童貞力チート ~三十路童貞はチートを生かして異世界を謳歌する~

千歳

17話

「エリー、すまんがちょいと一人でやりたい事が出来た。
人通りが多い場所ってこの一本道以外ないか?あ、ちなみに冒険者ギルド以外な」


「え? どういうこと? よく分からないんだけど」


「い、色々こっちにも事情があるんだよ。お願い! この通り!」


「いや別にいいけど。 ギルド登録はどうするの? 明日にでもする?」


「そうだな。それがありがたい。ほらエリーも今日は疲れたろ。宿でゆっくり休んでくるといいよ。
ただ明日には時間貰うかもだけどな。その時はよろしく頼む」


「まぁいいけどさ。こっちもそれに関してはありがたいからね。
人通りが多いところだっけ? それはまず間違いなくこの一本道以外はないわね。
あと人が多いなら雑貨屋かな? ほらあそこの宿屋の隣の。さっき宿屋教えたから分かるでしょ?」


「あぁあそこな。了解。ありがとう。んじゃとりあえず行って来るわ」


「まぁ正樹がいいならいんだけどね。一緒じゃなくて大丈夫なんだよね?」


「おう。エリーはゆっくり休んでおいてくれ。明日の為にも」


「分かったわ。じゃあお言葉に甘えて。ってそういえばお金ないんじゃないの? 
宿どうする? とりあえず貸しとく?」


「うっ。すみませんお願いします……」


「素直でよろしい。はいこれとりあえず1日分ね。900ケルカよ。
そのお金で明日のチェックアウトまでの宿分と今日の夜と明日の朝分のご飯代は入ってるから」


「何から何まですまんな。絶対返すから」


「そうね。しっかりね」


「おうよ! まかせとけ!」


「ほんと正樹軽いなぁ……」




よしこれで一応問題なく明日までは生き延べられるな! 
やってる事クズみたいな事だけどな! 泣けてきた!




因みにこの世界での金銭を説明しておこう。


単位はケルカ。1ケルカは日本でいう1円の価値らしい。
硬貨の種類を一覧にすると以下の物になる。




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石貨 鉄貨 銅貨 銀貨 金貨 国貨 


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この世界には奴隷と呼ばれる人たちがいる。
奴隷関してはまた後日エリーから教えてもらおう。
話を戻して、その石貨はその奴隷に対しての給金の為に使われるらしい。
奴隷ではない一般の人たちは、買い物では石貨は使う事はない。
まず間違いなく鉄貨から支払いをしているのだそうだ。
そしてここに硬貨別の価値を入れるとこうなる。




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石貨 = 1ケルカ
鉄貨 = 100ケルカ
銅貨 = 1000ケルカ
銀貨 = 10000ケルカ
金貨 = 100000ケルカ
国貨 = 10000000ケルカ


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そしてこの説明からして、
石貨は100枚集めて鉄貨1枚という簡単な換算額になる。
その一覧も示しておこう。




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石貨100枚 = 鉄貨1枚
鉄貨10枚  = 銀貨1枚
銀貨10枚  = 金貨1枚
金貨100枚 = 国貨1枚


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国貨とは、国営や大商人が使うくらいしかない物だそうだ。
なのでほとんどの人は表で拝む事すらない代物。
あとは冒険者ギルドでもたまに使う事があるが、
それはSSS級、ようは大陸災害級の魔物を討伐された時のみ。
そんな事が出来るのは、後に英雄と呼ばれ、
大陸の希望や世界の希望とも言われる者のみだ。


ちなみに身の回りのもので金額を例えるなら、
入場料が100ケルカようは鉄貨1枚。
宿屋がそれより少し高く、1泊500ケルカ=鉄貨5枚。
宿屋の飯代が、1回200ケルカ=鉄貨2枚。
入場料を省き、最低でも1日に町で暮らせていける金額が
だいたい1100ケルカ=銅貨1枚と鉄貨1枚=1泊と3食分。


これの説明はエリーから事前に教えてもらった事。
といってもこの町に入ってからだけど……。
凄い白い目で見られながら教えてもらったよ……。
俺奴隷買って世界の常識とか教えてもらおうかな……。
うんそれがいいや…。




大きい目標がもう一つ出来ました。

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