女神のチョンボで大変な事に

よっしい

第2話 転勤

僕の名前は口田 士門くちた しもん。31歳独身。
転勤になり、今は引っ越しの最中。
車での移動となり、新たな赴任先に、自分の車に引っ越しの荷物を積んで、ひたすら国道を走行中。
高速を使いたい所だけど、ここは節約。
600キロ近い移動になるので、細かく休憩を取りつつ、そろそろ前回の休憩の後2時間経つので、目の前に見えてきたコンビニに立ち寄り、しばし休憩。

飲み物と食べ物を購入し、トイレも済ませて再び車に乗り込む。
そして、すぐそこに、スーパーが見える。が。知らない名前だな・・・・。
隣にはホームセンターが。やはり知らない。2つも県を跨ぐと知らない名前の店とかあるよな。

そして目の前のトラックが、このホームセンターに入っていく。
このせいで信号に引っかかってしまう。
イラついても仕方ないな。
こんな時こそ落ち着いて、ひと呼吸・・・・
ああ、そうそう、今は学校で言えば丁度夏休みに入ったばかりなんだよな。
だから日中は熱い・・・
今はまだ明るくなったばかりだから、さほど暑さは感じないけれど。
ただ、高速を使えばよかったかなあと考えたりもするけれど、道を覚えるのにいいんだよな。
ま、何事も節約だ。


信号が青になったので出発すると、左手に大きな学校がある。高校?大学?
そう思ってると、何か道が光ってるような気がして。
そんな訳ないよな?まだ日は明るくなったばかりだし、疲れてるんだな、長距離運転してきたから。
そう思ってたら、急に意識が遠ざかっていく。
え・・・・?
いきなり・・・・?
しかも体が動かない・・・・?

・・・・
・・・
・・


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