長い間透明であった旋風のような歌声

円窓般若桜

登場人物紹介

登場人物

【ルナベーヌス】
地球アトランティスが1万年前に植民した金星の衛星。王都アトランティスを中心に王政を布く


・【ナナユウ】・・・ルナベーヌスの小さな集落「コスモフレア」出身。17歳女。「祈り子」として村の祭祀を司る

・【シリウス】・・・ルナベーヌス王政府直下「アマノガワ銀河軍」元帥兼中央基地長兼第1梯団長。42歳男。ナナユウに生きる道を示す
・【ミアプラキドス】・・・アマノガワ銀河軍第30梯団長。22歳女。ナナユウの良き話し相手となる。シリウスに好意を抱く
・【レグルス】・・・アマノガワ銀河軍第21梯団長。41歳男。口は悪く軽薄だが頼りになる梯団長
・【ベガ】・・・アマノガワ銀河軍南方基地長兼第5梯団長。35歳女。銀河軍最強の梯団長。シリウスに好意を抱く
・【フォーマルハウト】・・・アマノガワ銀河軍第18梯団長。38歳男。銀河軍随一の科学部隊の梯団長
・【ベクルックス】・・・アマノガワ銀河軍第19梯団長。25歳女。ベガを慕う若き梯団長。愛称は「ミモザ」。ミアプラキドスとは同期でなにかと競い合う
・【プロキオン】・・・アマノガワ銀河軍第8梯団長。30歳男。シリウスからの信頼も厚い次代を担う梯団長
・【カノープス】・・・アマノガワ銀河軍第2梯団長。48歳?。能力を買われ長く政府に出向している。性のマイノリティーだが軍での信頼は篤い
・【アルデバラン】・・・アマノガワ銀河軍東方基地長兼第14梯団長。ノバラで発生したクーデターに当たる
・【アルタイル】・・・アマノガワ銀河軍西方基地長兼第13梯団長
・【デネブ】・・・アマノガワ銀河軍北方基地長兼20梯団長
・【アンタレス】・・・アマノガワ銀河軍第15梯団長
・【スピカ】・・・アマノガワ銀河軍第16梯団長
・【シャウラ】・・・アマノガワ銀河軍第26梯団長。地球に現れた化物の対処に派遣される

・【王】・・・ルナベーヌスの王。両性具有の特質を持つ。穏やかで優しく民に寄り添う永代の王
・【ギルガメシュ】・・・ルナベーヌスアトランティス王政府の国防長官。シリウスの上官
・【ニーベルンゲン】・・・王政府の国務長官
・【ローラン】・・・地球アトランティスの首相

・【カイ】・・・ナナユウの世代のコスモフレアの長。23歳男。ナナユウと恋仲
・【ウサギ】・・・ナナユウの6代前の祈り子。アルビノの特性で生まれたため生まれながらに祈り子に宿命づけられる
・【ミコ】・・・200年前の祈り子。祭祀に「クリスタル」を使用し始めた最初の祈り子


【ノバラ冥王星軍】
争いで疲弊した星の代替を求めてルナベーヌスの小都市「ノバラ」に潜伏した冥王星人の集団。冥王星由来の超物質「クリスタル」の力でルナベーヌスの奪取を目論む

・【星の老人】・・・冥王星に隆興した宗教の指導者。洗脳教育した若者200人をルナベーヌスへと送り込む
・【ダインスレイフ】・・・星の老人にルナベーヌスへと送り込まれた「最初の200人」のリーダー
・【アシ】・・・最初の200人の一人。ルナベーヌスでミコと知り合い恋仲へ。コスモフレアにクリスタルを横流しする
・【マナウィダン】・・・最初の200人の一人。アシに想いを寄せる
 
・【フラガラッハ】・・・ダインスレイフの子孫で冥王星人同士の純血。男。長年の工作で市長に当選しノバラの乗っ取りに成功する
・【アリアンロッド】・・・冥王星の純血。女。フラガラッハの配偶者
・【レーヴァテイン】・・・冥王星の純血。男。ノバラ市政の幹部
・【エッケザックス】・・・冥王星の純血。男。フラガラッハの参謀役
・【アパラージタ】・・・冥王星の純血。男。ノバラ市政の幹部
・【マックアルイン】・・・冥王星の純血。男。ノバラ市政の幹部
・【エクスカリバー】・・・冥王星の純血。男。ノバラ冥王星軍の中核戦力。非常に好戦的
・【ゲイボルグ】・・・冥王星の純血。男。エクスカリバーと並ぶノバラ冥王星軍の中核戦力
・【リアンノン】・・・冥王星の純血。女。医師。アマノガワ銀河軍との戦闘では救護を担当する
・【トリシューラ】・・・冥王星の純血。女。アマノガワ銀河軍との戦闘では補給を担当
・【ルーン】・・・冥王星の純血。女。アマノガワ銀河軍との戦闘では補給を担当
・【シャムシール】・・・冥王星の純血。女。アマノガワ銀河軍との戦闘では給仕を担当
・【マルミアドワーズ】・・・冥王星の純血。女。アマノガワ銀河軍との戦闘では給仕を担当
・【ザイテングラート】・・・フラガラッハとアリアンロッドの息子。冥王星軍次代の旗手
・【マサムネ】・・・冥王星の純血。男。ザイテングラートと同世代
・【ベヒモス】・・・冥王星とルナベーヌスの混血。フラガラッハよりクリスタルを託された百人隊長のひとり 

・【アイテル】・・・冥王星とルナベーヌスの混血。フラガラッハの指示でコスモフレアに潜入する
・【ヘメレ】・・・冥王星とルナベーヌスの混血。アイテルと共にコスモフレアへ潜入する


【マザーランド一派】
地球南極大陸に突如として現れた超常生物の小集団。知能が高く、美と生の意味を求めて南極に君臨したが、ある事件をきっかけに人類の滅亡を渇望し破壊の限りを尽くし始める

・【マザーランド】・・・南極地下5902mに生息していた微生物。ウサギの放ったクリスタルエネルギーの照射を受け超常生物へと進化した。クリスタルとウラン原子力を利用し神となるべく動き出す
・【ヒライス】・・・マザーランドが無性生殖で生んだ長子。名の由来は古ウェールズ語で「二度と帰れない場所に帰りたいと思う気持ち」の意
・【ジジムゲ】・・・マザーランドの次子。双子の片割れ。華厳経の言葉で「すべてのものは縁起し合う」の意
・【リジムゲ】・・・マザーランドの次子。双子の片割れ。華厳経の言葉で「すべての理は碍げ合わず溶け合う」の意
・【ケルビム】・・・マザーランドの第三子。旧約聖書に登場する「七つの至高天使」の意
・【ゲイ】・・・マザーランドの末子。古代中国の言葉で「虹の雌」の意


【地球】
アトランティスの存在は一般に知られていない


・【アントニオ・ガウディ】・・・サグラダファミリアを設計したスペイン人の建築家。その美意識と思想がマザーランド一派に影響を与える
・【イエス・キリスト】・・・ルナベーヌスに初めて招かれた非アトランティスの地球人。ルナベーヌスで教義を広める
・【アーサー】・・・地球アトランティス人。第一次ルナベーヌス探査チームのコマンダー。ルナベーヌスでの地球産植物の育生に初めて成功する
・【アダム】・・・地球アトランティス人。第五次ルナベーヌス探査チームのコマンダー。ルナベーヌスで父親となった初めての地球人
・【イブ】・・・地球アトランティス人。第五次ルナベーヌス探査チームのドクター。ルナベーヌスで母親となった初めての地球人
・【ファウスト】・・・地球アトランティス人。ルナベーヌスに都市空間「王都アトランティス」を設計した建築家
・【シジフォス】・・・地球アトランティス人。王都アトランティスの建造に関わった最初の現場監督
・【フランス人学者】・・・パリ第10大学の地質学者。日本から昭和基地の使用貸与を受け南極を調査する。地質学のみならずほとんどの万物知識に通じる
・【ホピ族】・・・アメリカ合衆国ネバダ州の狭小な居留地に暮らす先住インディアン。ケルビムに啓蒙されマザーランドに尽力する

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