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あらすじ
同じ日本とは思えない、私の知らない世界がそこには広がっていた。
中学校の修学旅行で訪れた京都で突然飛ばされたのは、幕末の血生臭い世界。
「電気がない、シャワーもない、テレビも電話もゲームもない……うそでしょ?」
生きることがこんなに大変なことだなんて思わなかった。
それに、私の知ってる新選組は歴女から人気で…
「俺の褌(ふんどし)を洗える幸福を噛み締めな!」
気高くて…
「お願いします!殺さないで!団子一本……うそっ…五本はあげるから!!」
剣の道を極めてて…
「君さぁ、才能ないと思うよ。私なら三回は君の首を飛ばしてるね、腹立つ顔をしていたし」
冷たい人間なんだと…
「てめぇで決めた道だろうが、言い訳する前にしっかり歩んでみろ。…迷った時には頭はたいて連れ戻してやらぁ」
…思っていた。
幕末の動乱に巻き込まれた女子中学生の朝月楓
幕末の京都で出会ったのは、あの有名な新撰組だった
幕末の日本を舞台にした歴史ファンタジー
※史実とは異なることがあります
※方言はおおめに見てください
※歴史上の人物のイメージをぶち壊しにする可能性があるので、嫌な人は読まないでください