祝福と加護の高校生、リアル世界で冒険者になる。
5話
教室に入ったクラス一同。みんな席に着いた。
見る所によるとおおよそ40人くらいかな。
この学校、大見根高等学校は都内にある唯一のマンモス校なのだ。
今の時代マンモス校なんて言わないのであろうが、
教師がここぞとばかりに使っているので覚えてしまった。
脱線したが、マンモス校。ようは人数が多いのだ。
それもクラス数を見れば一目瞭然。
クラスの人数は40人とそこそこだが、クラス数はなんと1年生で15クラス。のべ約600人。
それが3学年分。それもその筈、この学校なんでもかんでも受け入れてしまうのだ。
別に成績でクラス差別されているわけでもなく、本当になんでもかんでもなのだ。
それなのにこの学校ではやんちゃしているようなものは一人もおらず、
逆に在学生卒業生関係なく優秀者が多い。別に偏差値も高いわけではないのだが。
曰く、何々ノーベル賞受賞者を何人も排出しただの。
曰く、各大企業の社長はこの学校の卒業生だの。
曰く、各アスリート界のトッププレイヤーは在学生や卒業生だの。
曰く、特許取得者が多数存在するだの。
かなりの噂が飛び交っている。
それはこの学校の敷地面積の広さと施設の充実さを鑑みれば
大勢の人が集まるのは必然ともいえたりするのだが。
なにせこの学校。世界各地の国々と提携を結んで資金確保をしているのだ。
これは裏で言われているのを入手したわけではない。
無論、ホームページに大きく掲載されているのだ。
そりゃあ金が集まれば施設の充実性が確保できる上にいい人も雇える。
そこから人が集まれば、幾ばくかの優秀者が排出され、
また金や人や優秀者も集まる。いい連鎖の出来上がりだ。
だがその中でも悲しいかな。大多数は普通を占めているのが現状なのだ。
まぁこの話しも語る意味は特にないのだが。
(そこでツッコミを入れた君。ありがとう。計算通りさ。
これが世に言う “掌で踊る” というやつだね。ふふ )
「ん? 今なにか聞こえたが。 まぁいいか」
短いホームルームが終わり、学校生活メインの授業の方は明日からとなっているので
この場でお開き。放課後となった。
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