みんな大好き10連ガチャ!だけど・・・・どうやってそのアイテム用意してるか知ってる?

よっしい

第114話 オーラフ・フェルディナント・クンラート・フルネンデイク 

オーラフ・フェルディナント・クンラート・フルネンデイク

ラーテート王国の現国王。

首都ラーテートにあるラーテート城の主でもある。

彼は今40歳を迎えたばかり。

因みにランナルが助けた女性が長女。
現在25歳。

アルデホンダ王女。

旦那は数年前戦争に参加中に死んでいる。

次女、3女、4女はこの場にはいない。

公爵家へ降嫁している。

で、フェリーネ王女。彼女は5女。18歳。

次は双子のリーサンネとローシェ。6女と7女。17歳。

この後にも14歳と12歳、10歳の娘がいる。

王様には10人の娘がいる。

残念ながらこれだけ子供をもうけたにもかかわらず、男児は一人だけ。

現在20歳。

王妃様も大変だ。

で・・・・俺は担がれたまま、王様の前に連れられてしまった。

あ・・・・?じゃあ何だ?今この城に居る王女の内、成人しているのは全員俺の前に居るのか?

勘弁してくれ・・・・

・・・・
・・・
・・


俺は王様の目の前に降ろされた・・・・いやマジでどうなってんの・普通こんな事ないだろ?

で・・・王様、何を思ったのか俺の所までやってきて

「君が英雄ランナル男爵か!いやあ・・・・娘が色々世話になったようで、感謝しているよ!まさかあの呪いを解く奴が現れるとは思っても無かったのでな!いやマジで感謝だよ、うはははは!!!」

・・・この人本当に王様か?

で・・・玉座?の隣の椅子に座っている・・・・40前?のそれはもう気品のある、美しい女性が

「あなた!いくら娘を助けてくれたからと言って、あまりにも失礼ですわ。」

「だがよ・・・・この感謝の気持ちをどう表現すりゃあよいのだ?」

「・・・ごめんなさいねランナル男爵。私はこの阿呆の妻のヤンティーネと申しますわ。娘の呪いを解呪していただき、夫に代わり感謝いたしますわ。」

・・・・優しい声だな・・・・

「あ・・・その・・・俺はランナル・・・・こういった場でどう振舞ったらいいか知らないし、丁寧な言葉も喋れない・・・・」

「よいのですよ。それよりよくぞあの淫魔を退けて下さいましたね。」

「あ?ああ、あれか。逆に聞くけど、何で放置してたんだ?この王女さんの部屋に入ったら、あいつ俺の所に向かってきたが、あっさり首刎ねる事ができたぞ?」

「・・・・それは、流石としか言いようがありませんね。あの淫魔は男、女、見境なく、その場に居合わせた人間を片っ端から呪う力があるので、近づく事ができなかったのですよ。」

・・・じゃあ何で4人の女が呪われたんだ?

で・・・王様?がまた話しかけてくる。

「ヤンティーネの言う通りだ。よく退ける事ができたな!」

「・・・・よく分からないけど・・・その、呪われたのは4人だけなのか?」

「・・・いや、もっといたのだがな・・・・女で呪われたのはこの俺の娘4人だけだが、男はな・・・・大臣共が呪われたのだが・・・・最初知らなくてな・・・・侍女どもを犯し始めたのでな、全員首を刎ねてしまったのだよ。今思うと早まったとしか言いようがないな。だが・・・おかげで息子は呪われずに済んだのだよ。」

後で聞いた話だと、長女は何とかこの部屋で症状を抑え・・・・

残りの3人の王女は・・・・ギルドで抑え込んでいたらしい。よく分からんが。

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