“異世界転移”スキルを増やしながら正義の力も悪の力もなんでも使う現代軍事国家を作り目指せ!ファンタジー世界最強の帝国!!

ノベルバユーザー514108

8話『交渉』

艦隊は陸地を目指し航行している
偵察機から通信が入った
E2「こちらホークアイ007からヴィクトリアへ」
僕「こちらヴィクトリア」
E2「艦隊前方に、艦隊を捕捉、艦数12、速力23ノット、艦隊目掛けて航行中、航空機も飛んでいる様です」
僕「了解、引き続き監視せよ」
E2「了解」
ロゼッタ「どうするおつもりで?」
僕「この機会だ。お客様として待遇してもらおうじゃないか」
僕「全艦、対水上戦闘配置で待機!」
ロゼッタ「了解!対水上戦闘配置!」

総理を捜索する為に12隻の艦隊が進む
長門型戦艦1隻、最上型航空巡洋艦2隻、大淀型軽巡洋艦1隻、吹雪型駆逐艦8隻

長門艦橋
「艦長!哨戒機より報告!前方にに不明艦!」
「何!?艦種は」
「はい、駆逐艦数隻、重巡洋艦多数、戦艦数隻、大型の空母も多数いるとの事、100隻以上の大艦隊との事!」
「100隻以上だと!?」

ヴィクトリア
ロゼッタ「了解、提督...相手の艦編成ですが、長門型戦艦1、最上型航空巡洋艦2、大淀型軽巡洋艦1、特型駆逐艦8だそうです」
僕「戦艦がいるのか...視認距離まできたら先行の駆逐艦に発光信号させよ。内容は任せる。くれぐれも敵対せんようにな」
ロゼッタ「了解」

それから艦隊はお互いに視認距離まで来た
「艦長!相手駆逐艦より発光信号!
『我、連合艦隊所属チョウシュン!我ガ艦隊ハ貴艦隊トノ交戦ノ意志ナシ!ナオ我々ハ貴艦隊トノ接触ヲ求ム!』
との事です」
「よかろう....すぐに相手と接触せよ。この先は我々の国だ、こんな艦隊を放っておくのも危なかろう」
「総理はどうするのですか?」
「大丈夫だ。最上と駆逐艦4隻を向かわせよ」
「了解」
そのあと
主人公の艦隊と
長門、三隈、大淀、駆逐艦4隻は停船した
僕「よし行くぞ」
主人公はロゼッタとアイリス他数人を連れてリンクスで長門に行く
着艦した後、数人の兵士に応接間に案内された

ここで驚いたのが
乗組員がエルフや獣人などの亜人ということだ

僕「いきなり押しかけて申し訳ない。僕は連合艦隊の司令官を務めいます。江ノ島海斗と言います。」
そう挨拶すると旧日本海軍の軍服を着たエルフの男性が挨拶をする
ロイテル「ほぅ。私はこの長門艦長、ロイテル・アルフレッドです」
ロイテル「そしてその司令官という人の目的というのは?」
僕「はい。実は我艦隊は、国を探しながら航海していたのですが...国どころか、陸地すらなくてですね...ずっと真っ直ぐ進んでいたのですが...
2日ほど前に一機の零戦が我艦隊に近づきまして、その零戦が飛んできた方向に陸地があるんじゃないかと思いまして来ました」
すると周りの人は皆驚いたような表情をしている
ロイテル「その零戦はどこにいる!」
僕「零はいません」
ロイテル「え?まさか!貴様!」
僕「警告は発しましたが艦隊に近づいてきた為、撃墜しました。乗員は無事ですがね」
乗員は無事という言葉にみんな胸を撫で下ろす
ロイテル「そして貴官の要求というのは?」
僕(うん?要求?)
僕「要求?」
ロイテル「総理を引き換えに要求があるんだろ?」
僕「総理?総理って?」
ロイテル「零戦のパイロットだ!」
僕「あぁ、え?ちょっと待って!」(えぇぇぇぇぇぇ!!)
僕「分かりました。すぐに返還します」
僕「アイリス早くね...」
アイリス「了解」
そういうと無線を使い病院船と交信を取る
僕「もう少々お待ちを...」

しばらくして兵士に連れられ2人が入ってくる
ロイテル「総理!ご無事で!」
優一「あぁ、なんとかな」
優一「それでお前か?あの艦隊のお偉いさんは」
僕「まぁそうですね。うん?あ、そうか全て見たのか」
優一「あぁ、お前も転生者か」
僕「そうだ。」
優一「あんな大艦隊で戦争でもする気か?」
僕「ロマンです!」
優一「おぉ、そうかロマンか!」
僕(え?)
由紀「優一...」
優一「ん?あぁ、自己紹介が遅れた。大和皇国天皇兼総理大臣の荒川優一だ」
由紀「私は川崎由紀です」
僕「僕はあの連合艦隊の司令官、江ノ島海斗です」
僕「連合艦隊って言っても目的も無く漂流し続ける鉄の集団ですけどねww」
僕「あ、ロゼッタ...ごめ~ん。本当はそんなこと思ってないよ...うん」
ロゼッタ「いえ、気にしていませんわ」
優一「江ノ島さんも転生者なんですよね?どんな能力何ですか?」
僕「僕は軍事系の物を出せる能力」
優一「僕と一緒ですね。僕もそういう能力なんですよ。でも第2次大戦までしか出せませんが...」
僕「そうなんですね。僕は最新の兵器も出せます」
由紀「優一...男子の間では戦争系のが流行ってるの?」
優一「さぁ?」
僕「男はロマンが好きなんだぞ」
優一「そう、ロマンだ」
優一「それにしても、江ノ島さんの軍服かっこいいですね。どこのですか?ドイツ?」
僕「いや、これはイタリア軍の軍服です。他にもアイリス...あ、この子ね」
僕はアイリスの方向に手を向ける
僕「は、スウェーデン軍ベース、こっちのロゼッタはイギリス軍だぞ」
優一「へぇ~」
由紀「優一...今こうやって仲良くしてるけど、私たちさっきまで捕まってたのよ」
ロイテル「総理!捕まっていたというのは本当ですか!?」
優一「あぁ、まぁそうだな」
僕「待て待て待て!それはそっちが暴れたからだろ?それに乗せてたの病院船だし」
優一「すまん!僕が言う事を聞かなかったばっかりに」
僕「いやそれはいいんだけど...あなた総理なんだよな?」
優一「総理です」
僕「もっと責任感のある行動をだな。最悪無実の罪でこっちが処されるんだが...」
優一「以後気を付けます」
僕「それと気になってたの聞いていいか?」
優一「うん」
僕「あなたって、エルフとか獣人とかが好きなのか?僕も好きだけど」
優一「あぁ、みんな難民や奴隷から引っ張ってきた人達だよ...」
僕「あ、そうなん!てっきり作ったのかと思ったぞ」
優一「人なんて作れないよ」
僕「僕は作れるが?実際、ロゼッタもアイリスもその他の乗員もみんな召喚したわけだし」
優一「え!?人を召喚できるの!?いいなぁ」
優一「僕みたいにどこかに国を建ててたりとかするのか?」
僕「まぁ建てたいよなぁ。建物作れんけど」
優一「あ、江ノ島さんは建物が召喚出来ないんだな」
僕「あなたはできるのか...」
優一「もちろん」
僕「あ、そう」
優一「じゃあ、艦隊についてるあの旗は?」

主人公は後々の建国のために国旗を全艦の艦尾にちゃんと掲げている

周りは水色ベースで黄色と黒の十字架そしてその真ん中に赤い星が描かれている
左上にはよくある盾に王冠のついたやつがあるが盾の中は赤で黒の十字架その中に黄色の鎌と槌がある

僕「あぁ、あれは国旗だけ先に作った」
優一「江ノ島さんは共産国家でもつくるのか?」
僕「共産より社会主義だろ。まぁ、そんな国作らんが、赤い星と鎌槌はあるけど民主主義の帝政独裁国家だぞ。どちらかといえばヨシフ爺ちゃんよりちょび髭に近い、あかいけど」
優一「そうなのか」
僕「まぁ、僕が考えてるだけなんだけどね」
由紀「気になったんだけど民主主義なのに独裁国家なの?」
僕「あぁ、国民の意見を取り込み、僕が最終的に全て決めるぞ。
普通の民主主義だったらみんながなにしでかすか分かったもんじゃない。それこそ史実の日本みたいに」
優一「じゃあ、なんて呼べばいいの?王様?」
僕「王様なんて古臭い。やっぱ、総統だろ」
由紀「なんか総統ってヒトラーのイメージがあるからあんまり」
僕「なにをいってるんだ。総統は文字通り全てを統治する、つまり国の全てを決めれるんだ。まぁ、やべぇ奴が就いたら終わりだけどな」
由紀「やっぱり」
僕「僕は大丈夫...な...はず!」
僕「まぁ実際、いろいろな人でするよりも一人の方がスムーズだもんな」
僕「そんな夢物語、語っても土地がないんだけどな!ww」
優一「そうか、じゃあ僕が探してあげよう」
由紀、僕「え!?」
優一「ただ、その代わりに僕の国と同盟を結んで欲しんだ」
僕「それはいいけど...いいのか?」
優一「お安い御用さ」
僕「実際は仲間が欲しかったとか?」
優一「そうとも」
僕「知ってた。でも、こんな船の中で勝手に決めていいのか?総理だろ?僕らと違って議会通さなきゃいけないんじゃ...」
優一「大丈夫、僕が作った国だし天皇だから言う事ならなんでも聞く」
僕「独裁で草、ってか天皇ってそこまでないだろ」
優一「天皇って言っても、この世界じゃ王様みたいなもんだし。」
僕「えぇ」
優一「ま、とりあえず場所が見つかるまでは我が国でゆっくりしてて」
僕「え!?まさかの上陸許可!それって全員?」
優一「あぁ、もちろん全員。船もこちらでちゃんと保護する」
僕「まぁ、それは軍機とかあるからあまり許可は出来ないんだけど」
優一「大丈夫、中まで入たりしないからただ停泊する場所をちゃんと確保するって意味」
僕「あぁ、なるほど」
優一「結局、同盟結ぶんだし、意味ないでしょ」
僕「せやな。まぁ、ある程度の技術なら供与しようかな?」
優一「お!まじか、遂に現代兵器が!」
僕「そこまではないけど、大戦後期から50年代位の技術ならあげちゃう」
優一「よっしゃ!そうと決まれば早速場所探しを」
僕「あ、あの、探して貰ってる立場で悪いんですけど、要望とかいいですか?」
優一「要望か、あった方が探しやすいな。どういうところがいい?」
僕「できれば、北がいいな」
優一「北か」
僕「ほら、雪国ってカッコよくない?ソ連とか冬のドイツとか北欧とか」
優一「確かにかっこいいな。じゃあ、雪が降る地域で探せばいいんだな」
僕「はい。あとは島国みたいな感じがいいですね。理想はオーストラリアとかグリーンランドみたいな感じ、注文が多くてごめんなさいね」
優一「別にいいぞ、じゃあ早速探しにいく」
僕「お願いします」

そういうと彼は各部隊に探索命令を出したり長門にも帰還命令も出した
僕「僕の艦隊はどうすれば?」
優一「とりあえず付いてこい」
僕「了解」
僕は手元の無線で艦隊に命令を入れる
僕「全艦に告ぐ、長門の艦隊の後に続け」

そのあと彼自身も地図を取り出したりして探し始めた

僕「仕事が早いな」
僕「あ、そういえばこの世界の地図しらねぇや」
優一、由紀「え!?」
僕「ここに来て、一週間大海を航海して、陸もここが初めてだし現状の艦隊のだと衛星も飛ばせないし」
優一「そうか。じゃあ一緒にみようぜ」
僕「あぁ、ありがとう」

地図を見ると大して海の大きさは地球と変わらない...と思ったが...

優一「そうそう、この星どうやら木星と同じくらいの大きさらしい」
僕「は?木星...はははは...直径14万km!?1万4千の間違いじゃ?」
優一「いや同じくらいだ」
僕「まじかよ!こんな星手に入れたのかよ...それは神でも全て見きれない訳だ。僕たちが送り込まれた理由が少しわかった気がする」
優一「まったくだ...って事は江ノ島さんもあの女神様に?」
僕「あぁ、あった」
由紀「やっぱりみんな会ってるんだね」
僕「君たちもか、面接かなんかかな?」
優一「さぁね」
僕「まぁ、天職だからいいけどさ....」
優一「無理矢理させられたけどね」
僕「いつか、下界に引っ張り出して来ようぜ!そしたら世界が終わるかww」

こんな感じの雑談をしながら過ごして数分後

ドアがノックされる
優一「入れ」
兵士が一人、入ってきた
兵士「もう少しで泊地内に入ります」
優一「おぉそうか。ご苦労、下がっていい」
兵士「は!」
優一「もう着くらしい。上陸の準備を」
僕「そういえば、艦隊はどこに留めれば?」
優一「あぁ、すぐに全艦に連絡して出てもらうよ」
僕「え?出てもらうって?」
優一「軍港に停まってる艦を全て洋上に停める。そうすれば港に全隻は停めれると思う。内火艇があるから乗り降りはできるしな。」
僕「いや、悪いですよ。僕の艦隊を洋上待機させるので大丈夫です」
優一「いや、せっかくのお客様だし。それにもしもの事があったら」
僕「あぁ、大丈夫大丈夫。すぐに復活させれるし」
僕(何かしたら湾内を封鎖されて終わるな)
優一「いやそれでも...それに」
僕「こっちにはレーダーがついてる、軍港を守るならこっちにがいいと思うが...」
優一「確かにそうだけど」
僕は無線とを取り出し近くの停泊しろという
優一「あ...」
僕「こっちの事は気にするな、それに内火艇よりヘリのがよっぽどいいしな」
優一「わかった...」
それから僕たちは艦を泊め、上陸した

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