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思集

トマトリック謙

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私は今までひとりぼっちで書いてきた

私を救うためにずっと書いてきた

詩も 小説も

それは生きるために必要な支えであり 

それは私が私であるための柱なのだ

物語 創作 頭の中にある全てを

吐き出して 写し出して

誰に面白いと言われなくてもいい

それらは私のために書いてきたのだから

けれども

私を救うついでに

踏みとどまっている背中を少しだけ押したり

沈んだ心にちょっとだけ寄り添ったり

真っ暗な行き先をちょっと照らしたり

明るいことは書けないけれど

そんなことができるならば

それは私が血を吐いてでも

書き続ける意味になる

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