話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

ハトラータス外伝~リョウ編

鏡花水月

序章(プロローグ)④

そして革命後の現在、彼女はハトラータス東側の管轄官として律典議会に参加している。


そしてその隣。
髪色は薄い桃色、淡いピンクとも言おうか。

先のラティヴァンといい、ハトラータスの色素遺伝子は多様性に富みすぎるようだ。


その薄桃色の短めの髪色をもつ女性の名は「ストリーア・エンフェル」。

廃止前の凰族制度では紫階凰族ではあったが、
その自由奔放な性格から跡継ぎを辞退、弟が本家を継ぐことになっている。


「だいたい遅れるのは私かリョウくらいのもんだ、まあ今回は遅れてないけどな!」


「そりゃ毎回遅れられたらこちらとしても困るよ」


とても元気があり、例えるなら「走っている馬」だろう。

魔法の腕も一級品で、魔力を最大限まで圧縮して放つ「圧縮魔法」を得意とする。

そんなストリーアに言葉を続けた人物、こちらは管轄官ではない。


「代表官」という役職につき、管轄官達をまとめる職務を行っている。


名前は「ラリーファルト・トゥネス」。


ストレートの長い黒髪が特徴的だ。


管轄官をまとめる職務のほか、かつて創皇ハトラスが施していた《ハトラートバインド》という魔法を改良して復興させる《再生計画》というものを進めている。


「さて、今回話す内容なんだけれど…」

リョウとグレシアが席に着くと、ラリーファルト―――――通称ラリーが議題を提示した。


「《執行会》についてだ。いまのところ目立った動きはないが、諜報担当の魔道士数人から近々動きがあるかもしれないとの報告が入っている」


「執行会…またか…」

グレシアが嘆かわしい態度を見せる理由、《執行会》。


簡単に言えば「過激派組織」というのが1番わかりやすいだろう。

「ハトラータス外伝~リョウ編」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く