気長に考える 空論の手帳一説

気長にまつ帽子

人は点 人は線
誰かと繋がり円になる

薄い雑誌にのった
インタビュー記事に書いてあった文
「・・・」
点 線 とてもアバウトな言い方だ
青空の陰陽が私の心ろを影させる

成功者が言っているのだ
そうなのだろう 大半の人は分かっていること
強い風で草木がざわつく

昔からある言葉
一人でやれることには限界がある
「・・・」
数 質 そんなことはもう当たり前
気配に五感が音を鳴らす

でも 思うのだ
人と人が繋がり 円にしなくてもいいのでは
一つで形を作る
三角 四角 六角 
その方が何倍もいいだろう
素っ気ない色で円をつくり終るより
「・・・」
戻ると風が止み全てが同時に消えた

天邪鬼なだけかも知れない
意固地になっているだけかも
それでも私は
一人でなせるのだと
胸を張れる形になりたいのだ

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