ひだまりカフェ

もとひろ@絵本作家/エッセイスト

じぶんの、意見を、持つ

会話の中で、じぶんの意見を、言ったとき、相手から『ひとそれぞれだからね』と言われることがあるだろう。

もちろん、ひとには、それぞれ、事情があって、多様で、考え方も、さまざま。

ひと、それぞれ、という、言い方は、間違っていない。



ただ、ひと、それぞれ、という言い方をすると、会話が止まって、それ以上、話すことができない。



じぶんの意見を、つたえるとき。

どちらかの、ポジションを、とる、必要がある。

どちらかの、立ち位置に、立って、じぶんの、意見を、つたえる。

そうしないと、じぶんの意見を、持つこと自体、できない。



けれど、語弊が、ないように言うが、じぶんの、意見は、相手を、否定することでも、正論で、ねじふせる、ということではない。

あくまで、じぶんの意見を、つたえる、ということが、目的なので、敵対することではない。



じぶんの、意見を言うと、相手の意見と違った場合、敵視、されるときが、ある。

けれど、意見を、言い合うことは、争いでは、ない。



たとえ、相手の、意見と違ったとしても、相手の、意見を、聴く耳を、持つことが、とても、大切だ。

意見と、意見。



違うから、違う視点が、生まれる。

その、違う視点から、じぶんの、思ってもみなかった、景色が、見えることが、ある。



だから、意見が、違っても、いいのだ。



そして、もし、相手の、意見を、聴いて、じぶんが、違っていたら、素直に、相手の意見を、尊重すればいい。

じぶんの、意見を、変えたって、かまわない。



大切なのは、じぶんが、正しいか、ではなく、物事の、正しさ。

その、話の、着地する場所。



じぶんの、意見を、曲げないのは、違うこと。



じぶんを、正当化するために、意見を、言うのは、違うこと。



これだけ、多くのひとがいるのだから、意見が、違って、当たり前。

その中で、じぶんの、意見を、持って、つたえることは、勇気がいる。



けれど、じぶんの、考え方や、捉え方が、相手にとっての、気づきに、なることも、ある。

相手の意見が、じぶんに、とっての、気づきに、なることも、ある。



会話をして、たとえ、最後まで、意見が、すれ違ったとしても、そういう考え方もあるんだ、と、相手の意見を、尊重することを、忘れないで欲しい。

会話は、ケンカではない。

言葉は、武器では、ない。



使い方を、間違えれば、武器になるからこそ、取り扱いは、注意しないと、いけない。

けれど、じぶんの、意見を、持って、伝えることを、おそれないで、欲しい。



じぶんの立ち位置を、決めて、じぶんの、意見を、つたえる。

相手の、意見に、耳を、傾ける。

そうすれば、いまよりも、もっと、視点が、ひろがって、違う景色が、見える。



すべては、じぶんの、成長のため。



もし、相手の、意見が、じぶんにとって、あわなかったら、スルー、すればいい。

無理に、取り入れる、必要も、鵜呑みにする、必要も、ない。



あなたは、じぶんの、意見を、伝えられるだろうか。

あなたは、相手の、意見を、聴くことが、できるだろうか。



楽しんで、会話をして、じぶんの、世界を、ひろげていって、欲しい。



ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって読んでくれて、ありがとうございます。

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