……もう少しムードを大切にしてくれると嬉しいんですけどね。でも見つけてくれたのは本当に嬉しいです。それにあかねさんも……」
「私は先にリタイアしちゃったからね。心配かけてごめんねフラフィーちゃん」
女子同士で友情を育みあっている。さっきまでは試合というか試練がどうのでまともに再会を喜び合えなかったからな。あかねにまた会えた喜びはきっと俺よりも大きいに違いない。その証拠にひたすらに抱きしめあっている。
「あかねさん、あの幼女とキミヒトさんは……もしかして、もう……?」
「してないよ。何も。今のところはだけど」
「監視お願いします」
「承知」
変な会話してるけど聞かなかったことにしておいてやる。それに俺とめぐはそんなことしなくても相思相愛だし特に問題はない。肉体関係以上に強く結ばれている関係というのは非常に心地よい。
前回の世界でみんなもそうだったろうに全く信用されてないのが地味に傷つくぜ。確かにこの女神様の転生体のめぐは非常にドストライクというかたぶんクロエとイリスに被らないように俺の好みの隙間をついてきている。
あの二人が正統派ロリータならこちらはオールラウンダーロリータ。この違いが判るだろうか。ロリコンの方々なら字面や雰囲気からわかってくれるかと思うのだが、正統派のロリータは大人っぽい恰好をすると背伸びした感が凄くなるのでものすごく保護欲が掻き立てられる。
端的に言うとめちゃくちゃ可愛くて写真撮りまくって本人に見せながらその時の可愛さを本人に語り倒してめちゃくちゃ照れさせながら感謝されたい感じの気持ちの高ぶり。せいいっぱい大人ぶってるところがまた子どもらしさを強調しだからこそ熱い気持ちを語らなくてはならないみたいな使命感すらも感じさせる。
しかし女神様のようなオールラウンダータイプは一味違う。正統派ロリータでは決して出来ない完璧な大人っぽさというものを内包している。見た目はロリータで子どもっぽい言動も行動も出来る。
無邪気でありながら実は計算したものなのかも? と疑問に思わせるそんな大人っぽさを感じさせるのだ。子どもでありながらも親戚のお兄ちゃんを振り回すことに喜びを感じるような小悪魔的な行動も出来る。
その全てを内包し、その全てを調和させ、その全てをぶつけることが出来る、それが妹系ロリータとして君臨した女神様。妹としてのロリ、子どもとしてのロリ、崇拝対象としてのロリ、俺にとってすべてが当てはまるように取り計らってくれた。
しかも俺に対してだけじゃなくみんなに優しくしてくれるたまらない存在だ。つまり何が言いたいかというと、女神様大好きって事。
自分でもなんかよくわかんなくなってきたわ。気持ちの整理をつけるにはちょっとテンションあがりすぎてるな。
「たぶん一番病んでるのは猫娘ではなく信者一号ですね」
そんな冷めたセリフすらも俺にはとても心地よく感じる。クロエとイリスに会えたらテンション高まりすぎて死んでもおかしくないな。
「それにしてもキミヒトさん強くなり過ぎじゃないですか?」
そして少し落ち着いてからフラフィーが俺に問いかけてきた。うん、やっぱ気になるよね。俺も結構やばいと思うもん。
「そうだなぁ、簡単に言うと俺の前回の力がそのまま上乗せされてる感じ。というかなんかわかんないけどスキルも持越しだしどうなってるんだろうな。細かいこと気にしてなかったけどどうなんめぐ?」
「いやキミヒトさんやっぱり先に違うこと聞いていいですか?」
俺が女神様ことめぐに話を振ろうとすると待ったがかかる。なんだよ、めぐに質問してるときに割り込んでくるとか無礼極まりないだろ。美しい女神様からロリ神様になったんだぞ、貴様に邪魔する権利などない。
というかめぐを崇め奉りたい気持ちを抑えるの大変なんだから少しでも気を使わせるようなことをするなよ。
「なんだよフラフィー」
「あの、さっきあかねさんからも本人からも聞いたんですけどやっぱり信じられなくて……本当にこの方女神様なんですか?」
「いや、え? そうだよ何言ってるの?」
あかねといいフラフィーといいこいつらの目は節穴か? 見た目が大人っぽい感じから子どもに変わって声も幼い感じに変わって女神という上位の存在から人間という存在に変わって常に放たれていた神々しい雰囲気が無くなって疲れた表情もしなくなって俺の事をお兄ちゃんと慕っているだけだよ?
……改めて考えると何もかもちげえわ。でも俺にはこの人が女神様だとわかっている。何度でも言うけど魂でつながってるって思うんだよ。
「フラフィーちゃん、そのことになるとキミヒト君本気の本気で気持ち悪いからその辺突っ込まないほうがいいよ」
「あかねさんですら忠告する側にまわるほど……?」
失礼すぎるだろ。
「本当ですよ迷える猫娘よ。今はこうして可愛らしい人間の姿になっておりますが、本来は女神です。ねーお兄ちゃん」
「なーめぐ」
めぐも女神様本人だって言ってるんだから信じろよ。自分じゃなく俺と俺の信じる女神様を信じろ。
俺はこっちに来るめぐの両脇を手で優しく支えて上に持ち上げクルクル回る。めちゃくちゃ楽しい。めぐも手を大きく広げてとても楽しそう。
「ほらな。こいつらこうなんだよ」
「……はい」
あかねの口の悪さがとまらない。フラフィーもなんだか少し離れたような気がするが気のせいだろう。気のせいじゃなくても別にかまいやしないけど。
ああそうだ、改めて言っておかないとな。回るのをやめてめぐを地面に降ろす。
「フラフィー、改めてよろしくな。さっきはああいったけど、ちゃんと見つけることが出来たぜ。約束だったもんな」
「……もう少しムードを大切にしてくれると嬉しいんですけどね。でも見つけてくれたのは本当に嬉しいです。それにあかねさんも……」
「私は先にリタイアしちゃったからね。心配かけてごめんねフラフィーちゃん」
女子同士で友情を育みあっている。さっきまでは試合というか試練がどうのでまともに再会を喜び合えなかったからな。あかねにまた会えた喜びはきっと俺よりも大きいに違いない。その証拠にひたすらに抱きしめあっている。
「あかねさん、あの幼女とキミヒトさんは……もしかして、もう……?」
「してないよ。何も。今のところはだけど」
「監視お願いします」
「承知」
変な会話してるけど聞かなかったことにしておいてやる。それに俺とめぐはそんなことしなくても相思相愛だし特に問題はない。肉体関係以上に強く結ばれている関係というのは非常に心地よい。
前回の世界でみんなもそうだったろうに全く信用されてないのが地味に傷つくぜ。確かにこの女神様の転生体のめぐは非常にドストライクというかたぶんクロエとイリスに被らないように俺の好みの隙間をついてきている。
あの二人が正統派ロリータならこちらはオールラウンダーロリータ。この違いが判るだろうか。ロリコンの方々なら字面や雰囲気からわかってくれるかと思うのだが、正統派のロリータは大人っぽい恰好をすると背伸びした感が凄くなるのでものすごく保護欲が掻き立てられる。
端的に言うとめちゃくちゃ可愛くて写真撮りまくって本人に見せながらその時の可愛さを本人に語り倒してめちゃくちゃ照れさせながら感謝されたい感じの気持ちの高ぶり。せいいっぱい大人ぶってるところがまた子どもらしさを強調しだからこそ熱い気持ちを語らなくてはならないみたいな使命感すらも感じさせる。
しかし女神様のようなオールラウンダータイプは一味違う。正統派ロリータでは決して出来ない完璧な大人っぽさというものを内包している。見た目はロリータで子どもっぽい言動も行動も出来る。
無邪気でありながら実は計算したものなのかも? と疑問に思わせるそんな大人っぽさを感じさせるのだ。子どもでありながらも親戚のお兄ちゃんを振り回すことに喜びを感じるような小悪魔的な行動も出来る。
その全てを内包し、その全てを調和させ、その全てをぶつけることが出来る、それが妹系ロリータとして君臨した女神様。妹としてのロリ、子どもとしてのロリ、崇拝対象としてのロリ、俺にとってすべてが当てはまるように取り計らってくれた。
しかも俺に対してだけじゃなくみんなに優しくしてくれるたまらない存在だ。つまり何が言いたいかというと、女神様大好きって事。
自分でもなんかよくわかんなくなってきたわ。気持ちの整理をつけるにはちょっとテンションあがりすぎてるな。
「たぶん一番病んでるのは猫娘ではなく信者一号ですね」
そんな冷めたセリフすらも俺にはとても心地よく感じる。クロエとイリスに会えたらテンション高まりすぎて死んでもおかしくないな。
コメント