灰色の詩
バターと金木犀
溶けていたバターが
やがて 熱を奪われるように
冷めて固まった愛になった
しかしそれは 強固な愛
この愛を誇れるだろうか
誰に誇るのだろうか
寒さに気づいて咲く
そんな 金木犀のように
密やかに咲いた恋を知った
しかしそれは 許されぬ恋
この恋を誇れるだろうか
誰に誇るのだろうか
この恋から香る 匂いは
あなたにまた 熱を与えるだろうか
こんな少女的な感傷は
誰かから 冷笑されるべきなのだ
やがて 熱を奪われるように
冷めて固まった愛になった
しかしそれは 強固な愛
この愛を誇れるだろうか
誰に誇るのだろうか
寒さに気づいて咲く
そんな 金木犀のように
密やかに咲いた恋を知った
しかしそれは 許されぬ恋
この恋を誇れるだろうか
誰に誇るのだろうか
この恋から香る 匂いは
あなたにまた 熱を与えるだろうか
こんな少女的な感傷は
誰かから 冷笑されるべきなのだ
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