童貞力チート ~三十路童貞はチートを生かして異世界を謳歌する~

千歳

11話

スキルとは、自らが鍛錬などで培った技術、感覚が昇華してステータスに反映される物。
そのスキルには、3種類のパターンがある。
1つ目は普通のスキル。
これは先ほども言ったように昇華してできるものである。
例えば、魔術師が火魔法を扱いたいという事で鍛錬をする。そして初級魔法を練習していき、昇華して、
それが火魔法のLv1としてステータスに反映される。その鍛錬による昇華率も各個人によってバラバラだ。
優れた者が鍛錬を行えば瞬く間にLvは上がり中級、上級、そして最後には神話級にまで上り詰められる。
だが、そうじゃない者が鍛錬した場合はその逆、鍛錬したとしてもスキルには昇華せず反映はされない。
そういう場合は魔術師ではなく、剣士としてジョブチェンジする事になるのが一般的……らしい。


そして2つ目、それは固有スキルと言う。
固有スキルとは世界で見ても、1人だけに与えられたスキルという事。
その効果は、固有スキルという事だけあって、絶大だ。
例えば、魔眼。
これは鑑定眼とは違い、世界に1つしかない。
ただし、それは只の魔眼ではなく、○○の魔眼としてだ。
その魔眼は、人を石に変える魔眼。
その魔眼は、人を麻痺させる魔眼
その魔眼は、人を魅了する魔眼。
魔眼によっては効果は変わったりもする。
ただそれは一つの目に一つの魔眼、というわけでもない。
固有スキルという事はスキル。複数持つ事は可能なのだ。
現に、世界の固有スキル保持者の中で数多く持っている者は、その者が人生で使い切れない程の数を持ち合わせているというのもいる。その者と正樹が出会うのは、まだまだ先の話。


そして3つ目、それは固有種族スキル。
ようは、猫だったら夜目。犬だったら嗅覚、スライムだったら吸収だったりする。簡単な話だ。
そして、種族の中には不老や不死の類もあったりもする。吸血鬼なんかだったりね。


次にスキルのLvについて話しておこう。
スキルのLvは最大で10。あるスキルを持ち合わせるものであれば、その最大はあってないようなものだが。
ただそのLv10というのは常人の人生では昇華しきれない者も多い。
詳細も色々あるが早見表を作るのであれば下記になるだろう。




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Lv1~3⇒初級
Lv4~6⇒中級
Lv7~9⇒上級
Lv10⇒達人級
Lv11~⇒超越者


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このようにLv10を超えた者は超越者と言われ、ある者は英雄と慕われ。またある者は恐怖によって身を振るわせられると言う。要はそのスキルを扱う人によって他者の影響度は変わるという事だ。
そこら辺は地球と同じだね。弱すぎてもダメ、強すぎてもダメ、世の中ってのはどこへ行っても同じだね。
他にもスキルの話はまだまだ沢山あるのだが、それを追々説明していこうと思っている。


なんの話をしていたんだっけか。
あ、そうそう。探知スキルの恩恵だったね。
そう。その恩恵を絶大。
効果範囲はLvごとに変わる。Lv11の超越者にもなると、大都市全体を把握できるものである。
なぜ大都市全体と大きくでたのか、それはLv10の恩恵だけで10kmの効果範囲があるからだ。
だから今のこの現状を打破できるスキルとなるとこの探知スキルになる。
だがやはりと言うか、Lv1だけでが物足りないのでどんどん探知してLvを上げていく事になる。
だが上限もあるのだ。
なのでやはり欲しくなるのはその超越者の誰しもが持っているスキル。
そう、限界突破のスキルだ。
そのスキルの効果はこうなる。


限界突破:保持している全てのスキルのリミッターを解除する。


これがあれば、Lv10以上にもなれるスキルなのだ。
だが正樹は今現状ではこのスキルは取るのをダメだと思っている。
なぜならば、今の目標は最低でも人がいる所に辿り付くこと。
その目標を達成しなければまず、正樹自身、生きてはいけないだろうと踏んでいたのだ。


そして最終的に正樹が変換リストからポイントを消費して得た物は、
探知Lv1 200ポイント
鉄の剣 50ポイント
鞄 50ポイント
無限水筒 200ポイント
になる。
探知のスキルは先ほども説明したので知っていると思うので省略する。
鉄の剣、これは護身用だ。正樹自身、剣の心得などは皆無。
なので余裕ができたら鍛錬していこうと思っている。
そして今回の『人がいる場所まで行く』という目標の途中ではなんらかの魔物がでて来ないとも限らない。
なので、死亡率を極限まで減らすとなると得物が必要になるだろうと考えたのだ。
次に鞄、これはまぁ必需品だろうと思った。今はこれで十分だが、
ポイントが増えたあかつきには…と思っている鞄もあるのだ。それまでの繋ぎとして消費した。
そして最後になったが、無限水筒。
今の正樹にとって一番といっていいほど贅沢な消費をしたかったのが、探知とこの無限水筒だった。
この無限水筒は、底があり、中が空洞な竹筒に、これまた竹でできた蓋という和を思いださせる雰囲気のある水筒である。
その無限水筒は『中身が空になると一定量の水が水筒の中に湧き出てくる』という代物だ。原理は今は不明。
これがあれば水に困る心配は不要になる。最強の代物なのだ。
そんな正樹はこの無限水筒を見るや否や、感極まって、水を湧き出させては外に出してまた湧き出させてを繰り返していた。


「すっげえええええええ!!!!!」


そんな馬鹿な事をしていると、探知に引っかかったものが後ろから少しずつ正樹へ近づいてきた。



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