45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第526話 此処のダンジョンの管理人?はエータと言うらしい

クィンシーが離脱した・・・・

詳しい話が聞きたいとプシーさんに詰め寄り、ではと言う訳で?、マスウィールダンジョンに連れていく事に。

プシー237に任せるらしい。
どうせダンジョンに居ても暇なので・・・・と。
あ、どうやら特に何かするでもなく連絡ができるようで、向こうに着けば237が対応して、話をしてくれるらしい。

よく分からないけど便利だね。

で、嬉々としてゲートに向かうクィンシー。
本当は子供・・・・自分の子供が欲しかったんだな。

あ、そしてプシーさんの案内で・・・・
ダンジョンの、ボス部屋のあった場所よりさらに奥へ進むんだけど、途中に多分外へ移動する転移陣があったんだけどね。まあ、これは5層ごとに同じだね。
で、本来家?休憩所があるはずの場所に何もなく、その奥に・・・・あれ?行き止まり?
壁しかなくって。どうするのかと思って見てたら・・・・

「白河小次郎様、この奥に管理人専用のスペースが存在します。今から手続きをいたしますので、暫しお待ち下さい。」

そう言って何やら壁を触るプシーさん。
すると・・・・壁が何やらモニターみたいに変わっちゃったよ。

おお!モニターが隠れてたのか?凄いなこれ。

地球よりはるかに進んだ文明なのかこれ?

で・・・・色々操作してる感じで・・・・

プシーさんが動作を終えると、壁が消えちゃったよ。
え?スライドしてないよね?どうなってんの?

ηエータ241が会うそうです。どうぞこちらへ。」

「よく分からないけど、ダンジョンの管理人?はギリシャ文字なのかな?」
「ギリシャ文字なるものはわかりかねますが・・・・」

おっさん一行はプシーさんの案内で進むんだけど・・・・

明らかに人工の床。
つるつるしている。
壁もダンジョンじゃなく、建造物。

何でできてるんだ?

そして・・・・

「この奥にいるようです。生命反応が微弱ですので、何かしらの原因で衰弱、もしくは寿命が尽きようとしている可能性がございます。」

で・・・・部屋に通された訳だが・・・・

「このような姿で申し訳ございません。このダンジョンの管理をしているη241でございます。」

そこには、プシーさんとは少し違うけれど、よく似た姿の女性が血だらけで横たわっていた。
「もうあまり長くはなさそうですが、次のηの起動はどうされましたか?」

何やらプシーさんが良からぬことを聞く。
「残念ながら起動できません。システムにダメージがあります。私のこの怪我では修復もかなわず・・・・・」

見る見る生命反応が薄くなる目の前の女性。
この部屋は大きく壊れていて、目の前の女性は片腕がちぎれ、そこから血が流れている。
・・・・これさっきの影響だよね?

おっさん最近作ったエリクサー(改)を用意し、この女性の腕を拾い、なるべく元の位置になるように・・・・プシーさんに保持してもらい、早速使ったよ。

見る見る腕が・・・・他の怪我も治っていく。
暫くすると立ち上がる。

「・・・・信じられませんが、修復いたしました。ありがとうございます。ですが、先ほどの影響で、寿命が尽きようとしております。折角の貴重な薬ですのに、申し訳ございません。」

ああ・・・・エータさんだっけ?血を失いすぎたのか、見るからに辛そうだ。
「なあ・・・・何かできる事はあるかい?」

おっさん2人のホムンクルスに尋ねる。
「η241、奥に寝所はありますか?」
「ええ・・・・あります。恐らくΨ238のダンジョンと基本的に同じ造りでしょうから。」

「では・・・・白河小次郎様、エネルギー補充をしてあげて下さい。」

・・・・え?また?いや・・・・美人さんとハッスルするのは嬉しいんだけど?でもこの女性、もたないよ?何せもう、死相がはっきり出てるからね・・・・
エリクサーでは、失われた寿命までは、流石に回復しないから、

「早打ちすればいいのですよ?宜しければお手伝いいたします。」

また早打ちって・・・・お手伝いって?
「二ホンと言う国では3Pと言われていますね。」

・・・・え?マジっすか?
まあ・・・・アルフォンシーナとアメリータとも3P?親子丼?経験してるけど・・・・

「いただきます。」

思わず言っちゃったよ。

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