彼の彼?

里海金以

彼の彼?

えっ、私のことよりも大切な人がいるの?誰なの誰?私はずっと友達なの?全く受け入れたくない現実。私は泣きたくなった。するとさらにこんなことを言ってきたのだ。実は性別は実は男性だけど、半々みたいで男性的なところもありながら女性的なところもあるみたい。障害ではないけど。たまにいるじゃん。人間は勝手にイメージをつけがちだけど女性は可愛い物好きとかスイーツ好きとか男性でもいるみたいなぁ、逆に男性のイメージといえばゲーム好きとかでも女性でもゲーム好きとか、男性でも女性が出たり女性でも男性が出たりすることを話してきて。さらに自分は恋愛女性感が出ている。だから男子を好きになるって。別に男性かんでも男性好きな人がいるけど、彼は女性かんで男性を好きになるみたいだ。自分が男性だから女性を好きになろうと努力しようが女性を好きになることはできなかった。友達ならいいけど。彼を見せてくれることになった。彼が私と彼との予定を合わせたのだ。
 会うと驚いていたのだ。彼の彼は小学校と中学時代の友達だ。私と彼が友達になっていること驚いているのだ。小学校の時代と中学の時代同じクラスだったが一切話したことないし、たまにグループとか授業中二人で相談しろの時とか何人で相談しろの時も話したことない。そんな二人だからこそ驚いているみたいだ。私は彼には好きだった気持ちは話してないが友達には・・・。と、思っていたら、私の話をされたのだ。私が実はこっそり好きだったことばらしたのだ。実は好きになったのは小学生時代なのだ。小学校の六年生になった時なのだ。なぜ好きになったかというと私に別に何かされたわけでもないし、私と、触れ合ったわけでもない。あと、運動ができるわけでもない。私は、彼は最初は隠していたのかなぁ?本当は優しいことを本当は人思いだって私が勝手に声をかけない。助けない人とか決めつけていたからこそギャップを見た時キュンキュンしたのだ。それは運動会の日だ。私は彼とは違う色だったけど一年生の子が全校リレーで転けてしまった。泣いた時に彼が何かを言って一緒に走ってあげたのだ。それを見て意外だと感じたし優しさに惚れたのだ。そこから彼を意識して見るようになった。いつ声をかけてくれるかなぁってずっと待っていた。しかし、声をかけてくれなかった。私から行かないといけないって感じたのが高校生の時。高校生になったある日、たまたま彼が迎えを待っていて彼は中学終わってハメ外して遊んでいたら足を溝に落として骨折してしましてそれでできるだけ歩くの避けろって言われて迎えにきてもらっていて、私は先生から急に呼び出されて、宿題出さないやつに祝出せと呼びかけてくれと、言われて帰ってきたら誰も帰っていて残っていた彼を見てチャンスだと思い声をかけたのだ。話は気が合うし楽しかったのだ。彼の方も楽しかったみたいだ。楽しかったというよりこのまま共にいたいと感じていたがそれが友達として。高校生より前々から実は悩んでいたらしい。悩み出したのは小学校高学年の時だ。確かに私たちのクラスも恋愛をしたりしていた。彼も恋愛したいなぁて思っていたらしい。だけど、僕って男だよなぁ?おかしいなぁ?友達が好き?なんで何で女子を好きになれないのか?たまに女子たちの悩みとか聞くと共感できる。彼に相談したら、彼も悩んだ。当時ってBLとかあったとしても一部の人しかわからなかった(小説好きとか。恋愛漫画好きしか)。最近高校卒業するまでに少しずつだけどBLとかも受け入れられてきたから今ではわかっている。当時は悩んだのだ。彼はもしかして僕がわかるのって他の男子て分からないの?と質問したら本当にわからないこともあったし、男子ではこういう意味がこうだよとか言われるとずれがあったりでも友達は彼を変な目では見なかった。いじめもしなかった。彼の彼は最初は受け入れられなかったみたいだ。だけど、友達であるし、誰かは受け入れないといけないと思って受け入れたらしんだ。最初は友達でいたが彼が彼に告白したんだ。告白したのが中学時代だのだ。私から話しかけた時自分は男性として意識されてんだって、それを知って一時的はBLやめよってなったんだけど、やっぱ自分は恋愛は女性でいたいと感じた。だから本当悩んだらしい。でも私との関係も壊したくなくって私との関係も良かったらしい。だから友達として行ったらしい。
「ごめん。君が早めに僕らに近づいてくれたなら僕が言って教えてあげてたのに」
「私こそごめんねぇ」
「全然。僕も言わなかったし」
と、謝り合戦だ。
 彼の彼が私に
「友達でいてくれる気あるなら友達でいてやってください」
と、私は
「はい」
と、彼とはこれから違う形だけど、彼と入れるだけで嬉しいと思う。

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