45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第614話 紅い空

おっさんちょっと色々疲れたので、外で気分転換と思い、外へ出ると・・・・

空が紅い?
夕焼けじゃないよね?

すると和佳がそっと隣にやってきて・・・・
「マスターは紅い空にはいい思い出がないようですね?」
「いい思い出というか・・・・あの空を見るとね、ああおっさん異世界転移に・・・・召喚かな?巻き込まれちゃったんだなあと・・・・あの空が見えてるって事は、あれから更に5年・・・・おっさん60歳だよ。」
「ですが60にはとても見えませんわ?」
そうなんだよな・・・・
結局何でこの体の歳がとらなくなったかわからない・・・・珠のせいなのか、エルフとの色々なのか・・・・
このせいもあって、日本では居場所がね・・・・
兄の家族もどんどん年取ってるし、おっさんの日本の家族は・・・・妻はやはり年を取らなくなったぽいんだよ。子供は無事?成長してるから、まだいいけど・・・・
それに、おっさんが歳を取らなくなってからえっちい事をした女性は、総じて若いまま。
これはこれで・・・・だけど、日本じゃもう居場所がないね・・・・
あれだ、浦島太郎だ。今ならその気持ちがわかるかも?
それに、古今東西・不老不死は永遠のテーマだからね・・・・権力者がたまにちょっかいをかけてくる・・・・
まあこれに関しては、十六夜に預けたフェンリルそしてガルム、あの2頭?が沢山子を作ってね・・・・

その子供を何頭か、おっさん引き取ってね。
なまじドラゴンより強いからね・・・・
今は日本の家族の陰に潜り込ませ、いざという時に対処してもらうようにしてるんだよ。
何度かそういう事があったらしいけど・・・・
まああくまで威嚇だね。絶対に危害を加えないように命令してるからね。あくまでおっさんの家族の命を守るようにってね。
万が一があると困るから・・・・そう、例えば誘拐。
一人3頭張り付かせてる。
万が一はそのうちの一頭が連絡役?見たいいな。

「和佳・・・・歳をとれないのも善し悪しだなあ?」
「どうされたのですか?」
「周りからおいてかれる・・・・あの皇帝からもだ。見たか?この前のあの老いっぷりを?」
「仕方ありませんわ?何せ皇帝陛下も御年60ですから・・・・」
「ロニーさんもそうなんだよな・・・・ロートレック公爵はもう少し上か?」

だがこの時おっさん、重大な事に気が付いてなかった・・・・
ロニーさんとロートレック公爵は問題ないけど、皇帝・・・・
おっさんとエッチい事した精霊2体と、絶対エッチいことしてるはずの皇帝・・・・
精霊は恐らくおっさんの影響を受けているはずで・・・・
その精霊と関係を持てば、皇帝もどうなるか・・・・

今すぐは問題にならないので、騒ぎになるにはまだまだ時間がかかるのだった・・・・

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