女神のチョンボで大変な事に

よっしい

第512話 あいつらの言う、上の方とは?

まず8人?の魔術師に次々突き刺さる剣。

どんどん倒れるよ。

まあ、剣を飛ばすまでは魔術だが、その飛んだ剣自体は物理だからね・・・・

一応急所は外してある。

万が一、また洗脳とかで操られているだけなら、殺すのは忍びない。

そして、剣先は知見寺と木滝先生にも容赦なく襲い掛かる。


「ぐ!何て横暴な!剣がこれほど飛んでくるとか・・・・」


「うぐう・・・・自慢の服が台無しじゃないか!」

・・・・そういう問題か?


10名は、俺の剣によって、地面に張り付け状態だ。

そして俺は、10名に、拘束具を取り付ける。

動きの制限と、魔法封じだ。

「あ!何をした!」

「魔法でこれ以上何かされるのは嫌なのでな、封じさせてもらったよ。」

「む・・・・確かに魔法が発動しませんね・・・・」


俺はこの間に、バルトサールを呼び出し・・・

「バルトサール、この手袋を装着し、あいつらの身体を調べろ。別に野郎の裸は見たくないが、全部脱がして構わん。万が一服に何か仕込んであると事だからな。」

「わかりました・・・・手袋はまだありますか?」

「あるぞ。」

俺はバルトサールの後ろに控えている4人の分も含め、出す。

見る見るうちに、10名は真っ裸になるが・・・・おいおい、8名の魔術師、全員女じゃないか!

しかもどうやら、洗脳されているようだ。

何でわかるかって?すでに装備はすべて剥がされ、認識を何らかの形で阻害しているアイテムもこちらの手にあるからだ。


「終わりました。」

バルトサールがそう言う。

「すまんね、変な事をさせて。」

「いえ・・・・それと、あの2名がこんなものを所有しておりました。」

そう言ってバルトサールが取り出したのは、2つのどす黒い珠だった。

「すまんね、あ、触ってないよな?」


「無論です。あの2名は私がひん剥きましたから。」

見ると2名は、見事な亀甲縛りだ。そう、確かそんな名前だったよな。


「くそ・・・・何て事しやがる。」

「あ、情けだ、ほれ、これを履いておけ。」

おれはパンツを取り出し、バルトサールに頼んでパンツをはかしてもらう。

野郎の一物なんて見たくねえしな。

「さあ・・・・これで終わりか?あっけなかったな。」


「く・・・・口田、あんたバケモンだよ。俺達は必死になってレベルを10に上げったってのに・・・・しかも・・・・その珠だ、それがあれば2レベルアップだったって言うのに・・・・」

・・・・こいつらもはや神、と言っていたのはそう言う事か。


「・・・・で、この珠を使った代償は何だ?」

「代償なんてありませんよ・・・・その珠を使う代わりに、ここを攻めろって言うのが上からの指示ですからね・・・・」

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