マリッジブルーは止まらない!!

AMO.

マリッジブルーは続く S1-02

冷静になって家に帰り、ひとまず彼女に改めて電話。
だが、なんだかウキウキしてるから何も言えず…


どちらにしても会場に連絡しなくちゃいけないらしく、
次の日、出勤前に電話をし、「説明を聞きに行きます」 

---------------当日
あくまでも"説明"と言う名の建て前での会場見学。

道中彼女はウキウキしてる。

電車内、彼女の空想結婚式は何だかチャッちくて、
 途中が飛んで、いきなり新婚生活想像してる。

使い古しのカレンダー破くような勢いで僕は
 「今日は{説明}を受けて、それから考えるんやで!?」
「わかってる?♪」

イヤン イヤン!
わかってないって!それっ!


もう後にも先にもウエディング系の事務所に行くのは最後やろう(と願ってる)けれど、
思ったよりもフレンドリーな接客。お堅い感じかと思った。

担当者の女性は、自分の母親よりちょっと若いくらいの女性。

主は彼女であって、僕はちょっとその場、ただ黙ってみたりしてたら
「…とりあえず会場見に行きましょうか?」
と、担当の方。

事務所を後にして海遊館へ。


海遊館来たの何年ぶりかなぁ…あれ???
入り口あっち…え?ドコに連れて行かれるの?
で、着いた先が、恐らく以前から合ったのだろうけれど、
本来の入り口とは違う、少し高貴な入り口。


案内されながら、
「あちらが控え室になります」的な説明を受け、エレベーターへ。


エレベーター内にて
「ここを出て右手が来客室で、式場は正面を更に行きます」
エレベーターが開くと、目の前には防水扉。
なんか大きいホールとかの裏口みたい。


「ふ~ん…」ってリアクションで来客室を眺めてたら
左側から重たい鉄の扉を開ける音。

ギィィィィィィィィィィィィィィ…


続く

コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品