レジスタンスX

和泉太己

第九話 行動開始

テレビ放送の1時間前
ヌーレにいた死神タクヤは、本部と支部のみんなに広域放送で次のように言った。「この1時間後にはニュースで自衛隊関与についての放送がされる。そうすれば警察も自衛隊も混乱するだろう。そこで俺たちXは1時間で出撃準備をして、放送終了後に各警察署を同時襲撃を仕掛ける。相手は警察官と自衛隊だ油断はするなよ。」と言った。するとアスカは「えっ本当にー!やったー!」と喜んでいる。まあアスカは戦闘狂なのでそれが普通なのだがこの時アスカは気づきもしなかった自分がa計画の初めの被験者であることに。
こうめいはその頃一人で本を読んでいた。
それが彼のいつもの準備なのだ、彼は本を読みそのキャラクターになったつもりで勝負に挑む。彼の読書での準備は戦闘の時ばかりではない、普段の生活でも同じだ。朝は本を読むことから始まり夜はもう一度同じものを読んでリセットする。これが彼の過ごし方だ。
その頃死神タクヤは、一人で訓練棟にいた。そして首に一つのロザリオをぶら下げ一言呟いた。「見ていてくれ俺の生き様を、、、アスカ」

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