45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第603話 精霊さんを剣に宿らせたよ。

もう野郎の入浴シーンはいいだろ?

もう全員出て、今はガウンを羽織って寛いでいる。
さて・・・・誰からするか・・・・
今回、皇帝は後回しだな。一応今は精霊2人が張り付いてるし。

じゃあ・・・・ロニーさんからでいいか?
「和佳、どうしたらいい?先にロニーさんの助けになり、しかも好みでと思うんだけど。」
「ロニーさんですね。少々お待ちを・・・・ああ成る程。もう近くに精霊はおりますの。そして・・・・なるほどなるほど・・・・グラマーな女性を所望ですね。」
「ええ?どうしてそれが?」
驚くロニーさん。
「それは精霊だから?ロニー様、その精霊が顕在化した姿は、剣の持ち主に影響されますのでご心配なきよう。」
・・・・良かったじゃないですかロニーさん・・・・
そうかロニーさんはグラマーなのがね・・・・

「それも所謂トランジスタグラマーですわ。」
・・・・まじっすか?
まあ自分より背の低い女性がいい・・・・と言うのはわかるけどね。
ロニーさんの場合、背が低めのグラマーさんがいいのか・・・・

「マスター?まずは剣に宿る精霊の選別ですよ?顕在化はその後で・・・・」

「ああそうだね。まずは剣に精霊さんが来てくれない事にはね・・・・」

そして今ロニーさんの手には、二振りの剣があるんだよね。
精霊に反応しているのか、鞘から光が漏れている・・・・

「では・・・・やはりマスターがアークマスターとなられますので、マスターも剣を握っていて下さいまし。ロニー様もしっかりと剣を握っていて下さいね。」
「ええ。しっかり握ってますよ、精霊様。」
「では・・・・あら?そうですか・・・・では一体は少し・・・・ロニー様より少々背が低く、細身で良いと・・・・」
何の事?
「あ、分かりますか?2人いるのだから、2人供同じゃなくていいかなあと、ははは・・・・」
まあ色々なタイプがいる方がいいよね。

そんな事を思っていると・・・・
「マスター、しっかり!もう直ぐですわ!」

ちなみに和佳さんが精霊の動向を決めてくれるようなんだよ。
この辺は分からないから、お任せだね。

暫くして・・・・剣はおろか、鞘まで光りはじめてね。
うわ・・・・これは中々眩しいよ。

そして暫くすると・・・・
落ち着いたのは、光は消え、元のとは言えないけど、何やら気配の感じる2振りの剣があったよ。

「マスター、成功ですわ。精霊も選ばれて喜んでおりますわ。」
「そうかあ、それは良かった・・・・のかな?まあ今はいいだろ?次、ロートレック公爵だね。」
「はい・・・・では公爵さま、この剣を手にお取り下しまし。」
さて・・・・大丈夫かな?さっき変な事言ってたけど?

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