祝福と加護の高校生、リアル世界で冒険者になる。
1話
「明日から高校生だ。朝も早いんだし寝なきゃだな。」
置き時計を見ると時間は深夜2時。
いつもと同じ時間に就寝、だけどいつもと違う寝床。
やっと今日引越し作業が終わって、一人暮らしが開始。
「明日の準備も終わったな、家事はもともとやってきてなかったせいであたふたしたが
これも慣れってやつだろう。母親ってホントすごいわ」
置き時計と携帯のアラーム設定を確認して、大丈夫そうだと息を吐く。
「さて、ベットに潜り込みますか」
独り言で一人の寂しさを紛らわそうとしてベットに入った。
だが目を瞑ったと同時に聞こえて来た音声に、俺は睡眠欲を奪われるのである。
《称号 精霊の祝福を獲得しました》
《精霊の祝福により鑑定を獲得しました》
《精霊の祝福により成長促進を獲得しました》
《称号 神の加護を獲得しました》
《神の加護により限定突破を獲得しました》
《神の加護によりジョブ・魔法剣士を獲得しました》
《これにより身体に影響が出ますのでご注意下さい》
は? なにこれ。
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