“異世界転移”スキルを増やしながら正義の力も悪の力もなんでも使う現代軍事国家を作り目指せ!ファンタジー世界最強の帝国!!

ノベルバユーザー514108

1話『転移』

僕の名前は“江ノ島(えのしま) 海斗(かいと)”(19歳)
大学2年生である...

いや..であった...の方が正しいか?

現在...森の中で絶賛遭難中である
僕(いや~、本当どこだよ!ここ)
僕(普通に学校から帰っていたはずがいつのまにかこんな森の中にいるなんてなぁ...)
僕(僕って、方向音痴だったのか...いや普通ありえねぇけどなww)
僕はスマホを確認すると
ラインの通知が入っていた
僕(え?誰これ?『無事に着いた?』だって?)
僕(何を言っているんだ。怖い怖い。ラインでも迷惑メールなんてあるんだな)
そんな事、考えてるとラインがまた入ってきた
-フォン♪-
『迷惑メールじゃないよ。』
僕(は?)
『いきなりで悪いけど、説明聞いてくれる?』
僕(え?もちろん聞きますよ)
僕はラインを開く
僕(あれ?今僕たちどうやって会話してるんだ?)
『その事に関しでも解説します』
僕(あ、うん)
『まず私はあなた達の言う“神”です』
僕(え?何?ちょっと痛い人?)
『そう思ってもらっても構いませんが...今の状況を振り返ってみて下さい』
僕(...え?本物?考えただけで会話してる状況で、そうとしか思えない...いやもしかしたら頭に装着とか仕込んで...さらにここはvrの世界かもしれない)
『あなたがそう思うのでしたらそれで構いません』
『これから今の状況を解説します』
『落ち着いて聞いてください』
僕(はい。早く...)
『まず、海斗さん、あなたは死にました』
僕(...は?)
『あなたは学校から帰ってる途中に大型トラックに轢かれて死にました』
僕(...え?)
『そしてここはあなたのいう異世界です』
僕(...)
『あなたの望み通り中世レベルのファンタジーの世界です』
僕(どうして...ですか?望みを叶えてくれるなんて...)
『前世であなたはお気に入りの一人でした...』
僕(お気に入り?)
『はい。どの世界のどの神にもお気に入りというのがあります...私も例外ではなく、あなたは私のお気に入りの一人だったのです』
『実際、いい事がいっぱいあったでしょ?』
僕(はい...多分...)
『それも全て私が...いや前世のすべての生きる者の運命は私が握っています』
僕(あれ?じゃあ、なんで僕は死んだんだ?まさか...)
『もちろん...予想どうりですよ』
『私がその運命にしました』
僕(何で?)
『それはあなたが望んだ事だからです』
『異世界を支配したいという望みを...』
僕(それだけで?)
『行きたいと願ったのはあなたでは?』
僕(そうじゃなくて。僕が聞いているのは、あなたの目的)
『目的...ですか...お気に入りの望みを叶える私の自己満...』
僕(それだけですか)
『あれ、納得できちゃうんですね?』
僕(なんかむかつくなこの神)
『だからあんな世界になっちゃうんですよね』
僕(なるほど、神の性格で世界の性格も変わるんだな)
『正解!ご褒美として、もう一つの目的教えちゃう』
僕(え?もう一つ?)
『えぇ、まずこの世界は私の世界じゃなかったの』
僕(え?違うんですか?)
『今は私のよ。でも、少し前...いや数分前?人間の感覚だと分からないけど、それくらいまで別の神が統治する世界だったの』
『でもその神が引退する事になって、新人の神じゃ7つの世界は荷が重いから2つほど手放したの』
僕(7つ!?もしかして神様もこの世界で8つ目だったりします?)
『いえ私は前世の世界とこの世界だけよ』
『それで私がこの世界を貰ったってわけ』
『そして貰ってからあなた達をすぐに送ったわ、先遣隊としてね』
僕(先遣隊?ってか、達って?)
『あら?お気に入りは一人じゃないわよ?』
僕(え?僕は特別じゃないの?)
『あら、がっかりした?可愛い...』
僕((^ ^)♯)
『そう怒らないの』
『あなたはお気に入り...世界中の生物の中の少数のお気に入りの中の一人よ。』
『それにさっき話した情報も少数にしか話してないわ』
『あなたはお気に入り中のお気に入りの一人なの』
僕(...この世界にいる転移者はどれくらい?)
『30というところね。そしてさっきの情報を知ってるのは、あなたを含め5人だけよ』
僕(五人だけか...)
『2つ目の疑問にも答えてあげる』
僕(2つ目なんてあったっけ?)
『あなた達は先遣隊なの。いつかこの世界と前世の地球をつなげようと思ってるわ』
僕(え?繋げる...?)
『えぇ、この世界と地球を行き来できるようにね。そしてあなた達は先遣隊としてこの世界の住民とどこまでマッチできるかというのを見る為に送ったの』
僕(じゃあ、侵略しないほうがいいのか?)
『いえ、好きにしてもらっていいわ。私の自己満もあるわけだし、あなた達は特別だから思う存分遊んでほしいの』
『侵略したいならしていいし、地球のこと考えて、しないでもいいし』
僕(うぉぉぉぉ!)
『あら興奮してきたようね』
『でもまだ吉報はあるわ。興奮しすぎて死なないようにね。死ぬことはないけど』
『あなたの欲しがってた能力あげるわ。軍事品を出せる能力と兵士を召喚できる能力ね』
僕(ふぉおおおお!!!)
『喜んでくれてよかったわ』
『燃料も無限...だけどあなたは無限じゃない方がよかったわね』
『でも、この世界は石油が出るか分からないから無限にしてる。こればっかりは仕方ないわ』
僕(分かりました。これについては諦めます)
『やっぱり物分かりが良い子ね』
僕(あと他の転生者は殺したらダメなやつですか?)
『別に良いわよ』
僕(え!でも)
『大丈夫よ。死ぬ事はないから、あなたもね』
僕(不死身って事?)
『えぇ、そうよ』
『あ、そうそう、兵士だけどある程度レベルが上がると生産も出来るようになるわ。他にも軍事品以外の物も作れるようになる。建物もね』
『あなたは軍事品を出すのと作ったり改造以外はできないから注意してね。
あとレベルを上げるといい事あるわ』
僕(いい事って?)
『それはlv100までのお楽しみ』
『これで一通り説明は終わったわ。能力はインプットしてあるから自然に使えるはずよ』
僕(え?終わりですか?)
『えぇ、この世界の解説しても良いのだけれど、あなたは自分で知りたいでしょ?』
僕(そうですけど...)
『何?もしかしてもう少し私と話したいの?』
『別に良いよ』
僕(いえそういうわけじゃ)
『あら残念、じゃ、私はこれで』
僕(はい)
そういうと神からのライン更新されなくなった

僕(さて、どうしようか、とりあえずラインナップでも確認するか)
僕は自然と能力を頭の中に思い浮かべると目の前にゲームの様に表示される
そこにはレベルなんかも表示されていた
僕(おぉぉぉぉ)
それから召喚枠に第一次大戦から現代までの兵器があった
銃から戦車、戦闘機、軍艦まで
兵器の他にも戦闘糧食やテントなどの生活品もある

ここから異世界征服が始まる


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