アサシン

和泉太己

第十四話 送られてきた刺客

あれから数日経ったある日、加藤のもとに一人の客が現れた。
名前は小林ゆいこ年齢は23歳、髪型はストレートロングヘアーで黒髪、
見た目は美しいまさに大和撫子だ。
加藤は俺に何の用があって訪ねてきたのだろうと思っているとゆいこはそれを見抜いたかのようにしてこう言った「今あなたは何の用があって訪ねてきたのだって思っていらっしゃいますね?」
その言葉が出た時は流石に驚いたが一旦落ち着いてから「ああ、そうだ」と答えた。
すると彼女は照れながらこう言った。
「付き合って欲しいんです!」と。
そのあまりの事に言葉を失ったが紛れもなく彼女は告白してきたのだ。
そのあまりの熱のこもり具合に俺も断れなくなり「もしもあなたが後悔しないなら」と言って承諾した。
しかし加藤はまだ気づいていなかった。
彼女の本当の素顔に。
その頃元彼女は、、、
「カナリア無事に対象に接近成功、交際まで持ち込んだそうです。」
「そう、ありがとう」
「いえいえ私の仕事はあなたの補佐です。礼は結構ですよ。」
「私はあなたの仕事に感謝をしたいの、それを拒まないで受け取ってちょうだい」
「わかりました、お褒めの言葉確かに受けとりました。」
「わかったならもう大丈夫、今日は上がってちょうだい。一人でゆっくりしたいの」
「わかりました」
彼女はタバコを吸い一服する。
そしてこう思った。
「さあ真司さんいつになったら気づくかしら」
やがてタバコを捨てて、彼女はベッドに横たわった。

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