異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしい

第89話 そういや魚扱ってる店ってチョー少ねえ!

「あの・・・・ここが僕のお父さんのお店です。」

そう言われたんだけどな・・・・店なんかこれ?

どう見ても普通の家だ・・・・

「なあ・・・・ただの家じゃねえのかこれ?」

「やはりそう思いますか?僕は店っぽくした方がいいって言ったんですけど・・・・父が・・・・」

「まあいいや!飯食わせろや!」


俺様はこの家に入った・・・・

「遅かったな!その子供は何だ?」

「ただいま・・・・冒険者に絡まれて・・・・この人に助けてもらったんだ。」

「またか・・・・最近多いな・・・・で、食材は?」

「魚は・・・・駄目です。冒険者に・・・・」

「・・・・仕方がない。あ、君すまんね、食材ないから料理殆どできないんだよ。」

「・・・・あんた魚料理するんか?」

「魚があればね・・・・」

・・・・確か・・・・ダンジョンに魚泳いでたよな・・・・あったぞ?

「じゃあこれで作ってくれや!」

俺様魚をテーブルに置く。

「こ・・・・これは・・・・」

「空をおよく魚だぜ!」

「ダンジョン産の・・・・幻の魚ではないですか!これが泳ぐ階層はかなりの下層と聞いています・・・・」

そうなんか?

「そんなんどうでもいいわ!これで料理作れるんか?」

「も・・・・勿論です!こんな上等な魚を前にして・・・・料理人としては、腕の見せ所です。」

「そうなんか?他にも食材あるが、何がいるんだ?」

「野菜やお肉、果物でもよいです。」

「じゃあ適当に出すから、いるもんもってけや!」

「ありがとうございます・・・・おお!素晴らしい!」

・・・・
・・・
・・



「お待たせいたしました・・・・」


おおう!ずいぶん待ったぞ。俺様もう腹ペコだぜ!

「先ずは魚の野菜炒めでございます。」

・・・・おおお!何だこりゃあ!めっちゃうめえ!

「魚のフライでございます・・・・」

カリッと・・・マジうめえ!

「お客様は生は大丈夫でしょうか?」

「さあ?食った事ねえぞ?」

「ではしょうゆと一緒にお食べ下さい・・・・"サシミ”でございます。」

・・・・おお・・・口でとろけてんぜ!

「そして・・・・魚とお肉のステーキでございます。」

・・・・むう・・・・ウマ過ぎじゃあ!ウマウマ・・・・

・・・・
・・・
・・



「俺様満足・・・・すげえ旨かったぞ?」

「それはようございました。」

「なあ・・・何でここ店なのに、普通の家っぽいんだ?」

「・・・・金がないのですよ・・・・それだけのものを作るには・・・・」

「・・・・金か・・・・幾らかかんだ?」

「・・・恐らく金貨20枚ほどかと・・・・」

「・・・・ちょっと待ってろ!」

どっかギルドねえか?

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