“異世界転移”スキルを増やしながら正義の力も悪の力もなんでも使う現代軍事国家を作り目指せ!ファンタジー世界最強の帝国!!

ノベルバユーザー514108

10話『戦争(いくさ)の予兆』


案内された部屋はなかなか豪華だ
メリッサ「私は隣の部屋におりますから何かあればお申し付けください。これで失礼します」
僕「あ、はい」
扉が閉められる
僕「豪華すぎるな...お尋ね者のはずなのに」
僕「まぁいいや、それよりこれからどうするお?とりあえず、エカテリーナとナターシャを呼んで、上陸要員は艦ごとに決めて上陸していい...そう伝えて」
ロゼッタ「了解」
僕「あと...」
僕はロゼッタに耳元で
僕「盗聴探知機とかその類も頼もよろしく頼む」
ロゼッタ「はい」
それからしばらくして
エカテリーナとナターシャがメリッサに連れられ部屋に入って来た
エカテリーナ「あら、なかなかいい部屋ね」
ナターシャ「そうですね。それとこれ約束の物」
僕「ありがとう。でもブツとか言うなよ~。めっちゃ怪しいものみたいじゃ無いか...」
エカテリーナ「怪しいものの方が良かったかしら?」
僕「いや丁重にお断りさせて戴きます」
僕はアイリスに手で合図する
アイリスは頷き探知機を持って立つと
アイリス「本当に豪華ですね。お風呂とかも綺麗なんですかね?」
僕「見ればいいじゃないか」
アイリス「見ていいんですか?」
僕「え?あぁ、みんなに言っとくけど、ここはプライベートルームだから自由にしていいぞ」
アイリス「やった!」
エカテリーナ「じゃあ、私はベットの確認を」
僕「良かったら寝るのか?」
エカテリーナ「寝ないわよ。ただ、ベットの性能は重要でしょ?」
僕「わかる」
しばらくしたらみんな、確認を終えて集まった
どうやら盗聴器や盗撮機の類はなかったらしい
僕「そうか...みんなありがとう。」
僕「さて、これからどうしよう」
ナターシャ「何も決めてなかったんですか...」
僕「うーん。とりあえず国の外に出たいな、戦闘してないし」
アイリス「でも、出れますかね?」
僕「まぁこういう時のためのメリッサやな...」
その後、メリッサに会う
僕「え~と...」
ロゼッタ「私たち国の外へ出たいのですけど大丈夫ですの?」
メリッサ「国の外へ...ですか?何をしに行くんですか?」
ロゼッタ「アドミラル...」
僕「え~、モンスターとかダンジョンとかいたら倒したいなって、ファンタジー世界だって聞いたから」
メリッサ「そうですか...一応、掛け合ってみますのでお待ちください」
僕「わかった」
それから部屋に戻り2時間位たった頃
部屋がノックされた
僕「はい」
僕がドアを開けるとメリッサと優一がいた
僕「あれ?会議はもういいのか?」
優一「あぁ、終わった。それで冒険したいって?」
僕「あぁ」
優一「そうか、力を持ったら使ってみたいよなぁ」
僕「大丈夫か?」
優一「構わんが、さっきのお茶会でどうやらフェルディレアの情勢がまずいらしいんだ」
僕「フェルディレアって元帝国の?」
優一「あぁ、ちょっと入ってもいいかな?」
僕「おk」
優一とメリッサが部屋に入りソファに腰掛ける
みんなも腰掛ける
優一「どうやらゲルシアル教国がフェルディレアに攻め込もうとしてるらしいんだ」
僕「ほぅ~、それで?」
優一「良ければ一緒に戦って欲しいんだ。強制はしないけど」
僕「どういう国なの?」
優一「まずゲルシアル教国はゲールシア教会って所が力を持って統治してる国でフェルディレアの宗主国だったんだ。多分取り返したいんだろうな」
僕「宗主国?」
優一「そう、つまりフェルディレアはゲルシアルの属国だったんだ」
僕「ちょっと待って、帝国ってどんくらい強かったの?」
優一「結構強かったな。量がかなりだった」
僕「それより強いんだよな?」
優一「だから手伝って欲しいんだ。手伝ってくれて勝ったら、領地の半分をあげてもいい」
僕「乗った!」
アイリス「え!?そんな...大丈夫ですか?」
僕「大丈夫...多分...よし早速行こう!」
優一「待てまだ戦争してるわけじゃないぞ。ただ今現在ピリピリしてるって状況」
僕「なるほど分かった。じゃあその時なったら呼んでくれ」
優一「よし。交渉成立だな。それで冒険の話だが、さっき言った様に大丈夫だ。」
僕「おぉ、まじか。ありがとう」
優一「メリッサと兵士四人も同行させるがいいか?」
僕「おkおk」
優一「じゃあ、出る時に教えてくれ」
僕「分かった」
優一「じゃあ、僕達はこれで失礼するよ」
僕「あぁ、じゃあまた」
そういうと2人は部屋を出ていった
僕「じゃあ、早速兵力集めていこうず」
アイリス「はい」
僕「そうだなぁ。今、2人いるだろ?」
アイリス「はい」
僕「あと28人だな、待機させておいて武器内容は任せる」
アイリス「了解」
僕「それから人数分のBPM97とティーグル。あとスコーピオン。全兵、僕の指示で船から降りられる様にしといて」
アイリス「了解」
僕「今日は遅いから明日出よう」
その後、明日の朝、出る旨をメリッサに伝えて今日は終わった


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