学園の男子が、俺以外全員男の娘だった件!

木片トカゲ

#1-15


「先生!」
「おぉ?なんや、丹下たんげどうした?」
「私この方と同じクラスだなんて不愉快です!
 即刻この方をつまみ出してください。」
一同騒然!
「気持ちはわかるけど、これは学園側の決めたことやし
 彼だって至って真面目な男子や。わがまま言わんといて
 くれるかな?」
「では、私がこのクラスから出て行くまでです!」
丹下は横目で一樹を睨むとクラスから出て行こうとする。
「あっあの、先生!俺がこのクラスとを出ますよ。
 例えば、別室で授業受けるとか?丹下さんそれなら
 俺のことを見ることもないからも文句ないよね?」
一樹は実に紳士的に丹下に微笑みかける。

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