元天才選手の俺が同級生の女子野球部のコーチに!
プロローグ!
電車に乗れば女子プロの選手の広告があり、街に出ても大きなモニターには選手のホームランやファインプレーの映像が映し出されている。
モニターや広告には主人公の姉の東奈光の姿があった。
女子野球全国大会選手権で伝説的な活躍をして、女子選手として初めてプロ野球選手になった選手。
女子プロ野球という舞台ではなく、光以外の全員が男性の
プロフェッショナルが集まる世界へ。
女子選手として史上最高の選手として、野球好きの男子女子問わず人気を博していた。
女子野球ブームが来てるからといって、既存のプロ野球の人気が落ちるということは無く、男女問わずに数多くの人が野球というスポーツをプレーしたり、観戦したりと更に人気な国民的なスポーツになっていた。
この空前の野球ブームの中、天才選手として活躍していた中学2年秋に突然主人公の東奈龍は野球を辞めてしまう。
しかし、龍の人生に深く関わっていた姉が野球から離れることを許さず、練習だけは毎日のようにさせられていた。
龍は姉に逆らうことが出来ず、中学2年の秋から3年生になる春まで野球を辞めたのに自宅で毎日練習をやる羽目になってしまう。
その間、命令してきた姉の光は家に帰ってこずに連絡も寄越さなかった。
「りゅー。それじゃ行こっか。」
急に現れて急にどこかに連れて行かれる龍。
龍は光に連れて来られ、何も知らないままとてつもない条件を押し付けられる。
そこから龍の新たな野球人生が始まることになった。
龍と個性的な女の子達と共に成長し、時にはすれ違い、甲子園を目指していく。
困難に立ち向かいながらも前を向いて頑張る1人の元天才野球少年の物語である。
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