ディスカウントショップで兄がわたしを18禁コーナーに連れていこうとしています。
2020/08/26 「空模様 ヤンデレ時々サイコパス」
わたしはたまに思い悩むことがあるのです。
それは、
「わたしは普通の女の子なのか?
それとも異常な女の子なのか?」
という、
「ニワトリが先か、タマゴが先か」
に限りなく近い、残酷なコロンブスのテーゼ……
「普通」という言葉の概念自体が不明瞭である以上、どんな女の子が普通の女の子なのか、正解はないと思うし、どんな女の子だって大なり小なり異常な部分を持っていると思いますが……
「普通寄りの異常な女の子か、
異常寄りの普通な女の子か」
という分け方はできると思うのです。
あれ……?
普通寄りの異常な女の子は、普通の女の子? 異常な女の子?
異常寄りの普通な女の子は、異常な女の子? 普通の女の子?
あれ? あれあれ? わけがわからなくなってきたぞ……
そんな感じで、昨夜のわたしは、女の子の日のように、大体月一くらいのペースで夜中にやってくる、
「わたしは普通の女の子なの?
それとも異常な女の子なの?」
という、永遠に答えの出ない禅問答のような悩みに、思い悩んでいたのです。
眠れない夜を過ごしながら、Twitterを開いていると、最近できたばかりのお友達で、わたしと同じで小説を書いたりしている男の子が、ちょうどこんなことを呟いていました。
――やっぱり体を叩かれて喜ぶ子だったり、
身内の臓器を売ろうとしたり、
幼なじみを手にいれるために同級生を殺そうとしたり、
密かに官能小説書いてたり、
同棲してる人の下着の匂いを嗅いだりする、
そんなぶっとんだキャラクターを書かないと
読者を引き付けられないみたいですね……(*´・ω・)
――でも、こんなキャラクターを思い付くということは、
やはり本人も相当の……( *゚A゚)
このつぶやきを読んだ瞬間に、わたしはひとつの結論に至り、そして、それを文字に起こして返信してみたのです。
「わたしは、叩かれるより叩きたいし、
身内の臓器はわたしのものだと思ってるし、
おにーちゃんのためなら幼馴染みの佳代ちゃんをたぶん殺せるし、
官能小説書いてたことあるし、
下着の匂いはかぎたいし、かがれたい!」
そして、部屋のベッドで寝転んでいたわたしは立ち上がり、ショーシャンクの空の名シーンのようなポーズで天井を見上げました。
「よかった!わたし、普通の女の子だった!!」
そんなわたしのリプライに、Kちゃんが返事をくれました。
――わぁ~、よかったですね~(棒)
「うん! ほんとによかった!! ありがとう!!!」
そして、一夜明けた今朝のこと、わたしはふと、昨夜のKちゃんからの返信を疑問に思ったのです。
最後についていた「(棒)」ってなんだろう・・・?
もしかして……棒読みってこと!?
わたしは、できたばかりのお友達に、自分が異常な女の子だと認識されていると知り、ようやく自分が異常な女の子である理解するとともに、その場に崩れ落ちたのでした……
ワタシ、フツウ、ワタシ、フツウ、ワタシ、フツウ、イジョウジャナイ、イジョウジャナイ、ダイジョウブ、ワタシ、フツウ、フツウダカラ、ワタシ……
          
それは、
「わたしは普通の女の子なのか?
それとも異常な女の子なのか?」
という、
「ニワトリが先か、タマゴが先か」
に限りなく近い、残酷なコロンブスのテーゼ……
「普通」という言葉の概念自体が不明瞭である以上、どんな女の子が普通の女の子なのか、正解はないと思うし、どんな女の子だって大なり小なり異常な部分を持っていると思いますが……
「普通寄りの異常な女の子か、
異常寄りの普通な女の子か」
という分け方はできると思うのです。
あれ……?
普通寄りの異常な女の子は、普通の女の子? 異常な女の子?
異常寄りの普通な女の子は、異常な女の子? 普通の女の子?
あれ? あれあれ? わけがわからなくなってきたぞ……
そんな感じで、昨夜のわたしは、女の子の日のように、大体月一くらいのペースで夜中にやってくる、
「わたしは普通の女の子なの?
それとも異常な女の子なの?」
という、永遠に答えの出ない禅問答のような悩みに、思い悩んでいたのです。
眠れない夜を過ごしながら、Twitterを開いていると、最近できたばかりのお友達で、わたしと同じで小説を書いたりしている男の子が、ちょうどこんなことを呟いていました。
――やっぱり体を叩かれて喜ぶ子だったり、
身内の臓器を売ろうとしたり、
幼なじみを手にいれるために同級生を殺そうとしたり、
密かに官能小説書いてたり、
同棲してる人の下着の匂いを嗅いだりする、
そんなぶっとんだキャラクターを書かないと
読者を引き付けられないみたいですね……(*´・ω・)
――でも、こんなキャラクターを思い付くということは、
やはり本人も相当の……( *゚A゚)
このつぶやきを読んだ瞬間に、わたしはひとつの結論に至り、そして、それを文字に起こして返信してみたのです。
「わたしは、叩かれるより叩きたいし、
身内の臓器はわたしのものだと思ってるし、
おにーちゃんのためなら幼馴染みの佳代ちゃんをたぶん殺せるし、
官能小説書いてたことあるし、
下着の匂いはかぎたいし、かがれたい!」
そして、部屋のベッドで寝転んでいたわたしは立ち上がり、ショーシャンクの空の名シーンのようなポーズで天井を見上げました。
「よかった!わたし、普通の女の子だった!!」
そんなわたしのリプライに、Kちゃんが返事をくれました。
――わぁ~、よかったですね~(棒)
「うん! ほんとによかった!! ありがとう!!!」
そして、一夜明けた今朝のこと、わたしはふと、昨夜のKちゃんからの返信を疑問に思ったのです。
最後についていた「(棒)」ってなんだろう・・・?
もしかして……棒読みってこと!?
わたしは、できたばかりのお友達に、自分が異常な女の子だと認識されていると知り、ようやく自分が異常な女の子である理解するとともに、その場に崩れ落ちたのでした……
ワタシ、フツウ、ワタシ、フツウ、ワタシ、フツウ、イジョウジャナイ、イジョウジャナイ、ダイジョウブ、ワタシ、フツウ、フツウダカラ、ワタシ……
          
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