チート幼女とSSSランク冒険者
第弐拾話 初依頼受注 初めての依頼人さん
私は、クエストボードが高く、依頼書が見れず困っていた。
登録に年齢制限がない冒険者ギルドなので、まだ見かけたことはないが、子供の冒険者もいたりするからなのだろう、見えない場合用に踏み台が置いてあるのだが、踏み台を使ったとしても、見えないのだ。
「おい。 お前、何ランクだ? 子供にしても小さ過ぎるし、仮登録したばかりのHランクだろう?」
いきなり、後ろから声を掛けられた。また絡まれるのか?
嫌だな・・・面倒だな・・・
まあ、返事するしかないよな・・・
そして、後ろに振り向いた。
「聞いているか?」 
「はい。聞いてます。昨日、仮登録したばかりなので、あなたの仰るとおりHランクです。」
「君にはまだ早い。ここは、Dランク以上の冒険者用のクエストボードだ。E~Hランクの冒険者用の
クエストボードはあっちだぞ。」
「そうだったんですね。教えてくれてありがとうございます。」
確かに、少しだけ離れた所に一般的に仮登録ができる七歳くらいの子供でも見れるくらいの高さまであるボードがあった。あっちならば踏み台を使えばみえるだろう。さすがに上の方のは見えないけどね。
「君だと、あれでも高い位置にある依頼書は見えないだろうから、もし見たかったら、抱っこしてやるから言えよ。」
「俺は、マルクだ。」
「ありがとうございます。私、アオイって言います。高い位置のも見たくなった時にはお願いします。」
見える範囲ので、良さげの依頼がなかったらマルクさんにお願いしよう。  
「どんな依頼があるのかな~♪」
「何々、キャルメット菓子店の店番の手伝いか。これにしよう。お菓子屋さんだけどHランクの依頼だから大丈夫でしょ。」
「マルクさん、やりたい依頼見つかったから私、行くね。」
「おお、良かったな。依頼頑張ってこいよ。」
依頼書をクエストボードから取り、受付に向かい、セシルさんに依頼書とギルドカードを渡した。
「セシルさん、この依頼でお願いします。」
「店番のお手伝いの依頼ね。問題ないわね。依頼の受注の登録完了。初依頼、頑張ってね。」
ギルドカードを返却され、依頼を受けるための手続きを終えた私は、キャルメット菓子店まで行き方を教えてもらって、依頼人の店に向かった。
「すみません。冒険者ギルドで依頼を受けて、店番を手伝いに来ました。」
「おやおや、今回は小さくて、可愛らしいお嬢ちゃんが来たね。」
「キャルメットだよ。キャルメットばあちゃんとでも呼んどくれ。今日はよろしくね」
「はい。私はアオイです。こちらこそよろしくお願いします。」
キャルメットさんから話を聞いて、早速店番の手伝いを始めることにした。
キャルメット菓子店は、日本の駄菓子屋みたいな感じの店のようだ。
「まあ、お客が来るまでは、することはとりあえず無いから、そこ椅子に座ってな。まあ、客が来ても、客が菓子持って、支払いにそこにくるから、
大体はそこに座ってるだけじゃがな。ははは。」
「置かれている菓子がなくなりそうじゃったら、奥にあるから補充してくれればよい。」
「はい。わかりました。」
話を聞いているうちにお客さんが来た。
「いらっしゃいませ。」
母親と一緒にお菓子をいくつか選んだ女の子が会計しに母親と一緒に来た。私より年上かな?
「これください。」
 
「銅貨五枚になります。」
「はい、銅貨五枚ね。お手伝い偉いわね。年はいくつ?」
「私は、四歳です。」
「うちの子より、1つ下なのに、本当に偉いわね。」
「エマもちゃんとこの子みたいにお母さんの手伝いしましょうね。」
「うん。わかった~」
そんなやり取りをして、親子は店を出ていった。
「アオイやぁ。これはメーラの果実水じゃ。今の感じで、良いから飲みながら店番続けてるくれ、ワシはちょっと出掛けてくるからな。ワシがいない間にわからない事があったら、奥にじいさんがいるから聞くとええ。」
「わかりました。」
そういって、キャルメットばあちゃんは、どこかへ出掛けていった。
登録に年齢制限がない冒険者ギルドなので、まだ見かけたことはないが、子供の冒険者もいたりするからなのだろう、見えない場合用に踏み台が置いてあるのだが、踏み台を使ったとしても、見えないのだ。
「おい。 お前、何ランクだ? 子供にしても小さ過ぎるし、仮登録したばかりのHランクだろう?」
いきなり、後ろから声を掛けられた。また絡まれるのか?
嫌だな・・・面倒だな・・・
まあ、返事するしかないよな・・・
そして、後ろに振り向いた。
「聞いているか?」 
「はい。聞いてます。昨日、仮登録したばかりなので、あなたの仰るとおりHランクです。」
「君にはまだ早い。ここは、Dランク以上の冒険者用のクエストボードだ。E~Hランクの冒険者用の
クエストボードはあっちだぞ。」
「そうだったんですね。教えてくれてありがとうございます。」
確かに、少しだけ離れた所に一般的に仮登録ができる七歳くらいの子供でも見れるくらいの高さまであるボードがあった。あっちならば踏み台を使えばみえるだろう。さすがに上の方のは見えないけどね。
「君だと、あれでも高い位置にある依頼書は見えないだろうから、もし見たかったら、抱っこしてやるから言えよ。」
「俺は、マルクだ。」
「ありがとうございます。私、アオイって言います。高い位置のも見たくなった時にはお願いします。」
見える範囲ので、良さげの依頼がなかったらマルクさんにお願いしよう。  
「どんな依頼があるのかな~♪」
「何々、キャルメット菓子店の店番の手伝いか。これにしよう。お菓子屋さんだけどHランクの依頼だから大丈夫でしょ。」
「マルクさん、やりたい依頼見つかったから私、行くね。」
「おお、良かったな。依頼頑張ってこいよ。」
依頼書をクエストボードから取り、受付に向かい、セシルさんに依頼書とギルドカードを渡した。
「セシルさん、この依頼でお願いします。」
「店番のお手伝いの依頼ね。問題ないわね。依頼の受注の登録完了。初依頼、頑張ってね。」
ギルドカードを返却され、依頼を受けるための手続きを終えた私は、キャルメット菓子店まで行き方を教えてもらって、依頼人の店に向かった。
「すみません。冒険者ギルドで依頼を受けて、店番を手伝いに来ました。」
「おやおや、今回は小さくて、可愛らしいお嬢ちゃんが来たね。」
「キャルメットだよ。キャルメットばあちゃんとでも呼んどくれ。今日はよろしくね」
「はい。私はアオイです。こちらこそよろしくお願いします。」
キャルメットさんから話を聞いて、早速店番の手伝いを始めることにした。
キャルメット菓子店は、日本の駄菓子屋みたいな感じの店のようだ。
「まあ、お客が来るまでは、することはとりあえず無いから、そこ椅子に座ってな。まあ、客が来ても、客が菓子持って、支払いにそこにくるから、
大体はそこに座ってるだけじゃがな。ははは。」
「置かれている菓子がなくなりそうじゃったら、奥にあるから補充してくれればよい。」
「はい。わかりました。」
話を聞いているうちにお客さんが来た。
「いらっしゃいませ。」
母親と一緒にお菓子をいくつか選んだ女の子が会計しに母親と一緒に来た。私より年上かな?
「これください。」
 
「銅貨五枚になります。」
「はい、銅貨五枚ね。お手伝い偉いわね。年はいくつ?」
「私は、四歳です。」
「うちの子より、1つ下なのに、本当に偉いわね。」
「エマもちゃんとこの子みたいにお母さんの手伝いしましょうね。」
「うん。わかった~」
そんなやり取りをして、親子は店を出ていった。
「アオイやぁ。これはメーラの果実水じゃ。今の感じで、良いから飲みながら店番続けてるくれ、ワシはちょっと出掛けてくるからな。ワシがいない間にわからない事があったら、奥にじいさんがいるから聞くとええ。」
「わかりました。」
そういって、キャルメットばあちゃんは、どこかへ出掛けていった。
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